【Caution!】

こちらのイラストは全て絵師様の大切な作品です。
無断転載・複写は絶対に禁止ですので、よろしくお願いします。
★はエロス注意なので、背後によく気を付けて下さいね。
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山田さん・よんさん・白玉さんの絵茶+如月超SS ★

和装スケカカイル&超SS

和装スケカカイル&超SS
よんさん・山田さん・白玉さんの素敵絵茶にお邪魔した上に強奪!
えっっっっろ!!!
R18どころか肌色多めくらいなのに、画面から淫靡な空気が襲ってきますよえっっっっろ!!!!

その空気にやられて絵茶中にブツブツ呟いてたログを、よんさんが保存してくれてたのでね。
こちらの素晴らしさんぴー絵で、超SSを書かせて頂きました!
ログは抜き出してみたら200字くらいしかなかったから、10倍にぶわーんと膨らませたよ☆

初期設定の水戸KOU門パロ「スケさんカカさん、ヤっておしまい!」の台詞を使いたかった(・∀・)ノ


※忍パラレルで超時空・時代劇風スケカカイル書きたい所だけ

綱手が頭領、スケカカは忍、イルカは潮の里の忍?という力業な設定でお願いします!

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青磁色の花



「やれやれ、どうあっても口を割らないつもりかい?」

隠里、木の葉の里の頭領である綱手が、一人の青年を前にして深々とため息をついた。

「どう問われても、知らないものは答えられません」

意志の強さをその眼の光に乗せ、臆することもなく黒髪の青年が答える。
表の顔は陰間茶屋、その実は木の葉の忍の江戸本拠地のしかも中庭という奥深い所にふらふらとやって来ておいて、堂々と何も知らないと言い張るとは。
可愛い顔をして大したタマだと綱手は感心した。
そして先ほどから後方に控えていた男たちを振り返る。

「まぁ、アンタがそう言うなら、こっちにも考えがあるよ。スケア、カカシ、やっておしまい!」



青年のまとっていた青磁色の着物は大きくはだけられ、左身頃が辛うじて肩に引っかかっている。
露わになった肌は上気し、既に鬱血の痕が花弁のように散らされていた。
綱手は「アタシに下衆な覗き趣味はないからね。あとは頼んだよ」と言い残し、とうに消えていた。
先ほどから湿った水音を響かせているのは、カカシと青年の深く合わされた唇で。
口吸いの合間に睦言のように尋問が挟まれる。

「ねぇ、アンタの名前は?」
「ん……イ、ルカ……、ふ、ぅ」
「そう、可愛い名だねぇ。……イルカ」

スケアは蕩けるような声で耳に吹き込むと、舌を蠢かせてべろりと舐め上げた。
その指先はイルカの胸の尖りを摘まみ、捏ねて転がしと執拗に弄り回している。

「あ……や、だ」

弱々しく逆らったイルカの左腕はカカシに優しく掴まれた。
強く押さえ込まれているわけではない。
決定的な愛撫を施されているわけでもない。
それでも這い回る舌が、注がれる吐息が、イルカからそれ以上逆らう気力と思考力を奪っていた。

「イルカはここに何をしに来たの?」
「何か……なに、んあ……っ」

自分の方を向いてくれないイルカに業を煮やしたスケアが、着物の上からイルカの兆し始めた部分をぞろりと撫でる。
「ここ。いっぱい可愛がってあげたいなぁ。いいよね?」
カカシから顔を離したイルカが、唇から細い糸を曳きながら焦点のぼやけた眼をスケアに向けた。何を言われたのか分からなかったようで、ぼんやりと小首をかしげる。
その黒髪から垣間見える、汗ばんだ首筋にカカシは吸い付いた。

「イルカは俺たちと気持ちいいことをしに来たの。そうでしょ?」
「え、そう……だ……った?」
「そうだよ。これから極楽浄土より、もっといいところに連れてってあげる」
「ごくらく、ぅんん! あっ、ああ」

布の上からまさぐっていたスケアの手が、イルカの中心をやわやわと揉み、先端に生地を押し込むように爪を立てた。

イルカの頭は未知の快楽を受け止めるだけで精一杯だった。
自分が何者なのか、何をしに来たのかもとうに消え去っている。
カカシの手があごを掴み、舌で唇をなぞる。
もっと、という言葉の代わりにイルカは自ら舌を差し出した。
その合間にスケアは膝を突き、さらに下まで紅の花を咲かせるべく舌で辿っていく。
ふたつの舌。
よっつの腕。
ふたりの……二匹の雄。
衣擦れの音を立てて滑らせたカカシの右手が着物の裾を割り、むき出しの腿を撫でた。

「ここまで堕ちておいで、イルカ」
「俺たち二人のところまで……」

自ら開いた脚が、イルカの答だった。



「……で? 結局イルカだっけ、あの子は何者だったんだい?」

数刻後、スケアとカカシは綱手の前に立っていた。
二人とも腹を満たした獣のように、満足そうな顔を恥ずかしげもなく晒している。

「潮の里の間者という触れ込みでしたが、ガセだったようですね」
「じゃあ、只人だったってことかい」
「そのようです。ただ、我等の奥深くまで知られてしまいましたからね。今後は俺たちの監督下に置いておくつもりです」
「そうかい。まぁ、うまくやんな。……ただし。くれぐれも足が付くような真似はするんじゃないよ」

じろりと睨め付けると、綱手はしっしっと追い払うように手を振った。
頭領の前から下がった二人はしばらく無言で廊下を歩いていたが、不意にスケアが忍び笑いを漏らした。

「……やっぱりバレてるよ」
「そうだな」

カカシも片眉を上げて同意する。
イルカは本当にただ茶屋に訪れただけの使いだった。
それに目を付け、うまく言いくるめて中庭に誘導したのがスケア。
綱手にイルカを間者と吹き込み、尋問の役に回れるよう動いたのがカカシ。
さすが頭領というべきか、諸々に薄々感づいてはいても、優秀な忍二人の望みは聞き入れてもらえたようだ。
イルカが欲しい、という望みを。

「それにしても、イルカって可愛いよねぇ。回りくどいことして手に入れた甲斐があったな」

弾んだ足取りでスケアがカカシの前を行く。
その先には、慣れぬ行為にくたびれ果てたイルカの眠る部屋があった。
何も知らずに手折られた、市井の花。
一人の黒髪の青年は神隠しに遭い、江戸の闇へと消えることとなる。
今は、二人の手の中に。

「これからだよ。全てこれからだ……イルカ」

うっそりとカカシが笑みを刷いた。



【完】


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作画 イルカ 山田さん Twitter
   スケア よんさん pixiv
   カカシ 白玉さん pixiv
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