【Caution!】

全年齢向きもR18もカオス仕様です。
★とキャプションを読んで、くれぐれも自己判断でお願い致します。
★エロし ★★いとエロし! ★★★いとかくいみじうエロし!!
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「イ~ル~カ~さ~ん!」

「カカシさん?…わぁ、カカシさん!おーい、カカシさぁん!」

「イルカさん!やっと会えた…!」

「…はい。…はい、カカシさん…!」

「黒髪のイルカさん、すっごい久しぶりに見たよ。俺とおそろいの白髪も良かったけど、こっちもいいね。…出会った頃を思い出すなぁ」

「カカシさんも昔の姿なんですねぇ。でも白い衣って火影の時みたいで違和感ないですね!…あれ?でも背中のは…白銀の翼?すげぇ似合ってる!うはー、カッコいいです!」

「イルカさんの天使の輪も可愛いよ!やっぱり俺の天使だ…。それにしても良かった~!間に合わないかと思った」

「あんた、もしかして…誕生日に間に合うように俺を天国に呼んだんですか」

「あ。……え~と、はい、そうです。…誕生日を命日にしちゃって怒ってる?」

「怒ってませんよ。ちゃんと下界までお迎えに来てくれたし。天国の門で手続きしてる間にいなくなっちまうから、夢だったのかと思ってましたよ。…誕生日にカカシさんと会えるなんて、ホントに嬉しいです!でもそんな事できるんですか?」

「うん、俺けっこう偉くなっちゃったから」

「偉くなったって、たった一年足らずで何してんですか!」

「いやぁ、こっち来てすぐ魔族が攻めてきたのよ。その時にちょっと張り切っちゃって。イルカさんがこっちに来た時に戦争なんかしてたら、ゆっくりイチャイチャできないじゃない。そしたらウリエル?って人に気に入られちゃって、スカウトされたんだ~よね。」

「えっ、じゃあカカシさん忙しいんだ…それなら俺も何か仕事しようかな。…あ、天国の門の受付とかいいかも。システムがイマイチだなぁって並んでる時に思ったんですよね!」

「イルカさん、また仕事するの!?…まぁ、どうせダメって言ってもムダなんだよね…仕事はほどほどにして、今度こそ俺を最優先して下さい!」

「書類を記入するカウンターに記入例の用紙を置いときゃ、訂正が減って受付ももっとスムーズになると思うんだけどなぁ。それ以前に端末とか導入できねぇのかな…」

「イ・ル・カ・さん!もう…帰ってきて~」

「あ、つい。スイマセン」

「イルカさん相変わらずだなぁ。こんな調子じゃ、またあちこちで気に入られて仕事掛け持ちになりそうな気が…ファンもいっぱいできるだろうし、心配だなぁ…前は諦めたけど、やっぱり今度こそ首輪つけて監禁しとこうかなぁ」

「カカシさん、カカシさん!心の声が全部だだ漏れてますよ」

「ん?…あれ、またやっちゃった?」

「またやっちゃってましたよ。何度でも言うけど、監禁なんてしたら嫌いになりますからね!」

「それはヤダ!…じゃあ、やめときます…」

「そうして下さいね。まさか天国でも同じやり取りするなんて思ってもみなかったよ…カカシさん、これも何度目か分かんねぇけど、監禁なんかしなくても、俺は、その…あれですよ。…とっくにカカシさんに、ほら、え~と…」

「…………♪ ♪ ♪ 」

「…そうやってニヤニヤしながらこっち見んのやめろ!」

「はぁい。…ちぇ~残念。もう少しでイルカさんの熱烈な告白聞けたのにな~」

「分かってるならいちいち言わせんな!」

「だってぇ、たまには言葉で聞きたいんですぅ」

「女子か!まったくもう。……そういうところも含めて好きですよ」

「イルカさん!!!」

「はいはい、ほらそんな締め上げないで下さいよ、翼が痛いです。つーか翼にも痛覚あんだな…」

「うん、心が狭くてゴメンね?」

「いいんですよ、その嫉妬深さもあんたの愛情の深さだと思ってますから。…俺だけに向いてるうちは、ね」

「うふふ~、イルカさんたらけっこう情熱的だ~よね!」

「…あんたほどじゃないだろ」

「うん、でも、さ……会いたくて会いたくて、我慢できなくてこっちに呼び寄せちゃったけど、ホントに…良かったの?心残りなんてない…?」

「心残りなんてありませんよ!ナルトも孫やひ孫たちに山盛り囲まれて幸せそうだし、あんたがいなくなって俺の最大の心残りはなくなりましたから」

「えっ、ひどい!イルカさん、俺が死んじゃって喜んでたの!?誰かと浮気してたの!!?そいつ誰?今すぐ八つ裂きにしてケルベロスのエサに…」

ゴチンっ!

「落ち着け!誰が浮気なんてするか!」

「痛~っ!…でも懐かしい。ふふっ」

「まったく、あんたはホントに変わらないですねぇ。馬鹿は死んでも治らないって真理なんだな…。せっかく天国に来られたのに八つ裂きにしてたら即刻地獄行きでしょうが。そしたらまた離ればなれですよ?」

「それはイヤです!もう離れたくないですぅ~!」

「あのですね、俺の心残りはカカシさん、あんたの事だけだったんです。俺の人生の目標は、一分でもあんたより長生きして、あんたをちゃんと見送ってやる事でしたからね。だからもう心残りがないんですよ。だって…自分で言っちゃうのもあれだけど、大切な人を見送るなんてツラい事を、あんたにはこれ以上させたくなかったんですよ」

「イルカさん……」

「それに…俺が死ぬとこなんか見たら、あんたおかしくなるだろ?そんで色んな人に迷惑かけまくって、結局耐えられなくて後を追ってきちまうだろ?それか下手すると、禁術に手を出して生き返らせるなんて事を平気でしそうだからな。しかも張り切ってやりそうだもんな…」

「…ごもっとも。俺の事よく分かってますよね」

「ホントは…一緒に連れてって欲しかったけど。つーか後を追いたかったけど。でもそしたらカカシさん、その事で苦しむだろ?…そんな思いはさせたくなかったんですよ」

「うん、実はね…俺が死んだらイルカさんも同時に死ぬ術をかけてあったんだけど、解除しちゃった。やっぱりあなたには天寿を全うしてもらいたいなぁって」

「…知ってましたよ。連れてってくれなかった事をちょっとだけ恨みました。でもあんたなら、きっと待っててくれるって信じてましたから」

「何日か早めちゃったけどね」

「まぁ、ジジイになるまで長生きさせてもらったんだから、神様も何日かくらい大目に見てくれますよ」

「うん、でもさ…せっかく天国で初めてのお誕生日なのに、プレゼントが何もないの。ゴメンね」

「何言ってんですか!一番嬉しいプレゼントもらいましたよ!誕生日にカカシさんと会えるなんて、最高のプレゼントです!……うっ…ぅう~っ!」

「イルカさん泣かないで!ほら、タコちゅうしましょ!ね?はい、タコちゅうぅぅ~~~♪ これからいっぱい、い~っぱいイチャイチャしちゃおうね!」

「わ、こら、何してんだ!天国でこんな事していいわけないだろ!」

「え~、こっちで一人ずうっっと我慢してたのに!もうムリですぅ。我慢なんかできません~」

「えっ、ちょっ…ダメですって……んぅ…」

「んふふ、イルカさん可~愛い~♪ ほら、ここもうこんなになってる」

「…や、あ…れ?天使って性別、ぅん…ないんじゃ…」

「天国ルールなんかには負けないんだ~よ。股間もちゃ~んとカカシくんとイルカちゃん仕様にしときました♪ 俺の愛を舐めないでよね!!」

「んな滅茶苦茶な…ふぅ…ん…舐めないでっていうか…ぁあ…舐め、て…る…ぅ」





 *聖域なので不適切な行為は映像・音声に制限がかかります。





「…はぁ、気持ち良かったね~!やっぱりイルカさんは匂いも手触りも味もサイコー♪」

「…………。」

「…あれ、怒ってるの?」

「怒ってません。呆れてるだけです。ホントに変わんねぇなあんたは…」

「あっ、ひどい!ちゃんと約束守ったんだから褒めてよ」

「…約束?」

「慰霊碑の前で二人っきりの結婚式挙げた時に、御両親と三代目に誓ったでしょ?病める時も健やかなる時も~って。この命ある限り、例えどこに在ろうとも、そして命尽きようとも、永遠に貴方を愛し慈しむことを誓います、って」

「………!」

「…また呆れちゃった?」

「違っ!俺……俺は、あんたがいなくなって、ひ、独りになって、もうこれからずうっと独りなんだって、か…覚悟、決めて…」

「うん、ゴメンね。寂しい思いさせて、独りぼっちにさせてゴメンね」

「も…ぅ、あんたと…二度、と会えないんだって…!」

「うん、もう絶対離さないから」

「…こんな風に…触れたり、抱き合っ…たり、とか、も…」

「うん、これからはずうっと一緒だよ。…だから泣かないで」

「カ、カシさ、…カカシさん…!」

「…うん」

「俺を、今度こそ離すな…!何があっても絶対、絶対一緒にいろ。…俺も絶対に離れないからな!」

「うん、誓うよ。今度は俺の…魂と、この翼に誓う。愛してるよ、イルカ。…この誓いが誕生日プレゼントでもいい?」

「いいに決まってんだろ!…俺も、あ………ぁぃ、してます…」





【完】
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