【Caution!】
全年齢向きもR18もカオス仕様です。
★とキャプションを読んで、くれぐれも自己判断でお願い致します。
★エロし ★★いとエロし! ★★★いとかくいみじうエロし!!
↑new ↓old
★とキャプションを読んで、くれぐれも自己判断でお願い致します。
★エロし ★★いとエロし! ★★★いとかくいみじうエロし!!
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―――あれ以来、イルカはスケアについて、何一つ尋ねてくることはなかった。
意識の戻った時、カカシに深く、強い感情のこもった口づけをしたきりで。
それから一度も。一言さえも。
そのためカカシも、気が付いたらスケアが消えていたことも言う機会はなく、あえて自分から話題に出すことはなかった。
だが稀に。
イルカの視線がずれることにカカシは気付いていた。
日常ではなく、抱き合っている時に。
始まる前でも終わって弛緩した時でもなく、最中に。
イルカの中を激しく貪っている時に、うっすらと開いた目がカカシからほんの少しずれた箇所をさまよう。それはすぐ真横だったり、カカシを通り越した真後ろだったりするのだ。
そんな時カカシは、在るべきではない存在を感じさせられる。
…だがそれは不思議と不快ではなかった。
またいつか、呼び出すかもしれない。呼び出さないかもしれない。
奴を。
スケアを。
―――俺自身の中から。
ふと。
カカシのすぐ横で。或いは真後ろで。
スケアのふふっという含み笑いが聴こえた気がした。
【完】
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