【Caution!】
全年齢向きもR18もカオス仕様です。
★とキャプションを読んで、くれぐれも自己判断でお願い致します。
★エロし ★★いとエロし! ★★★いとかくいみじうエロし!!
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★とキャプションを読んで、くれぐれも自己判断でお願い致します。
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しゅっ しゅっと衣擦れの音が響く。
カカシはイルカの背後に立ち、ぴったりと身体を密着させた状態で。
肩にあごを乗せて布の端をくわえたまま、イルカの股をくぐらせた褌をくるくると捻り上げていく。
カカシが口寄せをする時に使う鋭い犬歯が、くわえた布の隙間に覗いていて。その淫靡な白さにイルカはどきりとする。
イルカの前面を縦断する布を押さえるカカシの左手はひやりとしているのに、布越しの肌に生まれるのは熱だった。
カカシがイルカの腰を抱き抱えるように両腕を回すと、捻った布を腰骨の辺りにぐるりと巻き付けた。滑らかに滑る布と掌の感触が、イルカの腰をざわりとさせる。
回した紐状の布を背面でスタート地点に引っかけると、捻った布に挟み込む。最後にくわえていた端を前に垂らして、満足げなため息を洩らした。
「……さあ出来たよ。着け心地はどう?」
そう言いながら、むき出しになった腰を前へと指でなぞっていく。そして前を覆った布の部分の端をつまみ、形を整えた。
そう問われても、鼠径部に置かれたままの両手が気になって、イルカは俯いた。
もう少し、あと少し指を伸ばされたら、イルカの中心が兆し始めているのに気づかれてしまうからだ。
「え~と、気持ちが引き締まる感じがしますね」
そう言いながら、イルカはそっと脱け出そうとした。
だがカカシはそのタイミングで、シャンプーの残り香に埋もれながらイルカのうなじを甘咬みする。それからきつく吸い上げると労るように優しく舐め上げ、またかじりつく。
「ん……っ」
「恋人に下着を着けるのって興奮するね。これから脱がせるんだと思うともう……たまんない」
あからさまに情欲の滲んだ声音が、イルカの下半身にダイレクトに響いた。カカシはとっくに気づいていたのだろう。
「イルカさんも、でしょ?」
と、布の上からくっきりと形を現した部分を撫でる。
先端を布ごときゅっきゅっと擦られると、生地の中で一ヶ所だけが、じわりと色を変えた。
反対側の手は胸元に伸び、既に期待で尖っていた飾りをつまみ上げる。
「上も下もこんなにしちゃって……やらしいなぁ」
「っ、誰の……せいだ、と」
「うん、俺のせいだよね。だから責任持って気持ちよく啼かせてあげる」
「泣くわけな……ぁあ、あっ」
カカシが爪を立て、固く育った茎をゆっくりと先端まで引っ掻いていく。布越しの容赦ない刺激は、イルカの下半身から背筋を通って頭の先まで駆け抜けた。カカシはその手を弛めず、先端の割れ目に沿ってざりざりと引っ掻く。
「やだ、ぁあっ、それダメ……んんんっ」
思わずあごを上げて反り返ると、カカシに身を預けたような体勢になってしまう。
それを支えるように抱え込みながら、カカシは褌の前垂れの部分を持ち上げて、イルカの口元に差し出した。
「そういえばね、トイレの時はこういう風にするんだって。ちょっとこれくわえててね」
そう言って褌の端をイルカの口に差し入れると、股間を覆った布を片側にぐいと寄せる。するとすっかり形を変えた陰茎が、布から糸を曳きながらぶるりと飛び出してきた。
「んんうっ!」
過敏になった部分を布で擦られ、イルカが籠った悲鳴を上げる。
だがカカシはお構いなしに説明を続けた。
「ほら、これで簡単に引っ張り出せるでしょ? じゃあ試してみようか」
何を、と言いかけた口に指が突っ込まれ、布ごと押さえつけられる。
左手はイルカの手をとって、勃ち上がった陰茎を握らせた。そして尻の割れ目に自分のいきり立った熱い塊を押し付け、腰も手も前後に動かす。自慰とカカシの律動を模した動きに、イルカの快感が一気に駆け上がった。
「んっ……んんっ、んぅ! ふう……ぅあっ」
「イルカ……イッて」
口を押さえていた手が、ぱっと離された。
同時に先端を抉られ、イルカは思わず欲望を放ってしまう。その飛沫は、はらりと落ちてきた褌の前垂れをびしゃと汚した。
荒い息のまま、イルカが耐えきれずに膝から崩れ落ちて手を突くと、カカシが腰を支えながら寄り添う。図らずも犬の交尾のような姿勢になって、カカシが背中に囁きかけた。
「スゴいね。いつもより感じやすい? こっちでも確かめてみようか」
そう言うと後ろの捻った部分をずらし、尻を割り開いて菊口をむき出しにする。だが物欲しげにひくつくそこをあえて避け、会陰から襞の周りに舌と指を這わせた。
「捻った紐の痕が付いちゃったね。緊縛プレイみたいでちょっとドキドキするなぁ」
「何……バカなこと、を……ひゃんっ」
カカシがいきなり菊口に強く吸い付いた。
それからたっぷりと唾液を纏わせて、じゅっ じゅっと舌と指を出し入れする。もがいて逃げ出そうとしても、腰をがっしりと抑え込んでいて、上忍の本気の拘束から脱け出す術はイルカにはなかった。
――今日のカカシさんはたがが外れてる。
片隅に残った理性でイルカがまともに考えられたのは、そこまでだった。
カカシの指が、中にある一際熱いしこりをぞろりと撫でる。
その動きに合わせ、イルカの口からは勝手に喘ぎ声が零れた。
「あ……ぁあ、んん、ふ、……ぁ」
自分では制御できない感覚にイルカは翻弄されていた。ゆらゆらと揺れる腰からははしたなく淫液が糸を曳いて、床に垂れた褌の前垂れを濡らしている。
その誘うような揺らめきに、カカシはたまらず尻の肉に噛みついた。細心の注意を払って付けられた歯型が、滑らかなイルカの肌に刻まれる。その痛みすら快感に捉えてしまうのか、びくりと跳ねたイルカが「ぅあんっ」と蜜のような声を上げた。
「……もう挿れるよ」
抑えきれない欲望に、カカシの語尾が低く震える。
忙しなく前を寛げると、性急に切っ先に先走りを塗り込めて準備をした。
すると腰だけ高く上げて俯せていたイルカが、ぼんやりとした顔だけで振り返った。そして気怠げに身体を反転させると、両足でカカシの腰を挟んでぐいと引き寄せる。
無言で甘く強請るイルカに、カカシの目の色が変わった。
「おねだり上手になっちゃって……どこで覚えてきたの」
「カカシさん……ぜんぶ、アンタが」
掠れた声でさらりと殺し文句を紡ぐイルカに、カカシの喉から低い唸り声が漏れる。
これ以上殺されないよう、噛みつくかの如く口を塞ぐと、カカシは僅かな理性をかき集めてゆっくり腰を押し進めた。
「う……んうぅ、くう……っ」
湿った水音にイルカの呻きが混ざり始めると、カカシが唇を耳の方にずらす。
たっぷりと愛の言葉を流し込むために。
そして、これから延々と奏でられる、イルカの切なくも愛おしい啼き声を味わうために。
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――後日、褌はいつの間にか消えてしまった。
俺が何重にも結界を張って、厳重に隠しておいたのに。次のチャンスにすぐ取り出せるよう、イルカさんの寝室に隠したのが不味かったのか。
『中忍ナメんな!!』
そんなイルカさんの啖呵が聞こえてくるようだ。
自分だってノリノリだったくせに、きっと全ての恥態を褌のせいにして憤慨しながら処分したんだろうなぁ。
ま、また買えばいいから構わないけどね。
イルカさんはあんまり覚えてないみたいだけど。
一回スイッチが入ると、毎回すっごくエロいイルカさんになっちゃってるんだけどな。いつもだったら絶対言ってくれないような可愛いおねだりとか、やらしいこといっぱいしてくれるのに。
エロいイルカさんは俺を煽る天才だ。
俺は夜の業師なんて揶揄されることもあるけど、本当の業師はイルカさんだと思う。だからいつも止まらなくなって怒られる羽目になるけども。飾らない素顔を俺だけに見せてくれるんだから、イルカさんには絶対教えてあげない。
だから一番いいトコは、アンタにも内緒。
ホントは褌をしたイルカさんのことだって教えたくなかったけど、たまには自慢したくなるじゃない。
この事を誰かに少しでも言ったら……
分かるよね?
エロくて可愛いイルカさんは、俺だけのもんだ~よ。
そう言うと、白いマントに暗部面をつけた人は、水面からスッと消えました。
金の褌と銀の褌をその手に持ったまま。
カカイル沼の水面は、人が立っていたとは思えないほど静かに凪いでいます。
沼のほとりに立つのは、貴女だけ――
÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷
【完】
イメージ絵 pixiv 虫さん
※ エンディングはどちらも同じお話になります。
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