【Caution!】
全年齢向きもR18もカオス仕様です。
★とキャプションを読んで、くれぐれも自己判断でお願い致します。
★エロし ★★いとエロし! ★★★いとかくいみじうエロし!!
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「そうだ! 今日こっちの家に呼んだのは、カカシさんの忍犬たちも一緒に過ごせないかなって思ったんですよ」
「庭にバーベキューの用意もしてあるで! その準備があるからイルカ兄さんはオレをお迎えとおつかいにやったんや」
いつの間にか戻ってきた天道が、居間を駆け抜けて縁側から庭へ飛び出した。そして簡易テーブルの上の肉の積まれた皿の横に、ちゃっかり陣取って座っている。
生肉でも食べられるだろうに、チラチラ横目で見ながらもちゃんと待ってるところが忍猫だなぁと思いながら、忍犬を封じた巻物を取り出した。
忍犬たちって言ってくれてるけど、一度に八頭もの犬に囲まれて天道は大丈夫なんだろうか。忍猫だから大丈夫とは思うけど。
「うちの子たちまでありがとね、イルカ先生。それじゃお言葉に甘えて……口寄せの術!」
親指の腹を噛み切って広げた巻物に押し当てると、ぼふんと煙が上がって八頭が庭先に勢揃いした。
「なんじゃカカシ、今日は休みじゃなかったのか?」
「肉だ! 肉の匂いがする!」
「イルカだ~! 久しぶりイルカ!」
ワウバウととたんに騒がしくなった庭先に、イルカ先生が笑いながら下りていく。
忍犬たちにひとしきり揉みくちゃにされてるところを、最初天道は動じずにテーブルの上から見下ろしていたが、突然ぴょいと先生の肩に飛び乗った。
「そんな群がっとったら肉食われへんで! ほれ、散った散った!」
「なんだお前、イルカの飼い猫か?」
「飼い猫ちゃうわ、忍猫やっちゅうねん!」
「忍猫って珍しいな~!」
「あっ、勝手にオレのプリティーな尻嗅ぎなや!」
険悪な空気になるかと思いきや、イルカ先生の「ほらケンカすんなよ~。仲良くしないと肉は無しだ!」の一声でぴたりと止む。
声をかけるタイミングといいかけ方といい、さすがアカデミーの先生だなぁと感心しながら、俺もバーベキューの火おこしを手伝った。
肉だ肉だ、野菜も食えよと大騒ぎしながらも、先生が用意してくれていた食材はあらかた食べ尽くした。
さすがにブルの分までだと足りないだろうと、ウーヘイとシバに買いに行かせた追加の肉が少し余ってるくらいだ。
一通り片付け終えて縁側で一息ついていると、イルカ先生が冷蔵庫から冷えたビールを二本持ってきて隣に腰かける。
「いいですねぇ、こういうの」
「ね。うちの子たちも楽しそうで良かった。ありがとね」
「カカシさんのところの忍犬たちにこんなお遊びなんてどうかとも思ったんですけど、喜んでもらえたなら良かったです」
照れ臭そうに鼻傷の端辺りを指でかくイルカ先生に、自然と浮かんだ笑みを返す。
忍犬を一斉に呼び出すなんて任務か訓練か、せいぜい風呂と散歩くらいしか機会がない。純粋に楽しむ時間を作ってくれたことに感謝しながら、庭に満足げに転がってる子やエネルギーが有り余って追いかけっこをしてる子たちを眺めて缶のプルタブを引く。
天道と何か話をしてるパックンを見て、ふと髭右近家の忍猫みんちゃんの言葉を思い出した。
「ねぇパックン、そういえば髭右近さんのところの長老と面識があるんだって? なんで教えてくれないのよ」
パックンが怪訝な顔で振り返った。
「長老? あぁ、髭右近家のマヌル猫の忍猫のことか。時々懇親会で会うからお互い主の事も話すぞ。お主にも伝えとったじゃろう」
「長老って髭右近家の前当主とか、そういうのじゃなかったの⁉」
「長老は猫じゃよ。名は違うがの、見た目が風格があるからそう呼ばれておる。ちなみに年寄りではないぞ」
……まったく、髭右近家事情には驚かされることばかりだ。
長老についてもだけど、パックンがうちの代表として時々忍獣の講習会やら懇親会があると言って出かけていたが、それがそうだったのかと合点する。
もしかして犬塚家にも、俺の知らないいろいろな裏事情があるんだろうか。あるんだろうなぁ。
「忍獣には忍獣の世界があるんだぁね」
思わず呟くと、イルカ先生がくすくすと笑った。
「忍獣とは信頼できる主従関係だけど、一緒にいる時間は意外と少ないですからね。俺も昼間連れ出してない時は、天道が何をしてるかあんまり知りませんよ」
「昼間ってことは、夜はいつも一緒なの?」
言葉尻を捉えた疑問を投げると、イルカ先生はぱっと頬を染めた。
「いやその、夜は一緒に飯食ったり晩酌に付き合ってもらったり、あとは一緒に風呂入ったり寝たりとか……」
一緒に風呂入って一緒に寝てるのか天道! 俺を差し置いて!!
羨ましさのあまり奥歯をギリと鳴らすと、天道が得意げに胸を張った。
「イルカ兄さんの添い寝はオレの任務やからな!」
「そうか、今までありがとね天道。これからは俺がその任務を引き継ぐから安心して引退していいよ」
「何言うとんねん、カカシ兄さんは任務でしょっちゅう居らへんやろ」
そうだった。
添い寝任務に関しては圧倒的に俺の方が不利だ。代わりたいのは山々だけど、天道に俺の任務をやってもらう訳にはいかないしと半ば真剣に悩んでいると、イルカ先生が声を上げて笑い出した。
「そんな真面目な顔で悩むほどのことですか」
「当たり前じゃない。俺はいつだって先生と一緒に寝たいと思ってるよ」
心外なことで笑われて憮然と返すと、イルカ先生の顔がみるみる内に赤く染まっていく。
あれ、もしかして『寝たい』の部分を深読みしちゃった? それも合ってるからいいんだけどね。
今度こそチャンスとばかりに黒い瞳をじっと見つめてると、先生の目がうろうろと彷徨いだしてから覚悟を決めたように俺を見上げる。熱を持った頬に触れると、びくりと身を竦ませるが避けはしない。
そのいつまでも初々しい反応が余計に煽るって分かってないんだろうなぁ。
「イルカせんせ……」
薄く開くふっくらとした唇に先生の名を乗せながら、そっと口付ける。
啄むように、ノックをするように。
何度も繰り返していると、ぎこちなくも一生懸命に返してくれる様が本当に愛しい。
サイドに纏められた髪を指に通して弄びながら、するりとヘアゴムを抜いた。
二人の時間の始まる合図。
「カカシ、さん」
キスの合間に囁かれるのは、俺だけが聞ける甘い声。
脇から手を回して抱き寄せると、普段はぬくもりを伝えてくれる身体が今は熱を帯びていて俺の熱を煽る。
張りのある腿に手を起き、更なる熱を求めて付け根に滑らせていくと、ふわりとした叢の塊に触れた。それを指でくすぐるように形を辿ってから、やわやわと揉み込む。ふわふわの毛に包まれた先生の陰嚢は…………いや待てよ?
先生の服はまだ脱がしてないはずなのに、毛の塊?
っていうか先生のタマってこんな毛の塊だったか⁉
「カカシ兄さん、盛るのはええけどオレのキュートな尻尾をあんまり撫で回さんといてや。くすぐったいわ」
「天道⁉」
じゃあ俺が今やらしい手付きで撫で回してたのって、天道のお団子尻尾だったのか! いつの間にイルカ先生の膝の上で丸くなってたんだ?
この俺に気配を悟らせないとは……じゃなくて、またも邪魔しやがって!
ふと感じた強い視線にハッと庭先を見ると、忍犬たちが一斉にじっとりとした目で俺を見ている。
違うから! お前たちを差し置いて天道を可愛がってた訳じゃないからね!
「カカシ兄さん、俺に構わず続けてええんやで」
「てっっ、天道!」
悲鳴のような声を上げてイルカ先生が立ち上がり、天道は膝の上から身軽にぴょいと地面に降り立った。
でもそうね、天道がそう言ってくれるならお言葉に甘えるとしようか。
俺も立ち上がると、先生を抱き寄せて居間に引きずり込んだ。
「あ、ちょっと、カカシさ……?」
イルカ先生の抗議を口で塞ぎ、縁側との境の引き戸をぴしゃりと閉める。
寸前で「パックン、悪いけどあとはよろしくね」と声をかけ、遮音・遮蔽の結界も張ってから。
「……さて、イルカ先生。俺にも添い寝任務を申し付けてくれる?」
「庭にバーベキューの用意もしてあるで! その準備があるからイルカ兄さんはオレをお迎えとおつかいにやったんや」
いつの間にか戻ってきた天道が、居間を駆け抜けて縁側から庭へ飛び出した。そして簡易テーブルの上の肉の積まれた皿の横に、ちゃっかり陣取って座っている。
生肉でも食べられるだろうに、チラチラ横目で見ながらもちゃんと待ってるところが忍猫だなぁと思いながら、忍犬を封じた巻物を取り出した。
忍犬たちって言ってくれてるけど、一度に八頭もの犬に囲まれて天道は大丈夫なんだろうか。忍猫だから大丈夫とは思うけど。
「うちの子たちまでありがとね、イルカ先生。それじゃお言葉に甘えて……口寄せの術!」
親指の腹を噛み切って広げた巻物に押し当てると、ぼふんと煙が上がって八頭が庭先に勢揃いした。
「なんじゃカカシ、今日は休みじゃなかったのか?」
「肉だ! 肉の匂いがする!」
「イルカだ~! 久しぶりイルカ!」
ワウバウととたんに騒がしくなった庭先に、イルカ先生が笑いながら下りていく。
忍犬たちにひとしきり揉みくちゃにされてるところを、最初天道は動じずにテーブルの上から見下ろしていたが、突然ぴょいと先生の肩に飛び乗った。
「そんな群がっとったら肉食われへんで! ほれ、散った散った!」
「なんだお前、イルカの飼い猫か?」
「飼い猫ちゃうわ、忍猫やっちゅうねん!」
「忍猫って珍しいな~!」
「あっ、勝手にオレのプリティーな尻嗅ぎなや!」
険悪な空気になるかと思いきや、イルカ先生の「ほらケンカすんなよ~。仲良くしないと肉は無しだ!」の一声でぴたりと止む。
声をかけるタイミングといいかけ方といい、さすがアカデミーの先生だなぁと感心しながら、俺もバーベキューの火おこしを手伝った。
肉だ肉だ、野菜も食えよと大騒ぎしながらも、先生が用意してくれていた食材はあらかた食べ尽くした。
さすがにブルの分までだと足りないだろうと、ウーヘイとシバに買いに行かせた追加の肉が少し余ってるくらいだ。
一通り片付け終えて縁側で一息ついていると、イルカ先生が冷蔵庫から冷えたビールを二本持ってきて隣に腰かける。
「いいですねぇ、こういうの」
「ね。うちの子たちも楽しそうで良かった。ありがとね」
「カカシさんのところの忍犬たちにこんなお遊びなんてどうかとも思ったんですけど、喜んでもらえたなら良かったです」
照れ臭そうに鼻傷の端辺りを指でかくイルカ先生に、自然と浮かんだ笑みを返す。
忍犬を一斉に呼び出すなんて任務か訓練か、せいぜい風呂と散歩くらいしか機会がない。純粋に楽しむ時間を作ってくれたことに感謝しながら、庭に満足げに転がってる子やエネルギーが有り余って追いかけっこをしてる子たちを眺めて缶のプルタブを引く。
天道と何か話をしてるパックンを見て、ふと髭右近家の忍猫みんちゃんの言葉を思い出した。
「ねぇパックン、そういえば髭右近さんのところの長老と面識があるんだって? なんで教えてくれないのよ」
パックンが怪訝な顔で振り返った。
「長老? あぁ、髭右近家のマヌル猫の忍猫のことか。時々懇親会で会うからお互い主の事も話すぞ。お主にも伝えとったじゃろう」
「長老って髭右近家の前当主とか、そういうのじゃなかったの⁉」
「長老は猫じゃよ。名は違うがの、見た目が風格があるからそう呼ばれておる。ちなみに年寄りではないぞ」
……まったく、髭右近家事情には驚かされることばかりだ。
長老についてもだけど、パックンがうちの代表として時々忍獣の講習会やら懇親会があると言って出かけていたが、それがそうだったのかと合点する。
もしかして犬塚家にも、俺の知らないいろいろな裏事情があるんだろうか。あるんだろうなぁ。
「忍獣には忍獣の世界があるんだぁね」
思わず呟くと、イルカ先生がくすくすと笑った。
「忍獣とは信頼できる主従関係だけど、一緒にいる時間は意外と少ないですからね。俺も昼間連れ出してない時は、天道が何をしてるかあんまり知りませんよ」
「昼間ってことは、夜はいつも一緒なの?」
言葉尻を捉えた疑問を投げると、イルカ先生はぱっと頬を染めた。
「いやその、夜は一緒に飯食ったり晩酌に付き合ってもらったり、あとは一緒に風呂入ったり寝たりとか……」
一緒に風呂入って一緒に寝てるのか天道! 俺を差し置いて!!
羨ましさのあまり奥歯をギリと鳴らすと、天道が得意げに胸を張った。
「イルカ兄さんの添い寝はオレの任務やからな!」
「そうか、今までありがとね天道。これからは俺がその任務を引き継ぐから安心して引退していいよ」
「何言うとんねん、カカシ兄さんは任務でしょっちゅう居らへんやろ」
そうだった。
添い寝任務に関しては圧倒的に俺の方が不利だ。代わりたいのは山々だけど、天道に俺の任務をやってもらう訳にはいかないしと半ば真剣に悩んでいると、イルカ先生が声を上げて笑い出した。
「そんな真面目な顔で悩むほどのことですか」
「当たり前じゃない。俺はいつだって先生と一緒に寝たいと思ってるよ」
心外なことで笑われて憮然と返すと、イルカ先生の顔がみるみる内に赤く染まっていく。
あれ、もしかして『寝たい』の部分を深読みしちゃった? それも合ってるからいいんだけどね。
今度こそチャンスとばかりに黒い瞳をじっと見つめてると、先生の目がうろうろと彷徨いだしてから覚悟を決めたように俺を見上げる。熱を持った頬に触れると、びくりと身を竦ませるが避けはしない。
そのいつまでも初々しい反応が余計に煽るって分かってないんだろうなぁ。
「イルカせんせ……」
薄く開くふっくらとした唇に先生の名を乗せながら、そっと口付ける。
啄むように、ノックをするように。
何度も繰り返していると、ぎこちなくも一生懸命に返してくれる様が本当に愛しい。
サイドに纏められた髪を指に通して弄びながら、するりとヘアゴムを抜いた。
二人の時間の始まる合図。
「カカシ、さん」
キスの合間に囁かれるのは、俺だけが聞ける甘い声。
脇から手を回して抱き寄せると、普段はぬくもりを伝えてくれる身体が今は熱を帯びていて俺の熱を煽る。
張りのある腿に手を起き、更なる熱を求めて付け根に滑らせていくと、ふわりとした叢の塊に触れた。それを指でくすぐるように形を辿ってから、やわやわと揉み込む。ふわふわの毛に包まれた先生の陰嚢は…………いや待てよ?
先生の服はまだ脱がしてないはずなのに、毛の塊?
っていうか先生のタマってこんな毛の塊だったか⁉
「カカシ兄さん、盛るのはええけどオレのキュートな尻尾をあんまり撫で回さんといてや。くすぐったいわ」
「天道⁉」
じゃあ俺が今やらしい手付きで撫で回してたのって、天道のお団子尻尾だったのか! いつの間にイルカ先生の膝の上で丸くなってたんだ?
この俺に気配を悟らせないとは……じゃなくて、またも邪魔しやがって!
ふと感じた強い視線にハッと庭先を見ると、忍犬たちが一斉にじっとりとした目で俺を見ている。
違うから! お前たちを差し置いて天道を可愛がってた訳じゃないからね!
「カカシ兄さん、俺に構わず続けてええんやで」
「てっっ、天道!」
悲鳴のような声を上げてイルカ先生が立ち上がり、天道は膝の上から身軽にぴょいと地面に降り立った。
でもそうね、天道がそう言ってくれるならお言葉に甘えるとしようか。
俺も立ち上がると、先生を抱き寄せて居間に引きずり込んだ。
「あ、ちょっと、カカシさ……?」
イルカ先生の抗議を口で塞ぎ、縁側との境の引き戸をぴしゃりと閉める。
寸前で「パックン、悪いけどあとはよろしくね」と声をかけ、遮音・遮蔽の結界も張ってから。
「……さて、イルカ先生。俺にも添い寝任務を申し付けてくれる?」
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