【Caution!】
全年齢向きもR18もカオス仕様です。
★とキャプションを読んで、くれぐれも自己判断でお願い致します。
★エロし ★★いとエロし! ★★★いとかくいみじうエロし!!
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長らく片恋をしていたカカシが、思いを告げた相手は、平凡なアカデミー教師で受付も兼務している中忍のうみのイルカだった。
イルカとは元部下であるナルトを通じて知り合い、階級差を超えた友人として長らく付き合っていたが、カカシの中でイルカの存在は日に日に大きくなり、思いを告げたのは数ヶ月前。
暁の襲撃で、カカシが倒れ、サスケが里抜けした後のことだった。
木の葉崩しの直後と言うこともあり、里外に出ることが少ない内勤の忍びまでも、里外任務に明け暮れている最中だった。
カカシの告白にイルカが頷いたのは、あの人の寂しさにつけ込んでしまったからなのだろうか。
お互い多忙でなかなか会うこともままならないせいか、今ひとつイルカはカカシに対して遠慮がちに見えた。
カカシもそんなイルカにあと一歩踏み込めないでいる。
身体は繋げたけれど、心の距離がもどかしい。
本当はもっと求めて欲しいけれど、それをあの人に望むのは、欲張りか。
イルカは特に閨では慎ましい淑女のような反応で、物足りないと言うよりも、男同士のセックスに抵抗があるのではないか?
本当は好きではないけれど、カカシを前に断ることが出来ず、合わせていてくれているだけなのだろうかと、不安になる。
イルカ先生。あなたの本当の気持ちが分からないよ。
深夜カカシの姿は深い森の中にあった。白装束に獣面を身につけ、長い鈎爪の先には、まだ鮮血の跡が残されていた。
上忍師を拝命された時、暗部を除隊していたカカシだが、昨今の木の葉の情勢から、暗部に復帰していた。
斥候を勤めていたテンゾウはカカシより一足早く木の葉に帰還したことから、今回の任務が無事遂行されたことは、五代目には報告済みのはずだ。
早く里へ帰って、あの人に会いたい。
自分にもまだこんな気持ちが合ったのだと思うと、ともすれば根無し草のようにいつ果てても良いと思い続けた自分が、イルカがいるだけで、里へと結び付けられるなんて。
滑稽だとカカシは苦笑した。
はやる気持ちで木々を飛び越えるカカシは、馴染みのあるチャクラを感じて、ふと足を止めた。
気配を絶ち、吸い寄せられるように慎重に歩を進めると、森の中の一角で、中忍と思われる忍びが三人、得物を手に間合いを取っていた。
その中忍の一人は――イルカだった。
そういえば夜間模擬演習をするって言ってたけど、ここだったのか。
闇に紛れ、行動するイルカは、普段カカシが見たこともないくらい厳しい表情を浮かべ、その身体から発せられるチャクラも、研ぎ澄まされている。
これがイルカ先生か。
里の中の平和の象徴のような暖かで穏やかな人が、こんなにも野性的で好戦的な顔を浮かべているなんて。
カカシの知らなかったイルカの戦忍としての一面は、酷く嗜虐心を刺激した。
ゾクゾクと肌が粟立つのを感じる。
カカシは簡単な変化をする。
闇夜に紛れやすい黒髪と、浅黒い肌。顔立ちは……そうだ、あの人の好きそうな穏やかで優しげな顔にしよう。
カカシは音もなく行動を開始する。
イルカ先生の全てを知りたい。
歪んだ好奇心とちょっとした悪戯心で、カカシはイルカ狩りを始めた。
カカシはイルカたち三人の中忍が、気配を察知できないぎりぎりまで近づくと、生い茂る木の枝にその身を隠し、じっとその時を待っていた。
それはまるで獲物を待ち伏せする肉食獣のようで、身じろぎさえ許されないその時間が、カカシの好奇心を嫌でも刺激する。
イルカが動いた。
スリーマンセルを組む他の二人の中忍から離れて、行動を開始したイルカに、カカシは舌舐めずりする。
いい動きだ。
立ち並ぶ木々の枝を飛び、周囲を警戒するイルカの戦忍としての顔は、普段カカシが目にする朗らかな笑顔とは対照的で、美しくもあった。
カカシは影分身を一体出すと、にやりとほくそ笑み、イルカの後を追い始めた。
カカシの影分身は、イルカと別れた二名の中忍の元へ向かう。
影分身は音もなく二人の中忍の背後を取った。
突然現れた何者かの気配に、中忍達はとっさに臨戦態勢を取ると、背後を振り返った。
「ど~も。演習ご苦労様」
間延びした声でことさらのんきに、緊張感なく話しかけたのだが、さすがに中忍ともなると、カカシとの力量差をその肌で感じるのか、動揺した様子を見せた。
「あのさ、あの人ちょっと貸して欲しいんだよね。うみの中忍。こっちの任務で使いたいのよ」
「そ……それは……」
額に汗を浮かべた中忍達は、困惑した表情を浮かべた。
「上官命令。そう言うことで」
中忍達には有無を言わさずに、カカシの影分身は闇に紛れると、カカシ本体と合流するべく、その後を追い始めた。
カカシは闇の中を跳躍しながら、イルカの背後にぴたりと張り付くように、追尾していた。
イルカに悟られないように、近づきすぎず、離れすぎず。
手を伸ばせばいくらでもその背後を取ることは出来るのに、カカシはわざとイルカを逃がしながら、じわじわと追い詰めていく。
まるで獲物を獲ることを覚えたばかりの猟犬が、遊んでいるかのように。いつでもじゃれつこうと後を追う姿は、捕まえた小動物をいたぶる猫のようでもあった。
カカシはタンとわざと小さな音を立てて木の枝を飛ぶと、軽い殺気を乗せたクナイを投じた。
イルカは咄嗟に避けると、木の上で立ち止まり、クナイを手に周囲を伺った。
「いい反応だ」
敵の姿を探し、緊張感を張り詰めるイルカの姿に、ゾクゾクする。
カカシがさらに殺気を放つと、カカシの姿に気が付いたイルカは、仲間への警告からか、式を放った。
「そうはさせな~いよ」
小型の鳥の姿をした式を難なく捕らえると、カカシは握りつぶす。
式は小さな悲鳴をあげ、煙を残して消えた。
「遅かったね」
カカシは自分に追いついた影分身に声をかけると、影分身はクックッとくぐもった笑いを零した。
「そっちこそ。わざと逃がしてるの?」
「そう。遊んでいるの」
カカシは影分身に笑みを返すと、そのビジュアルを自分が変化している姿――黒髪に浅黒い肌を持つ男そっくりに変化させた。
「お前はイルカ先生を追いかけて」
「アンタはどうするの?」
「ん~俺はのんびり鑑賞。追い詰められるイルカ先生の姿って、見てみたいじゃない?」
「そ。りょーかい」
カカシの影分身はおおっぴらにチャクラを垂れ流すと、イルカが視認出来る距離まで跳躍する。
影分身の姿に気が付いたイルカが、咄嗟に木々の隙間を縫うように走り出した。
「ふぅん。咄嗟に力量差を見抜いたか。さすがだね、イルカ先生」
カカシはイルカのやや前方の樹上から完全に気配を断つと、その姿を鑑賞する。
イルカは仲間と合流することを選んだのか、カカシの影分身から逃れるように、距離を稼ごうとしていた。
「追い詰められてる顔も素敵だね」
イルカの焦りを滲ませたその表情は、カカシの性的興奮を引き出させた。
影分身はまるでイルカをいたぶるように、時々クナイや手裏剣を投げつける。絶妙にコントロールされた得物は、イルカの肌をかすり傷一つ、つけることはない。
影分身も興奮しているのか?
お楽しみにイルカの支給服がわざと破れるように投じられるクナイに、カカシはくぐもった笑いをこらえた。
「ベストが邪魔だね……」
カカシは樹上からイルカの前に降り立った。
イルカが大きく目を見開き、息を飲むのが聞こえる。
咄嗟に後方に逃げようとするイルカの前にクナイを突き出すと、縦に振り下ろした。
カカシのクナイはイルカのベストをアンダーごと真っ二つに切り裂いた。
もちろんイルカの肌を傷つけることはしない。
切り裂かれた衣服に、動揺した様子のイルカに手を伸ばし、裂けたベストごとアンダーを引き千切る。
暴かれた素肌が月明かりにほの白く浮かび上がる。
緊張しているからか、イルカの胸の尖りは、まるでカカシが愛撫した時と同じようにピンと尖り、張り詰めていた。
「暗部?なんで……」
演習中の一部だと思っていたのか、まさかの暗部の姿に、イルカの顔に焦燥感が見え隠れする。
イルカは我に返ったのか、戦忍の顔に戻ると、カカシから逃げる隙を窺いながら、距離を取った。
後方に逃げるかと思われたイルカは、突然真っ直ぐにカカシに向かって走り出すと、クナイを手に反撃の構えを見せた。
と、思いきや、直前に跳んで上方に脱出したかと思われたが。
「ざ~んねんでした」
カカシ本体の後方から飛び出してきた影分身は、にやりと笑うと、悲愴な顔を浮かべたイルカを拘束した。
カカシはイルカの両手首を捕縛用の特殊な縄で拘束すると、手近な木に縛り付けた。
「ワイヤーじゃなくていいの?」
「ワイヤーじゃ痕が残っちゃうでしょ」
意地悪く顔を歪ませる影分身に、同じく笑みを返す。
「ご苦労さん。ここから先は俺一人で大丈夫だから」
カカシはそう影分身に声をかける。
「アンタだけずるい」
影分身は不満を口にしながらも、不承不承煙を上げ消えた。
「さてと、やっと二人っきりになれたことだし、そんなに手加減してなかったんだけどな。スゴいね、アンタ」
カカシはクスクスと嗤いながら拘束され身を堅くするイルカに声をかけた。
「でも捕まってしまいましたから……不合格ですか?」
冷や汗を浮かべながらも、挑むような眼差しでイルカはカカシを見つめた。
「う~ん、中忍にしとくの勿体ないくらいだね。楽しかったよ」
まだ肩で息をしながら悔しそうなイルカの顔を見ていると、カカシの嗜虐心にジリ、と火がつく。
そんな顔をするなんて、逆効果だよ?イルカ先生。
もっと虐めたくなっちゃうじゃない。
「でもこのあと次第では合格にしてもいいかな。別のお楽しみでね」
「別の……?」
ああ、キョトンとしたそんな顔も可愛い。
イルカはどれだけカカシを煽れば気が済むのか。無自覚だと思うと、憎らしい。
カカシは鈎爪の付いた右手で、むき出しになったイルカの腹をなぞるように動かした。
イルカがぴくりと身動ぐ。
大丈夫だよ、イルカ先生。あなたを傷つける事はしない。でも――
腹をなぞる鈎爪は、イルカの股間で動きを止めた。
カカシの意図に気が付いたイルカの表情がサッと青ざめる。
カカシは意地悪く顔を歪ませた。
「やめろっ! そんなことして合格になんかなりたくないっ」
イルカの顔が絶望に変わる。
カカシは無情にも鈎爪を振り下ろすと、イルカの下穿きを切り裂いた。
飛び出してきたイルカの雄は、恐怖に打ち震えるかのように小さく縮こまっていた。
カカシはそこに昂ぶった自分の股間をこすりつける。
「さっきの追いかけっこで興奮したからさ。気持ちよくしてやるよ?」
イルカの顔が羞恥で朱に染まる。
「ふざけんな!」
「ふうん? ずいぶん活きがいいね」
カカシはイルカの両足を手で押さえつけた。
「蹴り飛ばされたら、かなわないからね」
イルカの股間に顔を埋めると、縮こまる雄を口に咥えた。
抜き差しをするようにしゃぶってやると、イルカの肌は感じているのか?ゾクゾクと粟立ち、荒い呼吸音が激しくなってくる。
ジュプジュプと音を立てながら扱いていると、イルカの真は力を持ってきた。
堅く育ち始まった雄に、嘲るようにイルカを見上げると、泣き出しそうに顔を歪めて、必死に声を押し殺している姿が目に映った。
カカシがピチャッと音を立ててイルカの雄を吐き出すと、イルカはびくりと身を震わせた。
「んぁ……」
小さな喘ぎ声が、続きを強請るように耳を掠める。
無理矢理咥えられちゃって、感じちゃったのね。いけない先生。
「結界張ったから好きなだけ喘ぐといい。可愛い声で啼きな」
イルカとは元部下であるナルトを通じて知り合い、階級差を超えた友人として長らく付き合っていたが、カカシの中でイルカの存在は日に日に大きくなり、思いを告げたのは数ヶ月前。
暁の襲撃で、カカシが倒れ、サスケが里抜けした後のことだった。
木の葉崩しの直後と言うこともあり、里外に出ることが少ない内勤の忍びまでも、里外任務に明け暮れている最中だった。
カカシの告白にイルカが頷いたのは、あの人の寂しさにつけ込んでしまったからなのだろうか。
お互い多忙でなかなか会うこともままならないせいか、今ひとつイルカはカカシに対して遠慮がちに見えた。
カカシもそんなイルカにあと一歩踏み込めないでいる。
身体は繋げたけれど、心の距離がもどかしい。
本当はもっと求めて欲しいけれど、それをあの人に望むのは、欲張りか。
イルカは特に閨では慎ましい淑女のような反応で、物足りないと言うよりも、男同士のセックスに抵抗があるのではないか?
本当は好きではないけれど、カカシを前に断ることが出来ず、合わせていてくれているだけなのだろうかと、不安になる。
イルカ先生。あなたの本当の気持ちが分からないよ。
深夜カカシの姿は深い森の中にあった。白装束に獣面を身につけ、長い鈎爪の先には、まだ鮮血の跡が残されていた。
上忍師を拝命された時、暗部を除隊していたカカシだが、昨今の木の葉の情勢から、暗部に復帰していた。
斥候を勤めていたテンゾウはカカシより一足早く木の葉に帰還したことから、今回の任務が無事遂行されたことは、五代目には報告済みのはずだ。
早く里へ帰って、あの人に会いたい。
自分にもまだこんな気持ちが合ったのだと思うと、ともすれば根無し草のようにいつ果てても良いと思い続けた自分が、イルカがいるだけで、里へと結び付けられるなんて。
滑稽だとカカシは苦笑した。
はやる気持ちで木々を飛び越えるカカシは、馴染みのあるチャクラを感じて、ふと足を止めた。
気配を絶ち、吸い寄せられるように慎重に歩を進めると、森の中の一角で、中忍と思われる忍びが三人、得物を手に間合いを取っていた。
その中忍の一人は――イルカだった。
そういえば夜間模擬演習をするって言ってたけど、ここだったのか。
闇に紛れ、行動するイルカは、普段カカシが見たこともないくらい厳しい表情を浮かべ、その身体から発せられるチャクラも、研ぎ澄まされている。
これがイルカ先生か。
里の中の平和の象徴のような暖かで穏やかな人が、こんなにも野性的で好戦的な顔を浮かべているなんて。
カカシの知らなかったイルカの戦忍としての一面は、酷く嗜虐心を刺激した。
ゾクゾクと肌が粟立つのを感じる。
カカシは簡単な変化をする。
闇夜に紛れやすい黒髪と、浅黒い肌。顔立ちは……そうだ、あの人の好きそうな穏やかで優しげな顔にしよう。
カカシは音もなく行動を開始する。
イルカ先生の全てを知りたい。
歪んだ好奇心とちょっとした悪戯心で、カカシはイルカ狩りを始めた。
カカシはイルカたち三人の中忍が、気配を察知できないぎりぎりまで近づくと、生い茂る木の枝にその身を隠し、じっとその時を待っていた。
それはまるで獲物を待ち伏せする肉食獣のようで、身じろぎさえ許されないその時間が、カカシの好奇心を嫌でも刺激する。
イルカが動いた。
スリーマンセルを組む他の二人の中忍から離れて、行動を開始したイルカに、カカシは舌舐めずりする。
いい動きだ。
立ち並ぶ木々の枝を飛び、周囲を警戒するイルカの戦忍としての顔は、普段カカシが目にする朗らかな笑顔とは対照的で、美しくもあった。
カカシは影分身を一体出すと、にやりとほくそ笑み、イルカの後を追い始めた。
カカシの影分身は、イルカと別れた二名の中忍の元へ向かう。
影分身は音もなく二人の中忍の背後を取った。
突然現れた何者かの気配に、中忍達はとっさに臨戦態勢を取ると、背後を振り返った。
「ど~も。演習ご苦労様」
間延びした声でことさらのんきに、緊張感なく話しかけたのだが、さすがに中忍ともなると、カカシとの力量差をその肌で感じるのか、動揺した様子を見せた。
「あのさ、あの人ちょっと貸して欲しいんだよね。うみの中忍。こっちの任務で使いたいのよ」
「そ……それは……」
額に汗を浮かべた中忍達は、困惑した表情を浮かべた。
「上官命令。そう言うことで」
中忍達には有無を言わさずに、カカシの影分身は闇に紛れると、カカシ本体と合流するべく、その後を追い始めた。
カカシは闇の中を跳躍しながら、イルカの背後にぴたりと張り付くように、追尾していた。
イルカに悟られないように、近づきすぎず、離れすぎず。
手を伸ばせばいくらでもその背後を取ることは出来るのに、カカシはわざとイルカを逃がしながら、じわじわと追い詰めていく。
まるで獲物を獲ることを覚えたばかりの猟犬が、遊んでいるかのように。いつでもじゃれつこうと後を追う姿は、捕まえた小動物をいたぶる猫のようでもあった。
カカシはタンとわざと小さな音を立てて木の枝を飛ぶと、軽い殺気を乗せたクナイを投じた。
イルカは咄嗟に避けると、木の上で立ち止まり、クナイを手に周囲を伺った。
「いい反応だ」
敵の姿を探し、緊張感を張り詰めるイルカの姿に、ゾクゾクする。
カカシがさらに殺気を放つと、カカシの姿に気が付いたイルカは、仲間への警告からか、式を放った。
「そうはさせな~いよ」
小型の鳥の姿をした式を難なく捕らえると、カカシは握りつぶす。
式は小さな悲鳴をあげ、煙を残して消えた。
「遅かったね」
カカシは自分に追いついた影分身に声をかけると、影分身はクックッとくぐもった笑いを零した。
「そっちこそ。わざと逃がしてるの?」
「そう。遊んでいるの」
カカシは影分身に笑みを返すと、そのビジュアルを自分が変化している姿――黒髪に浅黒い肌を持つ男そっくりに変化させた。
「お前はイルカ先生を追いかけて」
「アンタはどうするの?」
「ん~俺はのんびり鑑賞。追い詰められるイルカ先生の姿って、見てみたいじゃない?」
「そ。りょーかい」
カカシの影分身はおおっぴらにチャクラを垂れ流すと、イルカが視認出来る距離まで跳躍する。
影分身の姿に気が付いたイルカが、咄嗟に木々の隙間を縫うように走り出した。
「ふぅん。咄嗟に力量差を見抜いたか。さすがだね、イルカ先生」
カカシはイルカのやや前方の樹上から完全に気配を断つと、その姿を鑑賞する。
イルカは仲間と合流することを選んだのか、カカシの影分身から逃れるように、距離を稼ごうとしていた。
「追い詰められてる顔も素敵だね」
イルカの焦りを滲ませたその表情は、カカシの性的興奮を引き出させた。
影分身はまるでイルカをいたぶるように、時々クナイや手裏剣を投げつける。絶妙にコントロールされた得物は、イルカの肌をかすり傷一つ、つけることはない。
影分身も興奮しているのか?
お楽しみにイルカの支給服がわざと破れるように投じられるクナイに、カカシはくぐもった笑いをこらえた。
「ベストが邪魔だね……」
カカシは樹上からイルカの前に降り立った。
イルカが大きく目を見開き、息を飲むのが聞こえる。
咄嗟に後方に逃げようとするイルカの前にクナイを突き出すと、縦に振り下ろした。
カカシのクナイはイルカのベストをアンダーごと真っ二つに切り裂いた。
もちろんイルカの肌を傷つけることはしない。
切り裂かれた衣服に、動揺した様子のイルカに手を伸ばし、裂けたベストごとアンダーを引き千切る。
暴かれた素肌が月明かりにほの白く浮かび上がる。
緊張しているからか、イルカの胸の尖りは、まるでカカシが愛撫した時と同じようにピンと尖り、張り詰めていた。
「暗部?なんで……」
演習中の一部だと思っていたのか、まさかの暗部の姿に、イルカの顔に焦燥感が見え隠れする。
イルカは我に返ったのか、戦忍の顔に戻ると、カカシから逃げる隙を窺いながら、距離を取った。
後方に逃げるかと思われたイルカは、突然真っ直ぐにカカシに向かって走り出すと、クナイを手に反撃の構えを見せた。
と、思いきや、直前に跳んで上方に脱出したかと思われたが。
「ざ~んねんでした」
カカシ本体の後方から飛び出してきた影分身は、にやりと笑うと、悲愴な顔を浮かべたイルカを拘束した。
カカシはイルカの両手首を捕縛用の特殊な縄で拘束すると、手近な木に縛り付けた。
「ワイヤーじゃなくていいの?」
「ワイヤーじゃ痕が残っちゃうでしょ」
意地悪く顔を歪ませる影分身に、同じく笑みを返す。
「ご苦労さん。ここから先は俺一人で大丈夫だから」
カカシはそう影分身に声をかける。
「アンタだけずるい」
影分身は不満を口にしながらも、不承不承煙を上げ消えた。
「さてと、やっと二人っきりになれたことだし、そんなに手加減してなかったんだけどな。スゴいね、アンタ」
カカシはクスクスと嗤いながら拘束され身を堅くするイルカに声をかけた。
「でも捕まってしまいましたから……不合格ですか?」
冷や汗を浮かべながらも、挑むような眼差しでイルカはカカシを見つめた。
「う~ん、中忍にしとくの勿体ないくらいだね。楽しかったよ」
まだ肩で息をしながら悔しそうなイルカの顔を見ていると、カカシの嗜虐心にジリ、と火がつく。
そんな顔をするなんて、逆効果だよ?イルカ先生。
もっと虐めたくなっちゃうじゃない。
「でもこのあと次第では合格にしてもいいかな。別のお楽しみでね」
「別の……?」
ああ、キョトンとしたそんな顔も可愛い。
イルカはどれだけカカシを煽れば気が済むのか。無自覚だと思うと、憎らしい。
カカシは鈎爪の付いた右手で、むき出しになったイルカの腹をなぞるように動かした。
イルカがぴくりと身動ぐ。
大丈夫だよ、イルカ先生。あなたを傷つける事はしない。でも――
腹をなぞる鈎爪は、イルカの股間で動きを止めた。
カカシの意図に気が付いたイルカの表情がサッと青ざめる。
カカシは意地悪く顔を歪ませた。
「やめろっ! そんなことして合格になんかなりたくないっ」
イルカの顔が絶望に変わる。
カカシは無情にも鈎爪を振り下ろすと、イルカの下穿きを切り裂いた。
飛び出してきたイルカの雄は、恐怖に打ち震えるかのように小さく縮こまっていた。
カカシはそこに昂ぶった自分の股間をこすりつける。
「さっきの追いかけっこで興奮したからさ。気持ちよくしてやるよ?」
イルカの顔が羞恥で朱に染まる。
「ふざけんな!」
「ふうん? ずいぶん活きがいいね」
カカシはイルカの両足を手で押さえつけた。
「蹴り飛ばされたら、かなわないからね」
イルカの股間に顔を埋めると、縮こまる雄を口に咥えた。
抜き差しをするようにしゃぶってやると、イルカの肌は感じているのか?ゾクゾクと粟立ち、荒い呼吸音が激しくなってくる。
ジュプジュプと音を立てながら扱いていると、イルカの真は力を持ってきた。
堅く育ち始まった雄に、嘲るようにイルカを見上げると、泣き出しそうに顔を歪めて、必死に声を押し殺している姿が目に映った。
カカシがピチャッと音を立ててイルカの雄を吐き出すと、イルカはびくりと身を震わせた。
「んぁ……」
小さな喘ぎ声が、続きを強請るように耳を掠める。
無理矢理咥えられちゃって、感じちゃったのね。いけない先生。
「結界張ったから好きなだけ喘ぐといい。可愛い声で啼きな」
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