【Caution!】

こちらの小説は全て作家様の大切な作品です。
無断転載・複写は絶対に禁止ですので、よろしくお願いします。
★エロし ★★いとエロし!
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結論。


俺の躰、相当ヨカッタ。
俺、相当エロかった。

カカシさんはもう俺以外抱けないといっても過言ではない。と自惚れるくらいにヨカッタ。
今までの悩みが霧散し、嘘みたいに心が晴れてゆく。


「イルカせんせ、俺が貴方に骨抜きにされてるって分かってくれた?」

「はい」

「よかった」

「俺も、よかったです」

事後の甘やかな雰囲気に身を任せようとカカシさんの胸に頭を預けたところで、ふと我に返った。

「あ! カカシさん、俺たち肝心なこと忘れてます! 逃げた忍、捕まえなきゃ!!」

立ち上がり、乱れた着衣を整えていると不意に手を掴まれる。
バツの悪そうな顔のカカシさんが俺を見上げていた。

「あー。その必要はないかも。だってアレ俺の影分身だから」

「は?」

「この術も実は俺が作ったんです。だからこの巻物、禁術でも里外持ち出し禁止でもないんですよ」

「え? えっ? ちょっとまってください。じゃあこの任務は?」

「偽装任務です。貴方に本当のことを分かってもらうにはこの方法しか思いつかなくて」

「はぁああああああああああ!? でもこの任務火影様からの勅命でしたけどっ!?」

「はい。三代目の弱味なら幾つか握ってますから脅して協力させちゃいました」

「させちゃいました、じゃねぇーだろうがよっ!!!」

「イルカ先生、騙してごめんなさいっ!」

大きな躰を精一杯小さくして謝る恋人に怒気も霧散してしまう。
そもそもそんなに怒ってなかったし。

だって、カカシさんは忙しい任務の合間を縫って術式を開発して、火影様を脅してまで俺の不安を払拭してくれたんだ。

「カカシさん、好きです」

心から零れた言葉にカカシさんが目を見張っている。
驚きから喜びの笑顔へと鮮やかにその表情を変えるカカシさんに、俺は見惚れた。


恋心なんてものは、奇妙奇天烈、人外魔境。
何が起きても不思議はない。

でも俺たちは何があっても一緒に生きていける。
そう思える幸せに、俺たちは酔いしれた。
 
おしまい!!

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