【Caution!】

全年齢向きもR18もカオス仕様です。
★とキャプションを読んで、くれぐれも自己判断でお願い致します。
★エロし ★★いとエロし! ★★★いとかくいみじうエロし!!
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『風呂には妖精がいる…らしい。』 

(幕間 スケア)


アンタのことが好きで好きで好きで好きで。
どうにかして近付きたいと思った行動の結果、俺が得たのは『変態上忍』という称号だけだった。
いったい何処で間違えたんだろう。



それなら一発逆転、アンタのヒーローになろうと。
俺がいかにも変態らしい風体で襲った所を、本体が颯爽と助けに入る…はずだったのに。
今入ってる…というか、先生に挿入ってるのは俺のムスコだ。
何度も何度も夢で見て、何度も何度もオカズにした光景が目の前にある。

本体が風呂場のドアの外でイライラしてるのを感じる。
そりゃあそうだろう。
元々はある程度悪戯をしたら本体が飛び込んで、適当にやり合った所で俺が逃げる予定だったのだから。
それで護衛役としてまんまとイルカ先生の側に居座る権利を、そしていずれは恋人に昇格…という計画は、このまま俺を放っとけば無かった事になってしまう。
だが影分身とはいえ、イルカ先生とヤれる千載一遇のチャンスを本体も逃したくないみたいだ。
記憶と感覚は後で統合されるんだから。

それに俺だってイライラしてるんだ。
見知らぬ変態を妖精呼ばわりした上、こんな簡単に身体を開くアンタに。
「やっぱり妖精さんじゃなくて変態さんだった」とか変な事をブツブツ呟いていたが、いったい何なんだ妖精って。
妖精だったら簡単にアンタの懐に入れてもらえたのか?

そんなに溜まってたなら、搾り尽くしてやろうか。
アンタのいい所を責めまくって、とことんイカせまくって、俺にしか反応できない身体に作り変えてやろうか。
俺の下で快楽に溺れる先生に意識を戻した、その時。

「…カカ…さ……ンぁ…」

俺の身体がびくりと揺れた。
と同時にドアの外でも本体の気配がぶわっと膨らむ。
中に飛び込んで来そうだと判断した俺は、とっさにピンポイントで本体にチャクラをぶつけた。

(入ってくるな)

侵入ってくるな。
俺とイルカ先生の、二人きりの空間に。
お前はもういいじゃないか。
愉悦の最中に名前を呼んでもらえたんだから。
俺が与えた愉悦の真っ最中に。

訳の分からない感情が溢れ、僅かに視界が滲む。
そのぼんやりした世界の向こうに、イルカ先生のうっすら開いた目が見えた。
その黒い瞳に映るのはスケア。
甘い喘ぎと一緒に口から零れるのは俺の…カカシの名前。
―――あぁ、

「………ルカ……んせ…」



俺じゃない俺の名前を呼ぶ口は塞いでやろう。
アンタは俺の舌と唾液と呼気だけを味わえばいい。

今はこの気持ちよさに身を任せて、あとの事は全部、あとで。




【完】

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