【Caution!】
全年齢向きもR18もカオス仕様です。
★とキャプションを読んで、くれぐれも自己判断でお願い致します。
★エロし ★★いとエロし! ★★★いとかくいみじうエロし!!
↑new ↓old
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(……そろそろいいかな)
イルカ先生のシフトが終わる頃を見計らって、受付に向かう。
明日はアカデミーも受付もないというし、俺も任務明けで休みなので、今日はイルカ先生ん家でとことん飲もうと約束してあるのだ。
とっておきの大吟醸も用意したし、つまみはなんとイルカ先生が作ってくれるという。
初めてのお宅訪問&宅飲み。
うわー何よこれ!こんなイチャパラな展開が、まさかこの身に起きようとは!
ナルトを介して知り合いから気になる人に、気になる人から友人に、友人からかなり親しい飲み友達に、と段階を踏んで順調に距離を詰めてきたが。
ここんとこ、あと一歩を詰められず足踏みして、どう動いたらいいのか分からないまま、ずるずると今日に至る。
イルカ先生もかなり意識してくれてると思うんだけど、あの人わりとパーソナルスペースが狭いんだ~よね。
俺に対してなんて、ほとんどゼロ距離じゃないだろうか。
これで「そんなつもりじゃなかったんです。すいません」とか言われたら、もうムリ。俺の何かが折れる。
そんなもだもだしてた所に、この千載一遇の一発逆転ミラクルチャンス!
今日こそはオトモダチという線を飛び越え、一気にイチャパラな関係に…♪
浮かれる足取りを気合いで抑え、ヒョイと受付を覗くとちょうどイワシ君と引き継ぎをしてるところだった。
あぁイルカ先生、今日も可愛いです。
「あ、カカシ先生!それじゃイワシ、あとよろしくな。お先!」
「おう、あんまり酔っぱらうんじゃねぇぞ。はたけ上忍に失礼だからな~。おつかれ!」
一瞬、イルカ先生が固まったような気がしたけど気のせいか?今まで外で飲んでた時は、そんな失礼な事なんてなかったけど。
もしかして…酔っぱらうと脱いじゃうとか?
キャー、イルカ先生エッチ!
そんな妄想は欠片も表に出さず、そそくさと俺の腕をとって「それじゃ行きましょうか」というイルカ先生にくっついて家に向かった。
いやぁ、飲んだ。
俺も飲んだけど、イルカ先生も相当なもんだ。
だってさっきからもう呂律が回ってないもん。
「らから~、寂し~んれすよ俺もぉ。シャスケも~ラルトまでいらくなっちゃって~。みぃんな行っちゃって~」
立て膝をしてたイルカ先生の体がグラリと揺れ、そのままバタンと後ろに倒れる。良かった畳で。
「…シャクラも~、なぁんか立派になっちゃって~。しぇんしぇ~ラーメンばっか食べちゃらめれすよ~とか~」
あ、まだ起きてた。
うん、分かってた。
今日はもうムリだ~ね。
さりげなく…どころかけっこう露骨にボディタッチとか色々してみたし、気持ちのガードをゆるめようと飲ませたはいいけど…やり過ぎた。
さすがに酒の勢いでどうこうするほど鬼畜じゃない。
イルカ先生のことは大事すぎて、この先どう進めていいのかもう分からん!
(とりあえず今日のところは戦略的撤退だってばよ…)
と元部下の口ぐせをまねて、負け犬の遠吠えじみた言い訳を自分にしてみる。
はぁ~~~~、と深いため息をつくと、
「ほらイルカ先生、こんなところで寝ちゃダメでしょ。寝室は隣?」
先生を運ぼうと四つん這いで近寄り、首の後ろと膝裏に手を入れる。
と、トロンと潤んだ目で、赤く顔を染めた先生が俺をボンヤリと見ていた。
思わず吸い込まれるように見つめる。
見つめあう。
見つめあう。
見つめあう。
ハッと気付くと、イルカ先生の顔が間近に迫っていた。
危なかった。
今絶対吸い込まれてた!先生すごい。何かの術なの?
いやもうホントにやめて…俺の理性は今ぎりっぎりだから!
べりっと音がする勢いでイルカ先生から視線を引き剥がすと、先生を抱き上げ寝室に連れていく。
(お行儀悪くてすみません)と心の中で謝りながら足ですいっと襖を開けると、そこにはベッドが。
ベッドが俺を、俺たちを呼んでいる!
いやいやいやいや!!
ジェントルマンなカカシ先生をなんとか力ずくで召喚すると、イルカ先生をそっと横たわらせた。
……はずだったのに。
イルカ先生がグイっと俺を引き寄せ、半分のし掛かるような形でベッドに乗り上げてしまった。
ピッタリと密着する上半身。アルコールで異常に早くなった先生の鼓動が、俺のもののようにはっきり分かる。
あり得ないイチャパラ展開にフリーズしたが、もう一息だ俺。
くそっ、がんばれ。
「先生、じゃあ俺帰りますから」
と体を離そうとしたが、イルカ先生の腕は巻き付いたままだ。
「れも~、カカシゃんもれしょ?」
……え?
「カカシゃんも寂し~んれしょ?」
やら。帰ららいで…
耳元で先生が囁く。
これはホントに先生の声だろうか。俺の煩悩が聞かせた幻聴じゃないの?
あっ、寝言かな。そっかそっか、寝ぼけちゃったんだ~よね。
ゆっくりと体を起こすと、今度は腕がゆるんだ。
が、手は首の後ろで組まれたままなので、間近でイルカ先生の顔を見る。
予想に反して先生の目は開いていた。
そして、さらに予想外な事に、トロンと潤んだ目に浮かんでいるのは。
わずかな理性と、はっきりとした…………情欲だった。
「イ、ルカ、せんせ」
情けないほど掠れた声が洩れたが、その先は言えなかった。
引き寄せたのはどちらだったのか。
残りの言葉はイルカ先生の口の中に押し込まれ、
そのあとは。
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