【Caution!】
全年齢向きもR18もカオス仕様です。
★とキャプションを読んで、くれぐれも自己判断でお願い致します。
★エロし ★★いとエロし! ★★★いとかくいみじうエロし!!
↑new ↓old
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うみのさん家のイルカは一歳。
いわゆるオレの幼馴染みということになるらしい。
普段はこんな子守り任務みたいなことは絶対しないんだけど、うみのさん家のお子さんだから特別だ。
何度直してもオレのことを「たぁち」としか呼べないくせに、「たぁち、あしょぶ!」と隊長のようにオレを従えていつもご満悦だ。
遊ぶ以外にもごはんやおやつを食べさせたり、パンツタイプのオムツを換えたりはできるけど、さすがに風呂はチャクラを使わないと一人で入れられないのでイッカクさんと一緒に三人で入る。
イッカクさんは任務の時は鬼神か夜叉のように恐いけど、イルカといる時はデレッデレになるんだよね。まぁ、イルカは可愛いから分かるけど。
今もお風呂に入る時はおしゃぶりを外しなさいとコハリさんに言われているのに、イルカの為にこっそり風呂場に持ち込もうとして叱られていた。
イルカはオレの指を吸うのが好きだから大丈夫ですよと囁いたら、「そうか、カカシ君の手はまだ柔らかいからなぁ」なんて髪をグシャグシャにされた。本人は頭を撫でたつもりでいるんだろうけど、豪快すぎて頭をぐらんぐらん揺らすから脳震盪を起こしそうだ。
風呂ではイルカが今ハマってる遊びをしてやった。
広げたタオルに空気を含ませて湯船に沈め、裾を絞ってお湯の中で風船みたいに膨らんだタオルを潰す遊びだ。これをやるとおとなしくお湯に浸かってくれるから助かるんだけど、飽きずに何十回もやらされるからめんどくさい。
頭を洗ってたイッカクさんがシャンプーの泡で角状に固めた髪を「ほらイルカ、鬼だぞ!」とやってくれるけど、お湯の中で空気の泡をぼこぼこ出すのに夢中なイルカは見向きもしない。
イッカクさんは基本的にいつも鬼っぽいから、あんまり新鮮さがないのかもしれない。
「たぁち、たぁち、ぼこぼこ!」といつまでもタオルで遊ぶイルカがのぼせる前に、オレとイルカだけ先に上がる。
風呂場に持ち込んだタオルは濡れてしまったので、素っ裸のままでイルカにオムパンを穿かせるべく奮闘する。毎回ここが一番大変なところだ。
よちよちと覚束ない足取りで走って逃げようとするイルカを、すかさず床に敷いたバスタオルの上に引っくり返しオムパンを穿かせようとしたら、それを掴んで投げられた。
「こらイルカ、イタズラしないの」
軽くたしなめるけど、イルカはきゃっきゃと笑うだけだ。
しょうがないなと転がったイルカを膝立ちで跨いでオムパンを拾おうとしたら、不意に股間に変な感じがした。
なんだ? と下を見ると、起き上がったイルカがオレの……オレのちんちんをちゅぱちゅぱと吸ってる!
「ちょっとイルカ、そこはダメ!」
慌てて立ち上がろうとしたけど、いつもしゃぶってる俺の指か、やっと現れたおしゃぶりと間違えたのかイルカも必死だ。
オレの足にぎゅっと抱き付いて、ちゅぱちゅぱと高速で吸い付いている。
しかも幼児の習性なのか、舌をちんちんにぴたりと張り付かせて、出もしないミルクを吸い出そうととでもするかのように、ちゅうちゅうと力強く吸い続ける。
「イルカ、ほんとにやめ……」
ちんちんがおかしい。痺れるような変な感じがする。
背中も腿も腰もビリビリする。イルカが無意識に雷遁でも使っているのか。
これは何かヤバい、絶対に。
なんだかもう……
「イルカ、もうお風呂出た? ちゃんとオムパン穿けたの?」
台所からコハリさんの声がして、俺は急いでイルカを引き剥がした。
思いっきり引っ張ったからちんちんが取れるかと思ったけど、こんな恥ずかしいところをコハリさんに見られるくらいなら取れた方がましだ。
急におしゃぶりを取り上げられたイルカが、火の付いたように泣き出す。
コハリさんの足音が近付いてきて、オレは慌てて軽く絞っただけの濡れタオルを腰に巻き「すみません、ちょっとトイレに」と脱衣所を飛び出した。
トイレの中で、普段はくにゃりと柔らかいちんちんが真っ直ぐ正面を向いて固くなってるのを見て、どうしたらいいか分からなくてしばらく便座に座っていた。
これは何かの病気かもしれない。
イルカに強く吸われすぎて、ちんちんが固くなる病気になっちゃったのかも。
う~ん、う~んと悩んでたらイッカクさんがトイレの外から「カカシ君、大丈夫か? 腹でも下したか?」と声をかけてきた。
大丈夫ですと答えた通り、本当にしばらくしたらちんちんは戻っていた。良かった。
その後しばらくは、風呂に入る度にイルカがオレのちんちんを狙うので本当に困った。
オレの大事なちんちんをおしゃぶり代わりにされてはたまらないから必死に避けていたけど、イルカの目は一歳にして完全に獲物を狙うそれだった。イルカはきっと良い戦忍になるだろう。
その秘かな攻防戦は、イルカがおしゃぶりを使わなくなるまで続いた。
「……って訳でね、俺の初フェラはイルカにされたんだよね」
上忍から特上、中忍まで野郎だけの『はたけカカシお誕生会』という名目の酒の席だった。
お誕生会なんてふざけた名の時点で呑む理由にされたことは明らかだが、野郎同士なんてそんなもんだとイルカと連れ立って暖簾を潜った。
時が進み酒も深くなると、仲間内の気のおけない呑みの席だけに下ネタから口淫の話になり、俺はふと思い出した昔話を披露した。
「マジかよ! カカシお前ェ……っ」
「五歳で性に目覚めるとか、しかもイルカのせいで!」
「やべぇ全然羨ましくねぇ! でも今は散々いい思いしてるんだからいいじゃないっすか!」
ヒゲやアオバ、コテツとイズモは案の定転がってヒイヒイと馬鹿笑いし、ゲンマとイワシはげんなりとした顔でイルカに目を向けた。
ま、そりゃ乳幼児の頃とはいえ、幼馴染みのモノを必死にしゃぶってたなんて過去が飛び出してきたらげんなりもするよね。
当人はというと、真っ赤な顔なのに青褪めるという何とも器用な真似をしながらぶるぶると震えていた。
まずい、ちょっとやり過ぎたかな、これはさすがに怒られるかもと思っていたら、イルカは黙ったまま立ち上がると座敷を出てってしまった。
「あー、悪い、俺も帰るね」
とりあえず俺とイルカ二人分より多めの札を卓に置き、イルカを追って帰ろうとすると、「おう帰れ帰れ!」「謝罪代わりにしゃぶってあげればいいじゃないですか」とまだ笑っている奴らに見送られた。
なぜかゲンマだけが複雑な顔で俺を見ているので、目で問いかけると。
「……そっすね、カカシさんもそろそろ知ってもいいんじゃないっすかね。とりあえず帰るなら、腹据えて帰った方がいいっすよ」
とよく分からない答えを返された。
家に帰ると、風呂場からピチャン、チャプンと水音が響いてくる。
呑んだ後すぐの長風呂は危ないと何度も言ってるのに、イルカは本当に言うことを聞かないんだから。
額宛と手甲を外してベストを脱いでから風呂場のドアに手をかける。
そういえばイルカと一緒に風呂に入らなくなったのはいつからだろう。
「イルカ、起きてる? 呑んだ後はシャワーだけにしときな……っ⁉」
ドアを開けたとたん、腕を掴まれ中に引っ張り込まれた。
またイルカは悪戯ばっかりして、ほんとにしょうがない子だなと眉をしかめて見せると、思いがけなく真剣な表情のイルカと目が合った。
イルカは怖いくらい真面目な顔で俺を見つめると、不意に俺の下半身に目線を落とした。
「ここ、あれから何人の女にしゃぶらせたんだよ」
「なに、どうしたの急に」
さっきの事で怒ってるのかと思ったけど、矛先が違う気がする。
あれからというのは、一歳のイルカにおしゃぶり代わりにされた時のことを言ってるのだろうか。
どう対応すべきか戸惑ってへらりと笑うと、イルカはいきなり俺の支給服のファスナーを引き下げると、乱暴な手付きで性器を引っ張り出した。
そして床に膝を突くと、くったりしてる俺の息子に向かって大きく口を開ける。
まさか俺のちんこに噛み付いて使い物にならなくするとか、そういう仕返し⁉
「イルカ、そこまでしなくてもいいでしょ! さっきのは悪かったって!」
慌てて腰を引こうとしたら、俺の大事な息子を握り締めたまま、イルカが俺を見上げた。
「俺がこういうことをずっとしたかった、って言ったらどうする?」
…………え?
こういうことって、どういうこと?
ずっと仕返ししたいほど憎んでた……ってことじゃなさそうだ。となると。
…………え?
「気付いてなかっただろ? 俺はいつまでもカカシ兄ちゃんの可愛いイルカだもんな」
イルカの顔が痛みを堪えるように歪む。
頬を伝うのは、水滴……?
初めて見るイルカの顔と、その発した言葉の意味が分からなくて、俺はその水滴が顎を伝い首筋を流れていくのをただ見つめていた。
「……カカシのことが好きだって言ってんだよ」
まるでずっと口の中に含んでた汚いものを吐き出すように、イルカが言う。
好きって。
俺だってイルカのことが好きだよと言おうとした口は、立ち上がった勢いのままぶつかってきたイルカの唇で塞がれた。
「言っとくけど、こういう『好き』だからな」
低い声が俺の反論を封じる。
間近で見返すイルカの目は見間違えようのないほど赤くなっていて、それは写輪眼よりも赤く綺麗だった。
その目がふいと逸らされ、掴まれていた胸元の布が弛む。
「へへ……もう一緒に暮らせないよな。変なこと言ってごめんカカシ兄ちゃん……今までありがとな!」
いつも通り悪戯小僧のニシシという笑顔になったイルカは、風呂場から出てってしまった。
開いたファスナーから息子をぽろりしたままの、間抜けな姿の俺を置き去りにして。
いわゆるオレの幼馴染みということになるらしい。
普段はこんな子守り任務みたいなことは絶対しないんだけど、うみのさん家のお子さんだから特別だ。
何度直してもオレのことを「たぁち」としか呼べないくせに、「たぁち、あしょぶ!」と隊長のようにオレを従えていつもご満悦だ。
遊ぶ以外にもごはんやおやつを食べさせたり、パンツタイプのオムツを換えたりはできるけど、さすがに風呂はチャクラを使わないと一人で入れられないのでイッカクさんと一緒に三人で入る。
イッカクさんは任務の時は鬼神か夜叉のように恐いけど、イルカといる時はデレッデレになるんだよね。まぁ、イルカは可愛いから分かるけど。
今もお風呂に入る時はおしゃぶりを外しなさいとコハリさんに言われているのに、イルカの為にこっそり風呂場に持ち込もうとして叱られていた。
イルカはオレの指を吸うのが好きだから大丈夫ですよと囁いたら、「そうか、カカシ君の手はまだ柔らかいからなぁ」なんて髪をグシャグシャにされた。本人は頭を撫でたつもりでいるんだろうけど、豪快すぎて頭をぐらんぐらん揺らすから脳震盪を起こしそうだ。
風呂ではイルカが今ハマってる遊びをしてやった。
広げたタオルに空気を含ませて湯船に沈め、裾を絞ってお湯の中で風船みたいに膨らんだタオルを潰す遊びだ。これをやるとおとなしくお湯に浸かってくれるから助かるんだけど、飽きずに何十回もやらされるからめんどくさい。
頭を洗ってたイッカクさんがシャンプーの泡で角状に固めた髪を「ほらイルカ、鬼だぞ!」とやってくれるけど、お湯の中で空気の泡をぼこぼこ出すのに夢中なイルカは見向きもしない。
イッカクさんは基本的にいつも鬼っぽいから、あんまり新鮮さがないのかもしれない。
「たぁち、たぁち、ぼこぼこ!」といつまでもタオルで遊ぶイルカがのぼせる前に、オレとイルカだけ先に上がる。
風呂場に持ち込んだタオルは濡れてしまったので、素っ裸のままでイルカにオムパンを穿かせるべく奮闘する。毎回ここが一番大変なところだ。
よちよちと覚束ない足取りで走って逃げようとするイルカを、すかさず床に敷いたバスタオルの上に引っくり返しオムパンを穿かせようとしたら、それを掴んで投げられた。
「こらイルカ、イタズラしないの」
軽くたしなめるけど、イルカはきゃっきゃと笑うだけだ。
しょうがないなと転がったイルカを膝立ちで跨いでオムパンを拾おうとしたら、不意に股間に変な感じがした。
なんだ? と下を見ると、起き上がったイルカがオレの……オレのちんちんをちゅぱちゅぱと吸ってる!
「ちょっとイルカ、そこはダメ!」
慌てて立ち上がろうとしたけど、いつもしゃぶってる俺の指か、やっと現れたおしゃぶりと間違えたのかイルカも必死だ。
オレの足にぎゅっと抱き付いて、ちゅぱちゅぱと高速で吸い付いている。
しかも幼児の習性なのか、舌をちんちんにぴたりと張り付かせて、出もしないミルクを吸い出そうととでもするかのように、ちゅうちゅうと力強く吸い続ける。
「イルカ、ほんとにやめ……」
ちんちんがおかしい。痺れるような変な感じがする。
背中も腿も腰もビリビリする。イルカが無意識に雷遁でも使っているのか。
これは何かヤバい、絶対に。
なんだかもう……
「イルカ、もうお風呂出た? ちゃんとオムパン穿けたの?」
台所からコハリさんの声がして、俺は急いでイルカを引き剥がした。
思いっきり引っ張ったからちんちんが取れるかと思ったけど、こんな恥ずかしいところをコハリさんに見られるくらいなら取れた方がましだ。
急におしゃぶりを取り上げられたイルカが、火の付いたように泣き出す。
コハリさんの足音が近付いてきて、オレは慌てて軽く絞っただけの濡れタオルを腰に巻き「すみません、ちょっとトイレに」と脱衣所を飛び出した。
トイレの中で、普段はくにゃりと柔らかいちんちんが真っ直ぐ正面を向いて固くなってるのを見て、どうしたらいいか分からなくてしばらく便座に座っていた。
これは何かの病気かもしれない。
イルカに強く吸われすぎて、ちんちんが固くなる病気になっちゃったのかも。
う~ん、う~んと悩んでたらイッカクさんがトイレの外から「カカシ君、大丈夫か? 腹でも下したか?」と声をかけてきた。
大丈夫ですと答えた通り、本当にしばらくしたらちんちんは戻っていた。良かった。
その後しばらくは、風呂に入る度にイルカがオレのちんちんを狙うので本当に困った。
オレの大事なちんちんをおしゃぶり代わりにされてはたまらないから必死に避けていたけど、イルカの目は一歳にして完全に獲物を狙うそれだった。イルカはきっと良い戦忍になるだろう。
その秘かな攻防戦は、イルカがおしゃぶりを使わなくなるまで続いた。
「……って訳でね、俺の初フェラはイルカにされたんだよね」
上忍から特上、中忍まで野郎だけの『はたけカカシお誕生会』という名目の酒の席だった。
お誕生会なんてふざけた名の時点で呑む理由にされたことは明らかだが、野郎同士なんてそんなもんだとイルカと連れ立って暖簾を潜った。
時が進み酒も深くなると、仲間内の気のおけない呑みの席だけに下ネタから口淫の話になり、俺はふと思い出した昔話を披露した。
「マジかよ! カカシお前ェ……っ」
「五歳で性に目覚めるとか、しかもイルカのせいで!」
「やべぇ全然羨ましくねぇ! でも今は散々いい思いしてるんだからいいじゃないっすか!」
ヒゲやアオバ、コテツとイズモは案の定転がってヒイヒイと馬鹿笑いし、ゲンマとイワシはげんなりとした顔でイルカに目を向けた。
ま、そりゃ乳幼児の頃とはいえ、幼馴染みのモノを必死にしゃぶってたなんて過去が飛び出してきたらげんなりもするよね。
当人はというと、真っ赤な顔なのに青褪めるという何とも器用な真似をしながらぶるぶると震えていた。
まずい、ちょっとやり過ぎたかな、これはさすがに怒られるかもと思っていたら、イルカは黙ったまま立ち上がると座敷を出てってしまった。
「あー、悪い、俺も帰るね」
とりあえず俺とイルカ二人分より多めの札を卓に置き、イルカを追って帰ろうとすると、「おう帰れ帰れ!」「謝罪代わりにしゃぶってあげればいいじゃないですか」とまだ笑っている奴らに見送られた。
なぜかゲンマだけが複雑な顔で俺を見ているので、目で問いかけると。
「……そっすね、カカシさんもそろそろ知ってもいいんじゃないっすかね。とりあえず帰るなら、腹据えて帰った方がいいっすよ」
とよく分からない答えを返された。
家に帰ると、風呂場からピチャン、チャプンと水音が響いてくる。
呑んだ後すぐの長風呂は危ないと何度も言ってるのに、イルカは本当に言うことを聞かないんだから。
額宛と手甲を外してベストを脱いでから風呂場のドアに手をかける。
そういえばイルカと一緒に風呂に入らなくなったのはいつからだろう。
「イルカ、起きてる? 呑んだ後はシャワーだけにしときな……っ⁉」
ドアを開けたとたん、腕を掴まれ中に引っ張り込まれた。
またイルカは悪戯ばっかりして、ほんとにしょうがない子だなと眉をしかめて見せると、思いがけなく真剣な表情のイルカと目が合った。
イルカは怖いくらい真面目な顔で俺を見つめると、不意に俺の下半身に目線を落とした。
「ここ、あれから何人の女にしゃぶらせたんだよ」
「なに、どうしたの急に」
さっきの事で怒ってるのかと思ったけど、矛先が違う気がする。
あれからというのは、一歳のイルカにおしゃぶり代わりにされた時のことを言ってるのだろうか。
どう対応すべきか戸惑ってへらりと笑うと、イルカはいきなり俺の支給服のファスナーを引き下げると、乱暴な手付きで性器を引っ張り出した。
そして床に膝を突くと、くったりしてる俺の息子に向かって大きく口を開ける。
まさか俺のちんこに噛み付いて使い物にならなくするとか、そういう仕返し⁉
「イルカ、そこまでしなくてもいいでしょ! さっきのは悪かったって!」
慌てて腰を引こうとしたら、俺の大事な息子を握り締めたまま、イルカが俺を見上げた。
「俺がこういうことをずっとしたかった、って言ったらどうする?」
…………え?
こういうことって、どういうこと?
ずっと仕返ししたいほど憎んでた……ってことじゃなさそうだ。となると。
…………え?
「気付いてなかっただろ? 俺はいつまでもカカシ兄ちゃんの可愛いイルカだもんな」
イルカの顔が痛みを堪えるように歪む。
頬を伝うのは、水滴……?
初めて見るイルカの顔と、その発した言葉の意味が分からなくて、俺はその水滴が顎を伝い首筋を流れていくのをただ見つめていた。
「……カカシのことが好きだって言ってんだよ」
まるでずっと口の中に含んでた汚いものを吐き出すように、イルカが言う。
好きって。
俺だってイルカのことが好きだよと言おうとした口は、立ち上がった勢いのままぶつかってきたイルカの唇で塞がれた。
「言っとくけど、こういう『好き』だからな」
低い声が俺の反論を封じる。
間近で見返すイルカの目は見間違えようのないほど赤くなっていて、それは写輪眼よりも赤く綺麗だった。
その目がふいと逸らされ、掴まれていた胸元の布が弛む。
「へへ……もう一緒に暮らせないよな。変なこと言ってごめんカカシ兄ちゃん……今までありがとな!」
いつも通り悪戯小僧のニシシという笑顔になったイルカは、風呂場から出てってしまった。
開いたファスナーから息子をぽろりしたままの、間抜けな姿の俺を置き去りにして。
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