【Caution!】

全年齢向きもR18もカオス仕様です。
★とキャプションを読んで、くれぐれも自己判断でお願い致します。
★エロし ★★いとエロし! ★★★いとかくいみじうエロし!!
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そろそろ頃合いだろうか。
完全に気配を断ち天井裏に潜んでいた俺は、以前から準備していた一枚の天井板をそっと持ち上げる。
ずらした隙間から見えるのは、薄暗がりでカカシと絡み合うイルカ先生だった。

俯瞰で見下ろす二人は、ほとんど先生の後ろ姿しか見えない。
ベッドに横たわるカカシに覆い被さるイルカ先生がカカシの股間に顔を埋めていて、先生の下半身はカカシの頭を跨いでいた。
その腰はカカシの片腕にがっしりと抑え込まれ、時々跳ねる下半身がずれないよう固定されている。
イルカ先生の臀部の割れ目で、銀髪が小刻みに揺れていた。よく見ると会陰から菊口の辺りをカカシの舌が這い回っている。
カカシのもう片方の手はイルカ先生の身体で見えないが、忙しなく動いていることは見なくても分かった。

「ふ、う…んぐ……ふあ、あぁ…」

先生のくぐもったうめき声は時折解放され、荒い息と共に喘ぎとして吐き出された。
はっ、はっと荒げた呼吸は整えないまま、またじゅっ、ぴちゃっという水音に変わり。鬱陶しげにかき上げられた黒髪の隙間から、イルカ先生の紅潮した横顔が覗く。
するとカカシが身体を動かして、先生の腿の間から上体をずり上げた。
口に含んでいたモノを急に引き抜かれたイルカ先生が、訝しげに抗議の目でカカシを振り返る。
カカシがうっすらと微笑み返すと、イルカ先生にもその意図が伝わったらしく、怪訝な顔が快楽への期待に変わる。
先生の臀部を掴んで左右に割ったカカシが、隆々と屹立した己をあてがい、ゆっくりと沈めていった。
お互いを味わう前に十分解していたのか、イルカ先生の後孔は難なくカカシを丸ごと呑み込む。
イルカ先生の息がスタッカートから緩やかに長く吐き出されるようになると、カカシが腰を使い出した。
初めはゆるゆると、次第に深く穿つように。
ほどなくイルカ先生の甘い喘ぎで室内が満たされる。
吐息と共に「やだ」と「もっと」を織り交ぜながら。
俺は思わず天井板の縁を握りしめて、眼下の光景に夢中になっていた。

ここでカカシが不意に顔を上げ。
天井裏からひっそり覗いていた俺と、視線が絡み合う。
――視線と視線の無言の応酬。
俺は天井板を大きくずらすと、ベッドの足元側へと降り立った。
あえて音も殺さず、気配をはっきりと現して。



トスンと音を立てて急に目の前に現れた者に、イルカの悦楽に染まった目が揺れる。
が、すぐさま内勤とは思えない反応速度で臨戦態勢になろうとするも、背後からカカシにがっしりと固定されてそれは不可能だった。
侵入者に何一つ対処しようとしないカカシにイルカは戸惑い、そこで初めて目の前にいる人物に気付いた。

「あんた…スケアさ…カカシ、さん?」

「イルカせんせ、お久しぶり。ま、スケアでもカカシでもどっちでもいいけど、今はスケアって呼んでよ。本体もいることだし」

スケアは眼の上下にシール、ヘーゼルブラウンの髪に黒いシャツと完全に別人の外見だったが、声だけはカカシのままだった。

「イルカ…そんなキツく締めないで。千切れそう…」

イルカの後ろ髪に顔を埋めたカカシが呻く。
やはり相当驚いたのだろう。大声こそ出さなかったものの、イルカの身体は正直だった。

「え、あ…だってスケアさん…でも、なんでここに…?」

イルカが背後にのし掛かるカカシをふり仰ぐと、カカシは少し上体を起こしてにっこりと微笑みかけた。
いっそ、優しげとさえ言える顔で。

「…うん、ちょっとね。俺、いっつも夢中になってイルカのいろんな所ちゃんと見れないから、もう一人いればいいかなって。それにイルカも、観られながらするのも愉しめるんじゃない?スケアなら他人に観られる感覚も味わえるでしょ」

カカシは一方的にそう言って、イルカの腰を引っ張り上げて自分の腿に乗せた。
それから胴体を抱えて上体を起こさせ、両脚を大きく拡げさせる。こうすると繋がってる箇所が、スケアにはっきりと見える。

「…ほら、こいつにもたっぷり見せてあげて?イルカの可愛くていやらしいところ」

スケアはベッドの前でしゃがむと、まじまじとそこを見つめた。

「やめ……や…だぁっ」

イルカがイヤイヤをするようにもがくが、背後からカカシに抱え込まれてる上に快楽で力が抜け、まるで抵抗にもならない。

「イルカ先生、凄いよこれ…ひくひくしながらカカシをくわえこんじゃってる。しかもさ、先生これじゃイケないじゃない。カカシってば酷いよねぇ」

くすくすと笑いながら話しかけるスケアの目線の先は、二人の身体が繋がった処で。
そのすぐ上にあるイルカの雄の根元は、下の陰嚢にかけて紅い絹紐でぎちりと縛られていた。
さらに抵抗しようとするイルカを宥めるように、カカシが陰茎を握ってゆっくりと上下させながら、首筋に舌を這わせる。
その親指がつるりとした先端の割れ目を前後に撫でると、大きく開かれた腿が小刻みに震え、猫の鳴き声のような音がイルカの口から漏れた。
中途半端になっていたイルカの欲望はたちまち追い上げられ。
わずかに溢れ出た先走りが、今までじわりじわりと滲んでいた物と混じり合い、カカシの指を、紅色の絹紐を汚していく。

「イルカ先生、イカせてほしい?」

そんなイルカをじっと見つめていたスケアが、悦びを含んだ声で囁いた。
イルカは焦点が合わず虚ろなままに、スケアの方へゆるりと頷く。

「…お前、分かってるだろうな」
「ん~、分かってるって。ゴメンねぇ、先生には触るなって約束なんだよね。だからイカせてあげられないや……そうだ、これならいいでしょ?」

スケアはベッドの横に回ると、カカシの横に乗り上げてきた。
そして不審げなカカシににっこり微笑みかけると、いきなりカカシをイルカから引き剥がした。
カカシの楔がずるりと抜けたイルカは、支えを失って横向きに「んぁ」とベッドに転がる。

「お前、何を?!」
「ん~、たまには先生にもじっくり見てもらおうと思って」

そう言うとスケアはカカシのいきり立ったままの雄を握る。
カカシはひゅっと息を吸い、スケアの手から逃れようとしたが、スケアはそれを許さなかった。

「先生いつもぐずぐずになっちゃって、カカシの感じてる所が見れないんでしょ?これならイルカ先生にも触ってないし、自慰みたいなもんじゃない」

イルカは横たわったまま、ぼんやりとカカシを見上げる。
以前イルカが言っていた、「…俺だってカカシさんのイクところをちゃんと見たいです」という睦言にも満たない呟きを、カカシは…言ってくれたのはスケアだが…覚えていたのか。

スケアの細長く、節張った指が器用に動いてカカシをゆるゆると追い上げる。

快楽に霞み、ぼんやりとしていたイルカの眼の焦点が合い始めた。
そこに宿るのは、オスの欲望。
イルカの唇はうっすらと開かれ、整息を忘れた胸は上下して、あからさまに劣情を伝えている。
そんなイルカの強い視線に晒されたカカシは抵抗を止め、不承不承ながらも快楽に身を委ね始めた。
スケアは二人の変化を敏感に感じ取ると、わずかに口唇の端を持ち上げて、手を止めることなくイルカに問いかける。

「カカシはね、いつもイルカ先生のいやらしいところを記憶から呼び起こしながら抜いてるんだよ。どんなところか知ってる?」

イルカが眼だけを動かし、スケアを見た。

「あのね。すっごく感じてる時にせんせ、ぎゅうって目を閉じてるでしょ?それがイった後に、とろんって開くとこがイイんだって。目も、口も。それからねぇ…」
「…黙って、ろ」

くすくすと含み笑いをしながら続けるスケアに、カカシが制止をかけた。
うっすらと開いた眼が、カカシを凝視するイルカとぶつかる。
露骨に欲望をあらわにしたイルカの視線をまともに浴び、スケアの手技に追い立てられて、カカシの息がさらに上がった。
と、イルカが目線を絡めたままに手を伸ばし、カカシの口の中に指を突っ込んだ。

「…ん、…ぅ」

口腔を蠢く指を味わうカカシを、瞬きもせずにイルカはじっと見ていた。
イルカはしばらく指と舌をぐちぐちと絡み合わせていたが、そっと指を引き抜き、カカシの育ちきって静脈の浮いたモノにおずおずと触れる。
その拙い触れ方に、カカシの腰がたまらず揺れ動いた。

「…カシ、さ……」

ほとんど吐息のようにイルカが囁きかけると、しかめられた眉にカカシの限界が近いことを知る。
するとスケアがイルカの手の上からカカシのモノを握り、激しく上下に動かし始めた。
カカシはキツく瞼を閉じ、奥歯を噛みしめて浅い呼吸を繰り返す。

「あ…カカシさん、カカシさんっ」
「……、…く、ぅ…っ」

カカシが精を放つと、飛び散ったものがイルカの胸から顔にかかる。
それすら気付いていないのか、イルカは食い入るようにカカシの顔を見つめたままだった。

…カカシの焦点の合わない眼という状態を、イルカは初めて見た。
一流の戦忍故か、カカシはどんな時でも自制を失うことがないように見えた。唯一それを無くすように思えるのは、抱き合う時だけ。
だがそれも常に快楽に翻弄されるイルカには、確かめる術はなかったのだ。
それが今はほんのひとときではあっても、とろりと愉悦に溶け、忘我の境地にたゆたう眼をイルカに曝している。
イルカはたまらず抱きつき、カカシのうっすらと開かれた唇に貪りついた。


「…今度はイルカ先生も手伝ってあげて」

スケアの催眠術のような声に導かれ、イルカはスケアの指ごとカカシの陰茎をしゃぶる。吐き出された残滓を舐めとり、くびれの部分を舐め上げ、先端に音を立てて吸い付く。
指一本触れられてないのに、イルカは愛撫をくわえられているかのようなうめき声を上げながら、夢中でカカシのモノを味わっていた。
すると耐えきれなくなったカカシがスケアをふりほどいて、獣じみた唸り声を上げてイルカを押し倒し、一気に貫く。

「ひあ…っ、あっ、あ゛ぁ、んあー……」

イルカが悲鳴のような嬌声をあげるが、構わずガツガツと腰を打ち付けた。両膝の裏を掴んで押し広げ、ほとんど二つ折りになったイルカの中を突き荒らす。
いつしかイルカの声が消え、ぐったりと人形のように揺さぶられるがままになる頃。
カカシが一声、鋭い咆哮を上げてイルカの中に全てを叩き放った。
激しく肩で息をしながら、征服欲と情愛にまみれた顔でイルカを見下ろす。

「ふふっ」

重く気怠い室内に、不似合いな軽い含み笑いがぽつりと落ちた。

「…これ、いい加減ほどいてあげないと」

二人の間に挟まれてビクビクと痙攣するイルカの陰茎から、スケアが紅色の絹紐を外し去る。
ようやく解放された欲望が音を立てて放たれたが、イルカの意識は既に彼方に飛んでいた。
そのままカカシはイルカの上に折り重なるように倒れ込む。
未だ整わない呼吸で、涙の残るイルカの目尻に長い口づけを落としながら、きつく抱きしめていた。


いつの間にか姿を消したスケアには、二人とも気付かないままに。




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