【Caution!】
全年齢向きもR18もカオス仕様です。
★とキャプションを読んで、くれぐれも自己判断でお願い致します。
★エロし ★★いとエロし! ★★★いとかくいみじうエロし!!
↑new ↓old
★とキャプションを読んで、くれぐれも自己判断でお願い致します。
★エロし ★★いとエロし! ★★★いとかくいみじうエロし!!
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気持ち良かった。
ヤバいどうしよう。
先生すんごい可愛かった。
マズイ。これはマズイ。
でも、イルカ先生がエロくて可愛くて止まんなくて。
こんなことするはずじゃなかったのに、どうしよう。
先生は気絶したように寝てるし、身体中が色んな鬱血の痕や酒やその他の液にまみれてるし、周りにはついうっかりで済まないほどの量の丸めたティッシュが転がってる。
……とりあえず先生を綺麗にしてあげよう。
お湯で濡らしたタオルでイルカ先生を丁寧に清め、ベッドにそっと運ぶ。
眉間にシワの寄った表情を眺めてたら、酷い事をしてしまったという罪悪感で胸がいっぱいになる。
先生、たぶん初めてだった。それなのにこんな酔っ払いに好きなようにされて。
しかも、ホントはたいして酔っ払いですらなかった。
高度な薬物耐性の付いた俺は、あれくらいの酒じゃあまり酔えない。初めの頃の酔いは程なく醒めて、あとはイルカ先生の可愛らしい酔いに便乗してリミッターを自ら外したという方が正しい。
自分の本性の、ケダモノのリミッターを。
冷静な頭はこんなに罪悪感で焦がれてるのに、目も手も身体もまだ先生を欲しがっている。
……もうこれ以上ここに居たらダメだ。
俺は服を着ると二日酔い用の丸薬とメモをテーブルに置いておき、家を飛び出した。
明け方、マンションの回りで自分の部屋の中の気配を慎重に探る。
部屋に戻ると、やっぱりイルカ先生は消えていた。
……分かってはいたけど。
リビングの空気も、先生が眠っていた布団もひんやりとしている。
俺は先生の黒い髪が広がっていた枕に顔を埋め、何かに押し潰されたかのようにそのままじっと動かなかった。
その日の夜更け――
俺は灯りの点いたイルカ先生のアパートの窓を、少し離れた向かいの屋根の上から眺めていた。
やっぱり謝って行こうか。許してもらう必要はない。
すると窓が突然ガラリと開いた。
(え?)
声は聞こえないがイルカ先生が目をまんまるに見開き、口をあの形にして固まったまま俺を見つめている。
たぶん俺もだろう。
イルカ先生が自分の口を指差してパクパクと動かした。あぁ、唇の動きを読めってことね。大声を上げるにはもう遅い時間だ。
(ど・う・し・た・ん・で・す・か)
何か用があると思ったんだろう。こんな夜更けに偶然通りかかったとは考えられないほど、俺は真っ直ぐ先生を見すぎてしまっていた。
とっさに謝罪の言葉を伝えようとして、思いとどまる。
そうじゃない。俺がホントに伝えたいのは――。
言葉で発さなくて良いのなら、俺の本音を伝えられる気がする。
今の俺の、今まで積み重ねてきた想いを。
俺は口布を下げ、同じように自分の口を指差して唇を動かした。
(ずっ・と・す・き・で・す)
(だ・か・ら)
(な・かっ・た・こ・と・に・し・な・い・で)
じっと俺の唇の動きを追っていたイルカ先生の目が徐々に見開かれ、手で口を覆ったまま固まってしまった。
まぁ、そうだよね。酔った上でのおふざけの延長かと思ったら、まさかの告白。これで昨夜の出来事の意味合いが全く変わってしまう。
長めの任務前を選んで良かった。
イルカ先生も諸々の感情を整理する時間ができるだろう。例えば、何て断ろうか、とか。
俺はなんとか微笑みらしき顔を作ると立ち去ろうとした。
すると先生が慌てて両手をバタバタと動かし、それから口を指差して言葉を紡ぎ始めた。
今度は、それを追っていた俺の目が見開かれた―――。
俺はマントを翻し、屋根の上を次々と跳ね移っていく。後ろにはためくマントが翼にでもなったかのように、軽やかに。
イルカ先生が唇に乗せて俺にくれた言葉。
それは俺のこの目に、そして胸にすとんと届いた。
布に覆われた唇には、さっきの音にならない言葉がまだ残ってる気がする。
どうやら昨夜のことはなかったことにしなくていいらしい。それどころか、これからも続いてくみたいだ。
来年の十月には、イルカ先生の所だけ雷在月になってるんだろうな。
そんなほの甘い予感に満たされながら俺は駆けていった。
そう……まるで闇を切り裂き分ける、迅雷のように。
ヤバいどうしよう。
先生すんごい可愛かった。
マズイ。これはマズイ。
でも、イルカ先生がエロくて可愛くて止まんなくて。
こんなことするはずじゃなかったのに、どうしよう。
先生は気絶したように寝てるし、身体中が色んな鬱血の痕や酒やその他の液にまみれてるし、周りにはついうっかりで済まないほどの量の丸めたティッシュが転がってる。
……とりあえず先生を綺麗にしてあげよう。
お湯で濡らしたタオルでイルカ先生を丁寧に清め、ベッドにそっと運ぶ。
眉間にシワの寄った表情を眺めてたら、酷い事をしてしまったという罪悪感で胸がいっぱいになる。
先生、たぶん初めてだった。それなのにこんな酔っ払いに好きなようにされて。
しかも、ホントはたいして酔っ払いですらなかった。
高度な薬物耐性の付いた俺は、あれくらいの酒じゃあまり酔えない。初めの頃の酔いは程なく醒めて、あとはイルカ先生の可愛らしい酔いに便乗してリミッターを自ら外したという方が正しい。
自分の本性の、ケダモノのリミッターを。
冷静な頭はこんなに罪悪感で焦がれてるのに、目も手も身体もまだ先生を欲しがっている。
……もうこれ以上ここに居たらダメだ。
俺は服を着ると二日酔い用の丸薬とメモをテーブルに置いておき、家を飛び出した。
明け方、マンションの回りで自分の部屋の中の気配を慎重に探る。
部屋に戻ると、やっぱりイルカ先生は消えていた。
……分かってはいたけど。
リビングの空気も、先生が眠っていた布団もひんやりとしている。
俺は先生の黒い髪が広がっていた枕に顔を埋め、何かに押し潰されたかのようにそのままじっと動かなかった。
その日の夜更け――
俺は灯りの点いたイルカ先生のアパートの窓を、少し離れた向かいの屋根の上から眺めていた。
やっぱり謝って行こうか。許してもらう必要はない。
すると窓が突然ガラリと開いた。
(え?)
声は聞こえないがイルカ先生が目をまんまるに見開き、口をあの形にして固まったまま俺を見つめている。
たぶん俺もだろう。
イルカ先生が自分の口を指差してパクパクと動かした。あぁ、唇の動きを読めってことね。大声を上げるにはもう遅い時間だ。
(ど・う・し・た・ん・で・す・か)
何か用があると思ったんだろう。こんな夜更けに偶然通りかかったとは考えられないほど、俺は真っ直ぐ先生を見すぎてしまっていた。
とっさに謝罪の言葉を伝えようとして、思いとどまる。
そうじゃない。俺がホントに伝えたいのは――。
言葉で発さなくて良いのなら、俺の本音を伝えられる気がする。
今の俺の、今まで積み重ねてきた想いを。
俺は口布を下げ、同じように自分の口を指差して唇を動かした。
(ずっ・と・す・き・で・す)
(だ・か・ら)
(な・かっ・た・こ・と・に・し・な・い・で)
じっと俺の唇の動きを追っていたイルカ先生の目が徐々に見開かれ、手で口を覆ったまま固まってしまった。
まぁ、そうだよね。酔った上でのおふざけの延長かと思ったら、まさかの告白。これで昨夜の出来事の意味合いが全く変わってしまう。
長めの任務前を選んで良かった。
イルカ先生も諸々の感情を整理する時間ができるだろう。例えば、何て断ろうか、とか。
俺はなんとか微笑みらしき顔を作ると立ち去ろうとした。
すると先生が慌てて両手をバタバタと動かし、それから口を指差して言葉を紡ぎ始めた。
今度は、それを追っていた俺の目が見開かれた―――。
俺はマントを翻し、屋根の上を次々と跳ね移っていく。後ろにはためくマントが翼にでもなったかのように、軽やかに。
イルカ先生が唇に乗せて俺にくれた言葉。
それは俺のこの目に、そして胸にすとんと届いた。
布に覆われた唇には、さっきの音にならない言葉がまだ残ってる気がする。
どうやら昨夜のことはなかったことにしなくていいらしい。それどころか、これからも続いてくみたいだ。
来年の十月には、イルカ先生の所だけ雷在月になってるんだろうな。
そんなほの甘い予感に満たされながら俺は駆けていった。
そう……まるで闇を切り裂き分ける、迅雷のように。
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