【Caution!】
全年齢向きもR18もカオス仕様です。
★とキャプションを読んで、くれぐれも自己判断でお願い致します。
★エロし ★★いとエロし! ★★★いとかくいみじうエロし!!
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お見合い企画第2弾のテーマは『抱擁』
山田さんとよんさんの合作にお話を書かせて頂きました!
暗部カカシ君と仔イルカの洞窟でのワンシーンです。
÷÷÷÷÷・÷÷÷÷÷・÷÷÷÷÷
『君のぬくもりに抱かれて』
ピチャン、と水滴の落ちる音が洞窟の中に響く。
ひどい雨だったから、一番君の衣類が乾くまでまだ時間がかかりそうだ。
森の中で追っ手と戦闘になった時、この子が視界に入った時は本当に驚いた。
里から程近いとはいえ、こんな子供が雨の夜中に一人で何をと面食らったが、まずはこの子の安全確保が先だ。
「ここは危ないから早く逃げろ」と敵の巧みに雨を利用した風遁を避けながら叫ぶと、「ダメだ!」となぜか両手を広げて仁王立ちのまま、決して逃げようとしなかった。
子供だから危険さを理解してないのかと舌打ちして、この子を守りながら戦闘を終わらせたけど。
叱ろうと子供の前に立ったら、ふらりと倒れてしまった。
慌てて抱き止めたら、その後ろには怯えて動けなくなったのか、狐の仔が一匹うずくまっていた。
そっと手で触れるとびくりとしたが、怪我はなさそうだ。
少量のチャクラを分け与えると、仔狐は子供の足首をひと舐めしてから逃げていった。
腕の中の子供を見ると、殺気に当てられて消耗したのか、気を失ってしまっていた。
身体も雨と疲労で冷えきっている。
とりあえず温めなきゃと、近くの洞窟を思い浮かべて俺は子供をここに連れてきた。
濡れた服を脱がせると、華奢な身体つきと細い手足がまだ本当に子供だと視覚に訴えてくる。うっすらクナイだこのある手を見る限り、忍の子ではあるみたいだけど。
一番と背に書かれた服と自分のプロテクターを干し、小さな忍の子を大切にマントでくるむと、火の傍に座って抱き抱えた。
面を外し、一番君の顔をじっくりと眺める。
――この子もまた、守っていた。
小さな身体をいっぱいに広げて、必死な顔で立っていた姿を思い出す。
彼は、彼なりに守りたいものを守り抜いた。
俺が、俺なりに何かを守っていたよりも強く、正しい守り方で。
さっきの子供だと侮って舌打ちしたことを詫びるつもりで、まだ幼さの残る頬を、傷を付けないよう鉤爪の付いた指の背でそっと撫でる。
目が覚めたら、真っ先に褒めてあげよう。
君はとても強かったと。
そしてお礼を言おう。
守ってくれてありがとう、と。
一番君には意味が分からないだろうけど。
君は俺に、何か忘れていたものを思い出させてくれた。ほんの少しだけ。
それから名前も聞いておきたい。
――いつか。
いつか、もしもまた会えた時は、君の名前を呼べるように。
まだ見ぬ一番君の笑顔を思い浮かべて、頬を緩める。
雨に冷えていた身体は、いつの間にか温まっていた。
焚き火の炎と、一番君のぬくもりに包まれて。
作画 よんさん(pixiv) 山田さん
÷÷÷÷÷・÷÷÷÷÷・÷÷÷÷÷
これもまたイメージがぶわっと膨れ上がる絵で…
今度こそ我先に飛び付かないように自制してたんだけど、見る度に世界が広がって困りました(((^∀^;)
ウルフボーイのハテさんが先に書いてくれたので、こっそり続いてお話を書かせてもらったよ♪(ハテさんはpixivとサイトの両方UPされてるので、ぜひ!)
まだ子供らしさを残したカカシ君と、あどけない寝顔のイルカ君の二人だけの世界――
たまらんですね!たまらんですね!!!
洞窟の中にはカカシ君のプロテクターと、イルカ君の一番Tシャツが干してあるんですよ。
つまり…
イルカ君は裸でカカシ君のマントにくるまれてるんだそうです!
まさに「お分かり頂けただろうか」ですね!!
カカシ君の子供時代は、イルカ君と出会っててほしいと常日頃から思ってるのでね。
そしたら二人とも寂しくないと思うんだよ(´;ω;`)
この絵はホントに理想です!
素晴らしい絵にお話を書かせて頂いて、とっても嬉しかったです~♪
お二人に感謝!ありがとうございました~!
山田さんとよんさんの合作にお話を書かせて頂きました!
暗部カカシ君と仔イルカの洞窟でのワンシーンです。
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『君のぬくもりに抱かれて』
ピチャン、と水滴の落ちる音が洞窟の中に響く。
ひどい雨だったから、一番君の衣類が乾くまでまだ時間がかかりそうだ。
森の中で追っ手と戦闘になった時、この子が視界に入った時は本当に驚いた。
里から程近いとはいえ、こんな子供が雨の夜中に一人で何をと面食らったが、まずはこの子の安全確保が先だ。
「ここは危ないから早く逃げろ」と敵の巧みに雨を利用した風遁を避けながら叫ぶと、「ダメだ!」となぜか両手を広げて仁王立ちのまま、決して逃げようとしなかった。
子供だから危険さを理解してないのかと舌打ちして、この子を守りながら戦闘を終わらせたけど。
叱ろうと子供の前に立ったら、ふらりと倒れてしまった。
慌てて抱き止めたら、その後ろには怯えて動けなくなったのか、狐の仔が一匹うずくまっていた。
そっと手で触れるとびくりとしたが、怪我はなさそうだ。
少量のチャクラを分け与えると、仔狐は子供の足首をひと舐めしてから逃げていった。
腕の中の子供を見ると、殺気に当てられて消耗したのか、気を失ってしまっていた。
身体も雨と疲労で冷えきっている。
とりあえず温めなきゃと、近くの洞窟を思い浮かべて俺は子供をここに連れてきた。
濡れた服を脱がせると、華奢な身体つきと細い手足がまだ本当に子供だと視覚に訴えてくる。うっすらクナイだこのある手を見る限り、忍の子ではあるみたいだけど。
一番と背に書かれた服と自分のプロテクターを干し、小さな忍の子を大切にマントでくるむと、火の傍に座って抱き抱えた。
面を外し、一番君の顔をじっくりと眺める。
――この子もまた、守っていた。
小さな身体をいっぱいに広げて、必死な顔で立っていた姿を思い出す。
彼は、彼なりに守りたいものを守り抜いた。
俺が、俺なりに何かを守っていたよりも強く、正しい守り方で。
さっきの子供だと侮って舌打ちしたことを詫びるつもりで、まだ幼さの残る頬を、傷を付けないよう鉤爪の付いた指の背でそっと撫でる。
目が覚めたら、真っ先に褒めてあげよう。
君はとても強かったと。
そしてお礼を言おう。
守ってくれてありがとう、と。
一番君には意味が分からないだろうけど。
君は俺に、何か忘れていたものを思い出させてくれた。ほんの少しだけ。
それから名前も聞いておきたい。
――いつか。
いつか、もしもまた会えた時は、君の名前を呼べるように。
まだ見ぬ一番君の笑顔を思い浮かべて、頬を緩める。
雨に冷えていた身体は、いつの間にか温まっていた。
焚き火の炎と、一番君のぬくもりに包まれて。
作画 よんさん(pixiv) 山田さん
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これもまたイメージがぶわっと膨れ上がる絵で…
今度こそ我先に飛び付かないように自制してたんだけど、見る度に世界が広がって困りました(((^∀^;)
ウルフボーイのハテさんが先に書いてくれたので、こっそり続いてお話を書かせてもらったよ♪(ハテさんはpixivとサイトの両方UPされてるので、ぜひ!)
まだ子供らしさを残したカカシ君と、あどけない寝顔のイルカ君の二人だけの世界――
たまらんですね!たまらんですね!!!
洞窟の中にはカカシ君のプロテクターと、イルカ君の一番Tシャツが干してあるんですよ。
つまり…
イルカ君は裸でカカシ君のマントにくるまれてるんだそうです!
まさに「お分かり頂けただろうか」ですね!!
カカシ君の子供時代は、イルカ君と出会っててほしいと常日頃から思ってるのでね。
そしたら二人とも寂しくないと思うんだよ(´;ω;`)
この絵はホントに理想です!
素晴らしい絵にお話を書かせて頂いて、とっても嬉しかったです~♪
お二人に感謝!ありがとうございました~!
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