【Caution!】

全年齢向きもR18もカオス仕様です。
★とキャプションを読んで、くれぐれも自己判断でお願い致します。
★エロし ★★いとエロし! ★★★いとかくいみじうエロし!!
↑new ↓old (カテゴリ内↓new ↑old)
間違えてしまったカカシさん。
拗らせカカシさんが好きなんですよ…



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「先にシャワー行ってきます」

 イルカ先生がバスルームに向かう。
 前回の逢瀬はバスルームが鏡張りで、次回はここじゃない所にしてくれと言われた。
 それを聞いて真っ先に浮かんだのは『次に呼んだ時も来てくれるんだ』という歓喜だったから、俺もたいがいクソ野郎だ。
 上官による伽の命令なんて、平時の里で聞き入れてもらえると思ってなかった。
 でも。
 この部屋の中で、イルカ先生はただの一度も足音を立てていない。
 居酒屋でうまそうにジョッキを傾け、「俺はいつも里では足音を立てるように歩いてるんです。子供たちが『イルカ先生』にすぐ気付けるように」と笑ってくれてたあなたはもういない。
 これは任務なのだと、忍本来の足の運びであなたは俺に無音の抗議をする。
 やり方を間違えたのは分かってるけど、もう引き返せない。
 一度肌を合わせる悦びを知ってしまった今となっては。

 水音が止んだ。
 バスルームからイルカ先生が出てくる。
 水気を含んだぺたぺたという音が近付いてくる。

 ──ぺたぺた?

 顔を上げると、髪を結い上げ支給服をきっちり着込んだ先生が見下ろしていた。

「……カカシさん、お話があります」

 あぁ、俺もあるよ。
 言いたいことが、言いたかったことがいっぱいあるんだ。
 まずは、ごめんなさいから。

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