【Caution!】
全年齢向きもR18もカオス仕様です。
★とキャプションを読んで、くれぐれも自己判断でお願い致します。
★エロし ★★いとエロし! ★★★いとかくいみじうエロし!!
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隙あらば六校!
すぐ二人だけの世界に入る六校と、それに慣れすぎた護衛暗部っていうのも好きなんですよね。
イルカ先生は校長先生になる頃には人妻熟女おじさんになってると信じてやみません。
÷÷÷÷÷・÷÷÷÷÷・÷÷÷÷÷
イルカが眼鏡を外したところで校長室のドアがノックされ、事務員に連れられた身なりの良い壮年の男女五人がぞろぞろと入室してきた。
ゆったりと立ちあがったイルカは机を回り、一人ひとりと固く握手を交わす。
「ようこそ木ノ葉隠れの里においでくださいました。私が校長のうみのです」
「突然の訪問なのにご丁寧なご挨拶痛み入ります。早速で恐縮ですが時間が無いもので、アカデミーのシステムの説明をお願いできるでしょうか」
「もちろんです。どうぞこちらへ」
退室する事務員に軽く頷くと、訪問者に柔和な笑みを向けてソファーへと誘った。イルカの向かいに男性二人、両隣に女性が二人座ると一人がドアの前に立つ。
「あの方はよろしいのですか?」
イルカがドアの方に向けた視線の端に、キラリと鈍い光が見えた。
「よろしいんですよ、彼は見張りだから」
隣の女性がにこやかにイルカの首元にクナイを突き付ける。
イルカはクナイではなく、正面に座る男性二人に穏やかな眼差しを交互に向けた。
「これは当校の危機管理能力のテストでしょうか?」
すると男性二人が弾けるような笑い声を上げたが、その目は明らかに侮蔑を含んだものになっている。
「校長先生は冗談がお上手ですな」
「いやいや彼は中忍らしいから、意外と本気で言っとるのかもしれんな」
そしてまた馬鹿笑いをすると、揃って解印を組んだ。二つの煙が上がった後には、横に線を引いた額当ての忍装束の男が二人並び立っている。
両隣とドアの方でも次々と煙が上がり、全員が忍装束になってイルカにクナイを突き付けるくノ一以外がてきぱきと動き始めた。
もう一人のくノ一が四隅に札を貼って回り、男が結界を張る。
天井や窓の外、壁や床などをチェックしていた二人が、肩をすくめながらソファーの所に戻ってきた。
「何もない。感知系も捕縛系も、術らしきものは何一つない」
「アカデミーは木ノ葉でも、火影執務室と張るくらい堅牢だと聞いたんだがな。まぁ、しょせん子供相手の文官のお遊びってことか」
五人が好き勝手に喋りながら動く中、イルカはそれぞれを眺めるだけで身動きひとつしなかった。
「なんだ校長先生、ビビってるのか?」
「あたしたち全員上忍だからね。しょうがないでしょ」
イルカの頬に当てたクナイを滑らせると、くノ一が嘲笑う。
「あたしたちに協力してくれたら怖くないよぉ」
「痛いと思う前に殺してやるからな」
また馬鹿笑いをする忍たちに、イルカがようやく口を開いた。
「協力って、何を?」
「あんたと引き換えに、今投獄されてる俺たちのボスを解放してほしいんだがな」
「こんなにチョロいなら、ついでにガキの数人でも連れてきて身代金を頂いても良いかもねぇ」
「……なんだ、そういうこと」
先ほどの温和で柔らかな声が、軽く弾むような、それでいて皮肉っぽい響きまで混じる。
イルカの口調がガラリと変わったことに気付いたのは、クナイを突き付けているくノ一だけだった。
そして、その違和感が無意識レベルから浮上する頃にはクナイを奪われ、ワイヤーで拘束され床に転がされていた。
──他の四人と同じように。
何が起きたのか把握できないまま転がった五人の前に、イルカが立っていた。
と、またしても煙が上がり、濃紺の詰襟を着て黒い口布をした白銀の髪の男が現れる。
「てっきりイルカ先生の命が狙われてるのかと思ったから、無理言って入れ替わってもらったのに」
「お前は……先代火影!」
「そ。だけど影は影でも、今は影武者だよ。校長先生のね」
「まったくもう、私はそんなにふてぶてしい顔してないでしょう」
校長室のドアが開き、もう一人のイルカが入ってくる。
「そうだよね、イルカ先生はもっともっと可愛らしくて格好いいし」
瞬身の術でも使ったかと思う素早さで、先代火影がイルカに寄り添った。
その二人を避けながら、面をした者や警備隊がぞろぞろと入ってくる。
「あーあ、結局六代目一人で全部やっちゃって」
「しょうがないでしょ、イルカ先生に良いとこ見せたいんだから」
「今度また特別訓練やってくださいね」
口々に言いたい放題で、テロリストをさくさくと連れ出していった。
静かになった校長室に二人きりとなり、イルカが机を回って席に着く。
「六代目、お疲れさまでした」
「あなたの忠実な影武者にご褒美を下さいよ」
机に腰かけたカカシが、イルカの襟元に指先をかけた。
それをパシリと払ったイルカが、ニヤリと笑ってカカシを見上げる。
机の上に置かれた眼鏡を手にしながら。
「俺の老眼鏡をわざわざ持ってって……本当にしょうがないひと。俺になるのは楽しかったですか?」
カカシはニコリと笑みを向けると、変化の印を組んでまたイルカの姿になった。
そしてイルカの眼鏡をかけると「カカシさん大好き。愛してる」とイルカの声で囁く。
「ふふっ、バカですねぇ」
イルカは甘く笑むと、カカシの言葉を鸚鵡返しにした。
すぐ二人だけの世界に入る六校と、それに慣れすぎた護衛暗部っていうのも好きなんですよね。
イルカ先生は校長先生になる頃には人妻熟女おじさんになってると信じてやみません。
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イルカが眼鏡を外したところで校長室のドアがノックされ、事務員に連れられた身なりの良い壮年の男女五人がぞろぞろと入室してきた。
ゆったりと立ちあがったイルカは机を回り、一人ひとりと固く握手を交わす。
「ようこそ木ノ葉隠れの里においでくださいました。私が校長のうみのです」
「突然の訪問なのにご丁寧なご挨拶痛み入ります。早速で恐縮ですが時間が無いもので、アカデミーのシステムの説明をお願いできるでしょうか」
「もちろんです。どうぞこちらへ」
退室する事務員に軽く頷くと、訪問者に柔和な笑みを向けてソファーへと誘った。イルカの向かいに男性二人、両隣に女性が二人座ると一人がドアの前に立つ。
「あの方はよろしいのですか?」
イルカがドアの方に向けた視線の端に、キラリと鈍い光が見えた。
「よろしいんですよ、彼は見張りだから」
隣の女性がにこやかにイルカの首元にクナイを突き付ける。
イルカはクナイではなく、正面に座る男性二人に穏やかな眼差しを交互に向けた。
「これは当校の危機管理能力のテストでしょうか?」
すると男性二人が弾けるような笑い声を上げたが、その目は明らかに侮蔑を含んだものになっている。
「校長先生は冗談がお上手ですな」
「いやいや彼は中忍らしいから、意外と本気で言っとるのかもしれんな」
そしてまた馬鹿笑いをすると、揃って解印を組んだ。二つの煙が上がった後には、横に線を引いた額当ての忍装束の男が二人並び立っている。
両隣とドアの方でも次々と煙が上がり、全員が忍装束になってイルカにクナイを突き付けるくノ一以外がてきぱきと動き始めた。
もう一人のくノ一が四隅に札を貼って回り、男が結界を張る。
天井や窓の外、壁や床などをチェックしていた二人が、肩をすくめながらソファーの所に戻ってきた。
「何もない。感知系も捕縛系も、術らしきものは何一つない」
「アカデミーは木ノ葉でも、火影執務室と張るくらい堅牢だと聞いたんだがな。まぁ、しょせん子供相手の文官のお遊びってことか」
五人が好き勝手に喋りながら動く中、イルカはそれぞれを眺めるだけで身動きひとつしなかった。
「なんだ校長先生、ビビってるのか?」
「あたしたち全員上忍だからね。しょうがないでしょ」
イルカの頬に当てたクナイを滑らせると、くノ一が嘲笑う。
「あたしたちに協力してくれたら怖くないよぉ」
「痛いと思う前に殺してやるからな」
また馬鹿笑いをする忍たちに、イルカがようやく口を開いた。
「協力って、何を?」
「あんたと引き換えに、今投獄されてる俺たちのボスを解放してほしいんだがな」
「こんなにチョロいなら、ついでにガキの数人でも連れてきて身代金を頂いても良いかもねぇ」
「……なんだ、そういうこと」
先ほどの温和で柔らかな声が、軽く弾むような、それでいて皮肉っぽい響きまで混じる。
イルカの口調がガラリと変わったことに気付いたのは、クナイを突き付けているくノ一だけだった。
そして、その違和感が無意識レベルから浮上する頃にはクナイを奪われ、ワイヤーで拘束され床に転がされていた。
──他の四人と同じように。
何が起きたのか把握できないまま転がった五人の前に、イルカが立っていた。
と、またしても煙が上がり、濃紺の詰襟を着て黒い口布をした白銀の髪の男が現れる。
「てっきりイルカ先生の命が狙われてるのかと思ったから、無理言って入れ替わってもらったのに」
「お前は……先代火影!」
「そ。だけど影は影でも、今は影武者だよ。校長先生のね」
「まったくもう、私はそんなにふてぶてしい顔してないでしょう」
校長室のドアが開き、もう一人のイルカが入ってくる。
「そうだよね、イルカ先生はもっともっと可愛らしくて格好いいし」
瞬身の術でも使ったかと思う素早さで、先代火影がイルカに寄り添った。
その二人を避けながら、面をした者や警備隊がぞろぞろと入ってくる。
「あーあ、結局六代目一人で全部やっちゃって」
「しょうがないでしょ、イルカ先生に良いとこ見せたいんだから」
「今度また特別訓練やってくださいね」
口々に言いたい放題で、テロリストをさくさくと連れ出していった。
静かになった校長室に二人きりとなり、イルカが机を回って席に着く。
「六代目、お疲れさまでした」
「あなたの忠実な影武者にご褒美を下さいよ」
机に腰かけたカカシが、イルカの襟元に指先をかけた。
それをパシリと払ったイルカが、ニヤリと笑ってカカシを見上げる。
机の上に置かれた眼鏡を手にしながら。
「俺の老眼鏡をわざわざ持ってって……本当にしょうがないひと。俺になるのは楽しかったですか?」
カカシはニコリと笑みを向けると、変化の印を組んでまたイルカの姿になった。
そしてイルカの眼鏡をかけると「カカシさん大好き。愛してる」とイルカの声で囁く。
「ふふっ、バカですねぇ」
イルカは甘く笑むと、カカシの言葉を鸚鵡返しにした。
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