【Caution!】
全年齢向きもR18もカオス仕様です。
★とキャプションを読んで、くれぐれも自己判断でお願い致します。
★エロし ★★いとエロし! ★★★いとかくいみじうエロし!!
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ナルトの就任式の頃は六代目と教頭先生くらいになるんじゃ?
もう校長先生かな?
とりあえずこのお話では⑥教ということでひとつお願いしたいです!
復縁カカイルはいいぞーーー!
÷÷÷÷÷・÷÷÷÷÷・÷÷÷÷÷
待ち合わせはいつものベンチで
ナルトの七代目火影就任式が終わった。
公的な引き継ぎのお披露目を済ませたせいか、階段を降りながらゆるゆると息を吐く。
長かったのか、短かったのか。
全てを、という訳にはいかなかったが、負の遺産のほとんどは片を付けたはずだ。あとはシカマルという有能な片腕もいることだし、潔く任せていくのも先代としての役割だと思う。
それでも当分は何かと呼び出されるだろうし、俺じゃなきゃという案件もあるだろう。本当の意味での引退とは言えないかもねぇ、と胸の内で呟きながら苦笑する。
それにしても木ノ葉丸の変化はなかなかのものだった。あれなら数人を除いて、大抵の者にはバレなかっただろう。ナルトか木ノ葉丸の身近な者にはすぐ見抜かれるだろうが。
──例えば、イルカ先生とか。
七代目火影を眩しげに見上げる群衆の中でも、白い上着を着たイルカ先生は一目で見付けられた。
眼差しが一瞬絡んだが、すぐに解かれてナルトの方へ向けられる。
昔、あの黒い眼を黒曜石みたいと言ったら呆れられてしまった。
タイミングが悪かったのかもしれないが、抱いてる時にはそういう甘いことを囁きたくなる男心を分かってほしいと言えば、上忍のくせにロマンチストですよねと返された。上忍は関係ないと思う。
一定のリズムで降り続けた階段の最後の一段を飛ばし、薄い陽射しの差し込む廊下を進む。
両開きの扉を押し開け、外へと足を踏み出した。
一度開けてしまった記憶の扉からは、イルカ先生のいろいろな顔が溢れ出してくる。
一緒に過ごしたのは、ほんの数年だった。
六代目火影に就任するまでの、僅かなひととき。
はっきりと別れようとも言えず、かといって待っててほしいとも言えず、こんなだらしない男にイルカ先生は静かな、だけど強い眼差しで二言を告げた。
そして俺たちは別れた。
それから俺たちは以前の関係に戻った。
上忍と中忍から、今は火影と教頭には変わったけど。
でもそれも今日で終わりだ。終わりのはず。
だんだんと足取りが早くなる。
本部棟から裏庭を通り抜け、街路樹の下に点在するベンチの一つへ。
任務の合間に、受付の定時上がりに、昼の弁当を持ち寄って、何度も何度も待ち合わせて隣合わせに座ったあのベンチへ。
あの時のイルカ先生の言葉。
それだけを心臓の横に置いて、ずっとずっと公人として過ごしてきた。
「ナルトの就任式の後、いつものベンチで」
木漏れ日の下、ベンチに座る男がいる。
逸る気持ちを無理やり抑えつけながら、ゆったりとした動きでその男の右隣に座る。
「遅かったですね」
詰るのは今のことか、引き継ぎにかかった年数のことか。
軽口を叩こうとして口を閉じ、もう一度開く。
「うん、待たせてごめんね」
イルカ先生が初めて俺の方へ顔を向けた。
昔は無かった目元の皺がぎゅっと深くなる。
「来てくれないかもしれないと思ってたけど、来てくれたから許します。全部」
「まさかこんな何年も先の待ち合わせをするなんて……もう人のことロマンチストなんて言えないんじゃないの?」
俺の憎まれ口に、イルカ先生が含み笑いをした。前はこんな笑い方をする人じゃなかった。
不意に離れていた年月の重さがのしかかってくる。
俺たちは戻れるんだろうか。
ふと隣の身動いだ気配に左側に目をやると、二人の間に空いた拳二つ分の隙間にイルカ先生の右手が置かれた。
昔のように、手のひらを上にして。
俺はそこに左手を重ねると、五本の指を絡めるように繋ぐ。
それだけで一人と一人だった時間が、ちゃんと二人の時間に繋がった気がした。
「帰りましょうか」
「どっちに?」
イルカ先生が立ち上がったので、つられて俺も立ち上がる。
「俺の家ですよ、また」
またって言っても前のアパートはなくなったから新しい所なんですけどね、などと話しながら並んで歩いた。
その間も、ずっと手は繋いだままで。
少しカサついてるけど肉厚であったかい手が、離れていた過去から俺を連れ出してくれた。
もう校長先生かな?
とりあえずこのお話では⑥教ということでひとつお願いしたいです!
復縁カカイルはいいぞーーー!
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待ち合わせはいつものベンチで
ナルトの七代目火影就任式が終わった。
公的な引き継ぎのお披露目を済ませたせいか、階段を降りながらゆるゆると息を吐く。
長かったのか、短かったのか。
全てを、という訳にはいかなかったが、負の遺産のほとんどは片を付けたはずだ。あとはシカマルという有能な片腕もいることだし、潔く任せていくのも先代としての役割だと思う。
それでも当分は何かと呼び出されるだろうし、俺じゃなきゃという案件もあるだろう。本当の意味での引退とは言えないかもねぇ、と胸の内で呟きながら苦笑する。
それにしても木ノ葉丸の変化はなかなかのものだった。あれなら数人を除いて、大抵の者にはバレなかっただろう。ナルトか木ノ葉丸の身近な者にはすぐ見抜かれるだろうが。
──例えば、イルカ先生とか。
七代目火影を眩しげに見上げる群衆の中でも、白い上着を着たイルカ先生は一目で見付けられた。
眼差しが一瞬絡んだが、すぐに解かれてナルトの方へ向けられる。
昔、あの黒い眼を黒曜石みたいと言ったら呆れられてしまった。
タイミングが悪かったのかもしれないが、抱いてる時にはそういう甘いことを囁きたくなる男心を分かってほしいと言えば、上忍のくせにロマンチストですよねと返された。上忍は関係ないと思う。
一定のリズムで降り続けた階段の最後の一段を飛ばし、薄い陽射しの差し込む廊下を進む。
両開きの扉を押し開け、外へと足を踏み出した。
一度開けてしまった記憶の扉からは、イルカ先生のいろいろな顔が溢れ出してくる。
一緒に過ごしたのは、ほんの数年だった。
六代目火影に就任するまでの、僅かなひととき。
はっきりと別れようとも言えず、かといって待っててほしいとも言えず、こんなだらしない男にイルカ先生は静かな、だけど強い眼差しで二言を告げた。
そして俺たちは別れた。
それから俺たちは以前の関係に戻った。
上忍と中忍から、今は火影と教頭には変わったけど。
でもそれも今日で終わりだ。終わりのはず。
だんだんと足取りが早くなる。
本部棟から裏庭を通り抜け、街路樹の下に点在するベンチの一つへ。
任務の合間に、受付の定時上がりに、昼の弁当を持ち寄って、何度も何度も待ち合わせて隣合わせに座ったあのベンチへ。
あの時のイルカ先生の言葉。
それだけを心臓の横に置いて、ずっとずっと公人として過ごしてきた。
「ナルトの就任式の後、いつものベンチで」
木漏れ日の下、ベンチに座る男がいる。
逸る気持ちを無理やり抑えつけながら、ゆったりとした動きでその男の右隣に座る。
「遅かったですね」
詰るのは今のことか、引き継ぎにかかった年数のことか。
軽口を叩こうとして口を閉じ、もう一度開く。
「うん、待たせてごめんね」
イルカ先生が初めて俺の方へ顔を向けた。
昔は無かった目元の皺がぎゅっと深くなる。
「来てくれないかもしれないと思ってたけど、来てくれたから許します。全部」
「まさかこんな何年も先の待ち合わせをするなんて……もう人のことロマンチストなんて言えないんじゃないの?」
俺の憎まれ口に、イルカ先生が含み笑いをした。前はこんな笑い方をする人じゃなかった。
不意に離れていた年月の重さがのしかかってくる。
俺たちは戻れるんだろうか。
ふと隣の身動いだ気配に左側に目をやると、二人の間に空いた拳二つ分の隙間にイルカ先生の右手が置かれた。
昔のように、手のひらを上にして。
俺はそこに左手を重ねると、五本の指を絡めるように繋ぐ。
それだけで一人と一人だった時間が、ちゃんと二人の時間に繋がった気がした。
「帰りましょうか」
「どっちに?」
イルカ先生が立ち上がったので、つられて俺も立ち上がる。
「俺の家ですよ、また」
またって言っても前のアパートはなくなったから新しい所なんですけどね、などと話しながら並んで歩いた。
その間も、ずっと手は繋いだままで。
少しカサついてるけど肉厚であったかい手が、離れていた過去から俺を連れ出してくれた。