【Caution!】

全年齢向きもR18もカオス仕様です。
★とキャプションを読んで、くれぐれも自己判断でお願い致します。
★エロし ★★いとエロし! ★★★いとかくいみじうエロし!!
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「こちらが任務関連の業務を行う受付になります。私も以前はここでも働いておりました」

受付の部屋には忍び装束の人がたくさんいて、ソファーに座ってたりあちこちで立ち話をしてたり、奥の机の前に列を作ったりしている。
皆こちらに気付くと六代目に会釈をしつつ、ちらちらと窺ってきた。

「ふふっ、イルカ先生お仕事モードになってる」
「あ、ついご依頼の方をご案内する感覚で…」
「任務の受付?すると六代目とはどのようなご関係が」
「任務の受領と完了の報告もここでするんだ~よ。上忍の時はイルカ先生が受付に座ってる時を狙って報告書を出しに来てたなぁ」
「そうだったんですか!よくお会いするなって思ってました!」
「付き合い出してからは、ここで秘密のサインとか送り合ってたよね」
「あら、なんて素敵!デートのお誘いかしら。どういったサインなんですか?」
「えぇ~、秘密なんだけどなぁ。ど~しよっかなぁ。…じゃあひとつだけね。ん~とね、ハンドサインなんだけど、こういうの」

散々もったいぶると六代目は左手で緩い握りこぶしを作り、右手の人差し指を一本だけ立てた。

ちょっと待って!
それは………ぁぁあああ!
人差し指を握りこぶしに突っ込まないでぇぇええ!
やめて!もう分かったからズポズポ動かさないでぇぇええ!
イヤぁぁぁああああ!!
イルカさんも頬を染めて嬉しそうにしてる場合じゃないから!

六代目はこちらの動揺など全く意に介さず、続けて右手をパッと開く。
するとイルカさんが照れ臭そうに口を尖らせて、ふるふると首を横に振ると指を四本立てて見せた。
え、まさか。

「…これで分かった?鳥羽さんにはちょっと難しかったかな~」
「ぇええ、まぁ、どうでしょうね。おほほほほ~」
「……カカシさん、五回は多いです。昨日もそれくらいしたんじゃないですか?最後の方はよく覚えてないけど。今日は四回にして下さいね」
「えぇ~、イルカ先生ひどい!でもまた意識トぶまでヤっちゃえば分かんないでしょ?それとも先生が四回イクまでにしとく?」
「そんな事言って!また俺のを縛ってイケないようにするつもりでしょう!あれツラいんですよ?!」

目の前で!
私の目の前でお二人の今日の性活の予定を、赤裸々に打ち合わせしないで下さい!!!

そこでハッと気付いて受付所を見渡すと。
全員があからさまにバババっと顔を逸らした。
隅っこの簡易応接セットに座ってる、依頼に来た一般人らしきおじさんまで。

六代目。
それにイルカさん。
秘密のサイン……全然これっぽっちも秘密じゃないみたいですよ。
まぁ、うふふ♪あはは♪とキャッキャしてるお二人を見てたら、そんな事を指摘する気力も失せるんですね…分かります。

なんだか木の葉の皆さんと、心が一つになれた気がする。
ふと天井を見上げると『皆さんガンバ』の文字が。
………うん。ガンバろう。