【Caution!】
全年齢向きもR18もカオス仕様です。
★とキャプションを読んで、くれぐれも自己判断でお願い致します。
★エロし ★★いとエロし! ★★★いとかくいみじうエロし!!
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「ここは…」
「鳥羽さんがいらした時にも通られたでしょう。木の葉の里の玄関口、阿吽の門ですね」
「はい、ここを通って参りました。でも、あの、あれは何でしょう」
私が指差した先は、門を入ってすぐの地面のセンターを彩る、ピンクの部分。幅四メートル・長さ五メートル程の大きさに、地面がピンクになっているのだ。
…なぜか、ハート型に。
しかもほんのりピンクとかではない。
女の子がカワイイと好むような、まったきピンクの中のピンク。
「もしかしたらセキュリティチェックのシステムかと思って、一応あの上を通ってきたんですけれど…」
「セキュリティチェック?あぁ、ははっ!違いますよ!あれは木の葉の名物『再会のらぶらぶハート』です!」
「らぶ…ハート?」
「あ、ちょうど任務から帰ってきた小隊がいますよ。もしかしたら…」
「ホタテっ!おかえりなさい!」
「ラッコ!来てくれたのか…」
「当たり前じゃない!やっぱり私、あなたじゃないとダメなの…」
「ラッコ…!俺もだよ。俺もラッコの腕の中じゃなきゃダメなんだ!」
小隊の中から壮年の男が飛び出し、駆け寄った女性とまるでメロドラマのように固く抱き合った。
…ピンクのハートの中で。
おお~!っと小隊の隊員や門番、周辺の人々から拍手が起きる。
「イルカ先生が任務から帰ったオレを出迎えてくれる時にもね、あんな風にあの辺でいつも熱~い抱擁をしてたんだ~よね」
「そうしたら、他のみんなも真似するようになりまして…恋人や夫婦の片方が帰ってくると、あそこで抱擁するようになったんですよね」
「それでオレがあの場所の地面の色をピンクに変えたんだ~よ。再会の抱擁に相応しい、可愛いピンクのハートでしょ♪定期的に術をかけ直して、ちゃんと色褪せないようにしてるの」
「名前を考えたのは六代目なんですよ」
「…ぁぇえ、ええ!素敵なお名前ですわ、もちろんですとも!」
「あの場所でセンセをぎゅうっと抱きしめるとね、あぁ、無事帰ってこられたなぁって実感するの」
「カカシさん……」
お二人が熱く見つめ合っている。
でも今度は遮る気持ちにはなれなかった。
六代目の言葉にはあまりにも色々な想いが込められていて、強く胸に迫ったから。
木の葉の強さの秘密は、こういうところにあるのかもしれない。
二人の、繋がる想い……絆。
それが二人を見守り続けてきた木の葉の里に、じんわりと広がっていったのではないだろうか。
――まさに今、私が感じているように。
そんな思いがすとんと真っ直ぐ胸に落ちてきて。
私は声をかけるのも忘れ、お二人のことを見つめていた。
「鳥羽さんがいらした時にも通られたでしょう。木の葉の里の玄関口、阿吽の門ですね」
「はい、ここを通って参りました。でも、あの、あれは何でしょう」
私が指差した先は、門を入ってすぐの地面のセンターを彩る、ピンクの部分。幅四メートル・長さ五メートル程の大きさに、地面がピンクになっているのだ。
…なぜか、ハート型に。
しかもほんのりピンクとかではない。
女の子がカワイイと好むような、まったきピンクの中のピンク。
「もしかしたらセキュリティチェックのシステムかと思って、一応あの上を通ってきたんですけれど…」
「セキュリティチェック?あぁ、ははっ!違いますよ!あれは木の葉の名物『再会のらぶらぶハート』です!」
「らぶ…ハート?」
「あ、ちょうど任務から帰ってきた小隊がいますよ。もしかしたら…」
「ホタテっ!おかえりなさい!」
「ラッコ!来てくれたのか…」
「当たり前じゃない!やっぱり私、あなたじゃないとダメなの…」
「ラッコ…!俺もだよ。俺もラッコの腕の中じゃなきゃダメなんだ!」
小隊の中から壮年の男が飛び出し、駆け寄った女性とまるでメロドラマのように固く抱き合った。
…ピンクのハートの中で。
おお~!っと小隊の隊員や門番、周辺の人々から拍手が起きる。
「イルカ先生が任務から帰ったオレを出迎えてくれる時にもね、あんな風にあの辺でいつも熱~い抱擁をしてたんだ~よね」
「そうしたら、他のみんなも真似するようになりまして…恋人や夫婦の片方が帰ってくると、あそこで抱擁するようになったんですよね」
「それでオレがあの場所の地面の色をピンクに変えたんだ~よ。再会の抱擁に相応しい、可愛いピンクのハートでしょ♪定期的に術をかけ直して、ちゃんと色褪せないようにしてるの」
「名前を考えたのは六代目なんですよ」
「…ぁぇえ、ええ!素敵なお名前ですわ、もちろんですとも!」
「あの場所でセンセをぎゅうっと抱きしめるとね、あぁ、無事帰ってこられたなぁって実感するの」
「カカシさん……」
お二人が熱く見つめ合っている。
でも今度は遮る気持ちにはなれなかった。
六代目の言葉にはあまりにも色々な想いが込められていて、強く胸に迫ったから。
木の葉の強さの秘密は、こういうところにあるのかもしれない。
二人の、繋がる想い……絆。
それが二人を見守り続けてきた木の葉の里に、じんわりと広がっていったのではないだろうか。
――まさに今、私が感じているように。
そんな思いがすとんと真っ直ぐ胸に落ちてきて。
私は声をかけるのも忘れ、お二人のことを見つめていた。
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