【Caution!】
全年齢向きもR18もカオス仕様です。
★とキャプションを読んで、くれぐれも自己判断でお願い致します。
★エロし ★★いとエロし! ★★★いとかくいみじうエロし!!
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÷÷÷÷÷ 3.如月 ÷÷÷÷÷
カカシさんが、タレアさんを騙ってた女と忍び崩れの男たちを、まとめて桟橋で捕縛していた。
後から合流してきたハクロには一応街の警察に連絡するよう言ったが、忍び崩れの連中は彼等の手に余るに違いない。白眼を狙った人身売買組織の事もあるし、恐らく木の葉が引き受けることになるだろう。
ハクロの報告によると、タレアさんは自宅で普通に就寝していたそうだ。組織の女は二人を手間なく連れ出す為、単にタレアさんの姿を借りただけらしい。徹底したプロの仕事をする組織じゃなかったおかげで、タレアさんの名前すら知らなかったようだから。
何はともあれ、彼女が無事で本当に良かった。
フブキとミソラも大きな怪我もなく、縛られていた腕の擦り傷以外、見たところは大丈夫そうだ。さっきまで泣いていたのに、ソラを預けたらぴたりと泣き止んで、ソラの世話をするのに一生懸命だ。
地面にすわりこんだミソラの腕の中には、前肢に添え木代わりの巻物を当てられたソラが収まっている。
念の為に持ち出した巻物だったが、こんな形で役立つとは。
アカデミーで習った応急手当てをソラに施したのはフブキだった。俺が状態を診て巻物を取り出したら、後は率先してやってくれたのだ。
ミソラがソラを宥めながら抱っこして、フブキが手早く巻物と髪を結んでいたリボンで前肢を固定していった。
あんな目に遭ったのに、思った以上に落ち着いてる二人の前にしゃがんで、もう一度様子を確認してみる。
「二人ともよく頑張ったな。怖かっただろう」
ミソラとフブキが顔を見合わせる。そしてミソラが俺に向かって元気に答えた。
「う~ん、怖かったけど、怖くなかったよ。だってフブキが、イルカ先生と犬のおじさんがぜったい、ぜったい助けに来てくれるって教えてくれたから。それに犬のおじさんって、ろくだんめ?何かすっごく強い人なんでしょ?だからぜったい大丈夫だって!」
俺は驚いてフブキを見た。
フブキはいつものように、指をモジモジしながら答えてくれた。
「…だって、ヒナタ様がいつもそうおっしゃってたから。あの…六代目様は、仲間のことは必ず助けてくれる方だから、何かあっても絶対大丈夫なのよ、…って」
二人の後ろで、忍犬に見張りを任せてこちらに向かって歩いてきた、カカシさんの足が止まった。
きっと今の言葉が聞こえたのだろう。水飛沫に濡れてしんなりした髪を、ガシガシとかき回す。
俺は思わず微笑んでいた。
「ねぇ、イルカ先生、ソラの看病、あたしたちでしちゃダメ?」
「え?…そうだなぁ、先生は犬のことはよく分からないからな。カカシさんに聞いてみたらどうだ?」
そう言って二人の後ろを指差した。
ソラを抱えたミソラとフブキが、カカシさんの方へと駆け寄っていく。カカシさんは一瞬、半身を引いてこちらを伺うように見たが、俺は微笑んだまま強く頷いて見せた。
大丈夫ですよ。
あなたの手は優しくて、力強くて、綺麗だ。
決して血に汚れてなんかいない。
だから子供たちに触れてもいいんですよ。
カカシさんが二人の頭を撫でるためか、そっと両手を伸ばした。
さっきまでクナイを握っていた、その手を。
*******
数日後の夜。
あれからカカシさんは時々物思いに沈むことが増えた。
俺は椅子に座って窓の外を眺めてるように見えるカカシさんに、普段通りの声になるよう、できるだけ気を付けて話しかけた。
「ハクロが明日には木の葉を出て戻れるそうですよ。さっき式が届きました」
「…そう。じゃあ彼奴らの処遇もとりあえずは決まったかな」
相変わらず目は外を向いたままだ。
俺は心の中でため息をついたが、カカシさんの気持ちは痛いほど分かる。
あの時のカカシさんは、まさに鬼神だった。
その色違いの眼に映る者は全て屠り尽くす白い鬼神と謳われた、現役時代を彷彿とさせるほどに。
大事な者に手を出されたカカシさんの、怒りの白い焔まで目に見えるようだった。
だが結局、タレアさんの偽者や他の者たちの命を奪うことはなかったのだ。恐らく、俺が止めるまでもなく。
でもあれからずっと、カカシさんは気に病んでいた。
タレアさんを騙ってた女に、流れるようにクナイを振り上げたことを。
一瞬でも殺す為の動きを、表に出してしまったことを。
…あれは単なる身に付いた習性の動きだったのに、それを子供たちの前で見せてしまったことを悔やんでいるのだ。
まだ淀んだ気持ちの沼に沈んでるカカシさんに、とっておきのプレゼントを贈る。
これは、俺では決してあげられない物だった。
「それからね、フブキが将来の夢が決まったそうです。…ボディーガードになりたいそうですよ」
カカシさんが振り向いて、俺の眼を真っ直ぐに見返した。
「あの時助けに来てくれた六代目が、すっごくカッコよかったって。私もあんな風になりたいって、モジモジしながらキラキラした眼で俺に教えてくれました」
「……フブキが…」
現役時代は色々言われていたが、カカシさんの人を殺す任務の原動力は怒りや破壊衝動なんかではない。
ましてや、快楽殺人者などでは決してない。
カカシさんが任務で殺すのは、それが必要だと判断したからだ。考えうる全てのパターンにおける緻密な計算の元に、必要最小限の命を奪っていた。最大限ではなく。
カカシさんの行為は、常に『護る』ことから生じる物だった。
里を、仲間を、大切な人を、大切なものを。
それはまるで狼の群れのボスのように崇高で、誇りに満ちていて。
カカシさんは自分の護りたいものを護る為に、どれだけ己れの血を流してきたのだろうと思う。
その身体からも、心からも。
だからこそ、カカシさんの想いは真っ直ぐにフブキに届いたのだ。
濁りのない想いは、濁りのない子供の心へと。
そしてだからこそ、フブキの夢は真っ直ぐにカカシさんに届くのだ。
カカシさんはフブキがそう言うに到った心境の経緯を推察して、答に辿り着くだろう。
傍流とはいえ名門日向家に生まれ育ったにも関わらず、忍びとしての才能が無いと見切りを付けられたフブキが、なぜあえてボディーガードという、忍びに似た職業を目指したいと思ったのか。
あの内気なフブキが。
…カカシさん、あなたの辿り着いた答。それが正解なんですよ。
カカシさんの灰蒼色の瞳に透明な膜が張られ、それは雫となって零れ落ちた。
俺はカタンと席を立ち、カカシさんの横に行くと頭と肩を抱え込んだ。現役の頃より筋肉が落ち、少し細くなった肩が小刻みに震える。
「そっか。ふふ…そっか、ボディーガードね」
美しい雫が溢れるままに、カカシさんが微笑む。
自分の護りたいものの命を、心を護り。それがフブキの、誰かを護りたいという想いに繋がったことを。
護ったものの夢の源になれたことを喜び、誇りに思う微笑み。
「…俺たち、危なっかしいけど、ちゃんとやれてたんだね」
「そうですね。子供の心は傷付きやすいけど、強い。種を蒔けば、ちゃんと芽を出して力強く育っていくんですね」
カカシさんが俺の胸を抱き返してきた。
ぎゅうっと、力強く。
それから俺の首の後ろを持って引き寄せると、鼻傷にキスをする。ちゅっ、ちゅっと音を立てて。
「…じゃあ、フブキの為に護衛術のカリキュラムを組まないとね。俺も一緒に参加していい?」
「もちろんですよ!カカシさんが自ら教えてくれたら、フブキもきっと張り切って頑張りますよ」
「忍びの才能が足りなくても、体術の知識と応用で十分対応できるからね。フブキは女の子だけどアカデミーで土台がもう出来てるし、年齢的にも吸収が早いだろうね。…それに、護衛術は護身術にも繋がる。白眼を持つフブキの為にもいい選択だろうね」
命を奪う為ではなく、護る為の一点に集中した教えを、カカシさんは早くも考え始めていた。護る対象者だけではなく、フブキ自身のことも視野に入れて。
カカシさんの優しさは、こういうところにあるのだ。
俺は目蓋の上と下の傷痕に、ゆっくりとキスを二回落とした。
カカシさんの優しさを生み出したであろう彼の傷を、少しでも癒せたらという想いを込めて。
きっと明日からは忙しくなるだろう。
フブキの夢をサポートする為に、場合によっては日向家の者とも連絡を取らなくてはならない。
ハクロが戻ってきたら、スクールの授業もやっと通常に戻せる。
ソラもそろそろ治療からリハビリに移行できるだろう。
つきっきりで看ていたミソラは、近いうちに犬のおじさんの手伝いをさせてと言い出すだろう。もしかしたら獣医か、ドッグトレーナーを目指すかもしれない。
こうやって俺たちは、また明日の予定を立てる。
その明日が穏やかでも、そうじゃなくても。
穏やかな日になるよう、祈りを込めて明日を迎える。
祈りだけで足りない部分は、持てる力の全てを使って穏やかな日常に流れを戻すのだ。
そうした日々の積み重ねが、奇跡のように平凡な明日を生み出すと、俺たちは知っているから。
だから俺たちはキスをする。
今日の喜びを、二人で分かち合えることに感謝しながら。
【完】
カカシさんが、タレアさんを騙ってた女と忍び崩れの男たちを、まとめて桟橋で捕縛していた。
後から合流してきたハクロには一応街の警察に連絡するよう言ったが、忍び崩れの連中は彼等の手に余るに違いない。白眼を狙った人身売買組織の事もあるし、恐らく木の葉が引き受けることになるだろう。
ハクロの報告によると、タレアさんは自宅で普通に就寝していたそうだ。組織の女は二人を手間なく連れ出す為、単にタレアさんの姿を借りただけらしい。徹底したプロの仕事をする組織じゃなかったおかげで、タレアさんの名前すら知らなかったようだから。
何はともあれ、彼女が無事で本当に良かった。
フブキとミソラも大きな怪我もなく、縛られていた腕の擦り傷以外、見たところは大丈夫そうだ。さっきまで泣いていたのに、ソラを預けたらぴたりと泣き止んで、ソラの世話をするのに一生懸命だ。
地面にすわりこんだミソラの腕の中には、前肢に添え木代わりの巻物を当てられたソラが収まっている。
念の為に持ち出した巻物だったが、こんな形で役立つとは。
アカデミーで習った応急手当てをソラに施したのはフブキだった。俺が状態を診て巻物を取り出したら、後は率先してやってくれたのだ。
ミソラがソラを宥めながら抱っこして、フブキが手早く巻物と髪を結んでいたリボンで前肢を固定していった。
あんな目に遭ったのに、思った以上に落ち着いてる二人の前にしゃがんで、もう一度様子を確認してみる。
「二人ともよく頑張ったな。怖かっただろう」
ミソラとフブキが顔を見合わせる。そしてミソラが俺に向かって元気に答えた。
「う~ん、怖かったけど、怖くなかったよ。だってフブキが、イルカ先生と犬のおじさんがぜったい、ぜったい助けに来てくれるって教えてくれたから。それに犬のおじさんって、ろくだんめ?何かすっごく強い人なんでしょ?だからぜったい大丈夫だって!」
俺は驚いてフブキを見た。
フブキはいつものように、指をモジモジしながら答えてくれた。
「…だって、ヒナタ様がいつもそうおっしゃってたから。あの…六代目様は、仲間のことは必ず助けてくれる方だから、何かあっても絶対大丈夫なのよ、…って」
二人の後ろで、忍犬に見張りを任せてこちらに向かって歩いてきた、カカシさんの足が止まった。
きっと今の言葉が聞こえたのだろう。水飛沫に濡れてしんなりした髪を、ガシガシとかき回す。
俺は思わず微笑んでいた。
「ねぇ、イルカ先生、ソラの看病、あたしたちでしちゃダメ?」
「え?…そうだなぁ、先生は犬のことはよく分からないからな。カカシさんに聞いてみたらどうだ?」
そう言って二人の後ろを指差した。
ソラを抱えたミソラとフブキが、カカシさんの方へと駆け寄っていく。カカシさんは一瞬、半身を引いてこちらを伺うように見たが、俺は微笑んだまま強く頷いて見せた。
大丈夫ですよ。
あなたの手は優しくて、力強くて、綺麗だ。
決して血に汚れてなんかいない。
だから子供たちに触れてもいいんですよ。
カカシさんが二人の頭を撫でるためか、そっと両手を伸ばした。
さっきまでクナイを握っていた、その手を。
*******
数日後の夜。
あれからカカシさんは時々物思いに沈むことが増えた。
俺は椅子に座って窓の外を眺めてるように見えるカカシさんに、普段通りの声になるよう、できるだけ気を付けて話しかけた。
「ハクロが明日には木の葉を出て戻れるそうですよ。さっき式が届きました」
「…そう。じゃあ彼奴らの処遇もとりあえずは決まったかな」
相変わらず目は外を向いたままだ。
俺は心の中でため息をついたが、カカシさんの気持ちは痛いほど分かる。
あの時のカカシさんは、まさに鬼神だった。
その色違いの眼に映る者は全て屠り尽くす白い鬼神と謳われた、現役時代を彷彿とさせるほどに。
大事な者に手を出されたカカシさんの、怒りの白い焔まで目に見えるようだった。
だが結局、タレアさんの偽者や他の者たちの命を奪うことはなかったのだ。恐らく、俺が止めるまでもなく。
でもあれからずっと、カカシさんは気に病んでいた。
タレアさんを騙ってた女に、流れるようにクナイを振り上げたことを。
一瞬でも殺す為の動きを、表に出してしまったことを。
…あれは単なる身に付いた習性の動きだったのに、それを子供たちの前で見せてしまったことを悔やんでいるのだ。
まだ淀んだ気持ちの沼に沈んでるカカシさんに、とっておきのプレゼントを贈る。
これは、俺では決してあげられない物だった。
「それからね、フブキが将来の夢が決まったそうです。…ボディーガードになりたいそうですよ」
カカシさんが振り向いて、俺の眼を真っ直ぐに見返した。
「あの時助けに来てくれた六代目が、すっごくカッコよかったって。私もあんな風になりたいって、モジモジしながらキラキラした眼で俺に教えてくれました」
「……フブキが…」
現役時代は色々言われていたが、カカシさんの人を殺す任務の原動力は怒りや破壊衝動なんかではない。
ましてや、快楽殺人者などでは決してない。
カカシさんが任務で殺すのは、それが必要だと判断したからだ。考えうる全てのパターンにおける緻密な計算の元に、必要最小限の命を奪っていた。最大限ではなく。
カカシさんの行為は、常に『護る』ことから生じる物だった。
里を、仲間を、大切な人を、大切なものを。
それはまるで狼の群れのボスのように崇高で、誇りに満ちていて。
カカシさんは自分の護りたいものを護る為に、どれだけ己れの血を流してきたのだろうと思う。
その身体からも、心からも。
だからこそ、カカシさんの想いは真っ直ぐにフブキに届いたのだ。
濁りのない想いは、濁りのない子供の心へと。
そしてだからこそ、フブキの夢は真っ直ぐにカカシさんに届くのだ。
カカシさんはフブキがそう言うに到った心境の経緯を推察して、答に辿り着くだろう。
傍流とはいえ名門日向家に生まれ育ったにも関わらず、忍びとしての才能が無いと見切りを付けられたフブキが、なぜあえてボディーガードという、忍びに似た職業を目指したいと思ったのか。
あの内気なフブキが。
…カカシさん、あなたの辿り着いた答。それが正解なんですよ。
カカシさんの灰蒼色の瞳に透明な膜が張られ、それは雫となって零れ落ちた。
俺はカタンと席を立ち、カカシさんの横に行くと頭と肩を抱え込んだ。現役の頃より筋肉が落ち、少し細くなった肩が小刻みに震える。
「そっか。ふふ…そっか、ボディーガードね」
美しい雫が溢れるままに、カカシさんが微笑む。
自分の護りたいものの命を、心を護り。それがフブキの、誰かを護りたいという想いに繋がったことを。
護ったものの夢の源になれたことを喜び、誇りに思う微笑み。
「…俺たち、危なっかしいけど、ちゃんとやれてたんだね」
「そうですね。子供の心は傷付きやすいけど、強い。種を蒔けば、ちゃんと芽を出して力強く育っていくんですね」
カカシさんが俺の胸を抱き返してきた。
ぎゅうっと、力強く。
それから俺の首の後ろを持って引き寄せると、鼻傷にキスをする。ちゅっ、ちゅっと音を立てて。
「…じゃあ、フブキの為に護衛術のカリキュラムを組まないとね。俺も一緒に参加していい?」
「もちろんですよ!カカシさんが自ら教えてくれたら、フブキもきっと張り切って頑張りますよ」
「忍びの才能が足りなくても、体術の知識と応用で十分対応できるからね。フブキは女の子だけどアカデミーで土台がもう出来てるし、年齢的にも吸収が早いだろうね。…それに、護衛術は護身術にも繋がる。白眼を持つフブキの為にもいい選択だろうね」
命を奪う為ではなく、護る為の一点に集中した教えを、カカシさんは早くも考え始めていた。護る対象者だけではなく、フブキ自身のことも視野に入れて。
カカシさんの優しさは、こういうところにあるのだ。
俺は目蓋の上と下の傷痕に、ゆっくりとキスを二回落とした。
カカシさんの優しさを生み出したであろう彼の傷を、少しでも癒せたらという想いを込めて。
きっと明日からは忙しくなるだろう。
フブキの夢をサポートする為に、場合によっては日向家の者とも連絡を取らなくてはならない。
ハクロが戻ってきたら、スクールの授業もやっと通常に戻せる。
ソラもそろそろ治療からリハビリに移行できるだろう。
つきっきりで看ていたミソラは、近いうちに犬のおじさんの手伝いをさせてと言い出すだろう。もしかしたら獣医か、ドッグトレーナーを目指すかもしれない。
こうやって俺たちは、また明日の予定を立てる。
その明日が穏やかでも、そうじゃなくても。
穏やかな日になるよう、祈りを込めて明日を迎える。
祈りだけで足りない部分は、持てる力の全てを使って穏やかな日常に流れを戻すのだ。
そうした日々の積み重ねが、奇跡のように平凡な明日を生み出すと、俺たちは知っているから。
だから俺たちはキスをする。
今日の喜びを、二人で分かち合えることに感謝しながら。
【完】
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