【Caution!】
全年齢向きもR18もカオス仕様です。
★とキャプションを読んで、くれぐれも自己判断でお願い致します。
★エロし ★★いとエロし! ★★★いとかくいみじうエロし!!
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『校長40暗カカ20』
※2Hマッチなので2時間で書けた所で一旦切ってあります
÷÷÷÷÷・÷÷÷÷÷
うみのイルカ、四十歳。
アカデミーの校長で中忍。
身長は俺よりやや低いくらいだけど、無造作に括った黒髪の分も入れたら同じくらい。
かさついた肌に刻まれた皺は、笑うともっと深くなる。
濃紺の詰襟の寸胴鍋みたいな制服に隠された体は、意外にもちゃんと鍛えられていた。昨日風呂上がりに横目で見たから知ってる。
――この体を、俺はこれから隅々まで知ることになってるらしい。
少なくとも、四十四歳の俺は。
任務帰りに抜け忍集団から追われ、里に程近い還らずの森で半分以下にまで相手の数を減らしたはいいけど、チャクラが底を尽きかけていた。
森の奥深くまで入り込み、隠れてやり過ごそうとしたらぼんやりと光る木の洞があった。普段ならそんな目立つ所なんて絶対隠れないのに、あの時の俺はなぜか引き寄せられるようにふらふらとその中に潜り込み、結界を張って膝を抱えた。
そして目が覚めたら、馴染みの病室でこの『イルカ先生』が俺の手を握っていた。
「驚くだろうけど、ここは君のいた世界の二十四年後だよ」
そう、困ったように笑いながら。
どうやら俺は、何らかの術で未来に飛ばされたらしい。
諸々の条件があって、それが揃って元の世界に帰れるのは次の新月の夜で、俺はこの時代でなんと六代目火影になっているんだという。
でもイルカ先生という人が教えてくれた全てより何より驚いたのは、このイルカ先生とこの時代の俺が付き合ってるってことだった。
そういうことだから、とイルカ先生に連れられて『帰った』のは郊外の平屋で、そこで『俺たち』は一緒に暮らしてるんだと言う。
事実を教えるのに照れ臭そうにしたイルカ先生の、はにかみ過ぎて歪んだ口元に一目惚れした。
いや、二目惚れだ。
最初に病室で目覚めた時、握ってくれてた手の温かさと、ベッドに突っ伏して顔だけこちらに向けてた、あの無防備な寝顔で本当はきっと既に落っこちてた。
ならば俺の目的は一つだ。
元の時代に戻れることは確定してるし、そうしたらイルカ先生と俺はもう会えない。二度と。
この時代の俺は五影の集まりで当分帰ってこないって言うし、つまり邪魔者はいない絶好のチャンスだ。
イルカ先生を口説き落とす。
なのに、イルカ先生は本当につれない。
どうせ『俺たち』は散々ヤってるんだろうし、『俺』なら間違いなくそうしてるはずだから、俺とセックスしてくれてもいいはずなのに。
「カカシはカカシさんじゃないだろ」
この一言でスパッと切り捨てられてしまう。
俺を見る眼差しには明らかに通常以上の情愛を感じるのに、それは俺がカカシだからで。でも抱かせてくれないのは、俺が『カカシさん』じゃないからだ。
イルカ先生が『俺』に操を立ててくれるような人なのはすごく嬉しいけど、二十四年後のおっさんの『俺』のことなんて知るもんか。
でもイルカ先生は本当に頑固で、どんなに口説いても、二度と会えないことを強調して憐れみを誘っても、絶対に隙を見せない。
「俺が何年カカシさんと付き合ってると思ってるんだ」
なんて得意げに笑いながらするっとかわされると、こういうところで二人の歴史ってやつが立ちはだかる。
そうやってお誘い鬼ごっこを繰り返してるうちに、とうとう新月の夜が来てしまった。
還らずの森には、当時と同じ時刻と思われる丑の刻には到着してなければならない。
卓袱台でしんみりと向かい合って夕食を食べた後、イルカ先生が風呂を勧めてくれた。
俺は本当に最後のチャンスだと、念入りに体を綺麗にして風呂から上がる。
腰にタオル一枚の姿で寝室に入ると、俺がここに来た時に着てた服を箪笥から出して揃えている先生の背後に立った。
「またちゃんと髪を拭かないで来たな? まったく、子供みたいだな」
くるりと振り返ったイルカ先生の顔から笑みが消えた。
俺の表情に、何かがこれから起きることを悟ったんだろう。
「最後だからって、できないもんはできないぞ」
「分かってるよ」
俺は腰のタオルを剥ぎ取った。
「イルカ先生を貰えないなら、俺を貰ってよ」
イルカ先生は俺が何を言ってるのか理解が及ばないらしく、小首を傾けて真っ直ぐに俺を見た。
「俺がイルカ先生を貰えないのはもう分かったから。それなら俺を抱いて。俺の初めてを先生にあげるから、俺の中にイルカ先生をちょうだい」
何か言おうとした口をキスで塞ぐ。
やっとキスができた。かさついてるけど柔らかくて、『俺』はきっとこの唇が大好きだと確信する。
隙ありって言ってやりたかったけど、柄にもなく緊張して唇が震えてうまく喋れない。
「……それは、俺がカカシを抱くってことか?」
少し顔を離した先生が小さく囁く。
「そうだよ。この時代の『俺』はきっと、イルカ先生に何でも与えてるでしょ? 愛も信頼も、何もかも。俺だってそうしたいけど時間が足りない。それなら『俺』が与えてない唯一のものを俺があげたいの。イルカ先生が好きだから」
短絡的な考えだけど、もうこれしか浮かばなかった。
『俺』があげてなくて、俺がイルカ先生に捧げられる愛の形。
自分のことだから分かる。
『俺』はイルカ先生に自分の体を明け渡してはいないはずだ。俺だってこういう状況にでもならなきゃ、思い付きもしなかっただろう。
だからこそ、拒絶されたらどうしよう。これで最後なのに。俺を抱くなんてイルカ先生だって考えもしなかったはずだ。腹の中身が落ちるような思いを堪え、何とか踏ん張って立つ。
「ありがとう。カカシの気持ち、受け取るよ」
「…………気持ちだけ?」
ふうっと倒れそうになるところを、イルカ先生ががっしりと抱き寄せてくれた。
「気持ちも。体もだ」
イルカ先生の肉厚な掌が俺の肌の上を撫でていく。
宥めるように。煽るように。
「キスはもう駄目だ」
そう一言釘を刺されたけど、首筋から胸に辿る舌と唇を感じられるから文句は言わない。
イルカ先生は俺をベッドに押し倒すと、自分も服を全部脱いでくれた。
俺の肌に触れる腕の内側や太股の素肌の感触がたまらない。
俺の勃ち上がったぺニスを含む口腔の温かさに、これも一つのキスだと嬉しくなる。
先生の指が会陰を緩く撫で、その奥の搾みに恐る恐る触れると、ちゅぽんと音を立ててぺニスから口が離れた。
「初めて、なんだよな?」
指先がゆるゆると、これからイルカ先生を受け入れる場所を撫で続けている。
本当にいいのかと問いかけるみたいに。
「そうだよ。処女はめんどくさいからイヤ? ちゃんと風呂で準備してきたよ」
「違う。そうじゃなくて……って、準備もしてくれたのか」
「俺じゃ勃たない?」
するとイルカ先生は体を起こして俺の手を掴むと、自分の股間に引き寄せた。
「勃ってるね……良かった」
ほっとしてつい頬が緩むと、イルカ先生は顔を少しだけ歪めた。
一瞬、泣くかと思った。
「俺がカカシ相手に勃たないなんてことがある訳ないだろ。どんなカカシだって、好きにならずにはいられないんだ」
こんな情熱的な愛の告白があるだろうか。
俺はもうすぐ元の時代に戻るし、本当はこの時代と繋がってるかも分からない。
それでも。
この言葉は、今のイルカ先生の気持ちは俺だけのものだ。
「ねぇ、俺を貰って。ちゃんと、全部」
イルカ先生の熱の塊が肌に触れ、ぬるりと入ってくる。
予想以上の質量と圧迫感に呻きを上げると、頬に、額に唇が当てられた。何度も、何度も。
それからゆっくりと揺さぶられ、カカシと名を呼ばれる度にイルカ先生と返した。
俺の内側全部にイルカ先生がみっしりと埋まってる気がして、この感覚を何十年経っても忘れたくないと、ただそれだけを願っていた。
不意に地軸がずれたような眩暈を覚えて、駆けていた足が止まる。
「六代目、どうなされました」
急な事態に、慌てて駆け寄ってきた護衛の暗部を片手で制した。
「ごめん、もう少しこのまま待機で」
目を閉じたまま、甦ってきた新たな記憶が体に馴染むのを待つ。
イルカの――イルカ先生の体を受け入れた記憶を。
あの時いろいろ考えていた自分の若さと性急さと『俺』への対抗心に苦笑し、そして。
切実な想いを、ほんの少しだけ羨ましく思った。
「お待たせ、帰ろうか」
年若い護衛はどこか具合でも? と尋ねることもなく、
※※※※(タイムアップ)※※※※
小さく頷くと先を駆け出す。
そう、帰らなきゃね。
イルカの元に。
それで何て聞いてやろうか。
「二十歳の俺はどうだった?」か。それとも「浮気者」と詰ってやろうか。
……いや、やっぱりこうかな。
「『俺』を愛してくれてありがとう」
あの時よりも衰えた、でも遥かに馴染んだ腕で抱きしめながら。
【完】
÷÷÷÷÷・÷÷÷÷÷
いやいやいや2時間は短い!
ワンライの倍だから、なんなら時間余るだろって笑ってたゆう本°切腹。
あとちょろっとが終わりませんでした!
しかもこれ2時間で書き切れる内容じゃないですよね。
ちゃんと書けば本レベルになるやつ。
でも書きたかったんだよーーーーー!
暗校ってみんな大好きじゃん…ゆう本°も大好きなんじゃ…
大好きをぐいぐい詰め込もうとして思いっきり転びましたね。
もっと丁寧に書きたかったなぁ。カカシ君の気持ちとか!エロとか!エロとか!!!!!!!
ということで、第一回は校長暗部でチャレンジでした!
※2Hマッチなので2時間で書けた所で一旦切ってあります
÷÷÷÷÷・÷÷÷÷÷
うみのイルカ、四十歳。
アカデミーの校長で中忍。
身長は俺よりやや低いくらいだけど、無造作に括った黒髪の分も入れたら同じくらい。
かさついた肌に刻まれた皺は、笑うともっと深くなる。
濃紺の詰襟の寸胴鍋みたいな制服に隠された体は、意外にもちゃんと鍛えられていた。昨日風呂上がりに横目で見たから知ってる。
――この体を、俺はこれから隅々まで知ることになってるらしい。
少なくとも、四十四歳の俺は。
任務帰りに抜け忍集団から追われ、里に程近い還らずの森で半分以下にまで相手の数を減らしたはいいけど、チャクラが底を尽きかけていた。
森の奥深くまで入り込み、隠れてやり過ごそうとしたらぼんやりと光る木の洞があった。普段ならそんな目立つ所なんて絶対隠れないのに、あの時の俺はなぜか引き寄せられるようにふらふらとその中に潜り込み、結界を張って膝を抱えた。
そして目が覚めたら、馴染みの病室でこの『イルカ先生』が俺の手を握っていた。
「驚くだろうけど、ここは君のいた世界の二十四年後だよ」
そう、困ったように笑いながら。
どうやら俺は、何らかの術で未来に飛ばされたらしい。
諸々の条件があって、それが揃って元の世界に帰れるのは次の新月の夜で、俺はこの時代でなんと六代目火影になっているんだという。
でもイルカ先生という人が教えてくれた全てより何より驚いたのは、このイルカ先生とこの時代の俺が付き合ってるってことだった。
そういうことだから、とイルカ先生に連れられて『帰った』のは郊外の平屋で、そこで『俺たち』は一緒に暮らしてるんだと言う。
事実を教えるのに照れ臭そうにしたイルカ先生の、はにかみ過ぎて歪んだ口元に一目惚れした。
いや、二目惚れだ。
最初に病室で目覚めた時、握ってくれてた手の温かさと、ベッドに突っ伏して顔だけこちらに向けてた、あの無防備な寝顔で本当はきっと既に落っこちてた。
ならば俺の目的は一つだ。
元の時代に戻れることは確定してるし、そうしたらイルカ先生と俺はもう会えない。二度と。
この時代の俺は五影の集まりで当分帰ってこないって言うし、つまり邪魔者はいない絶好のチャンスだ。
イルカ先生を口説き落とす。
なのに、イルカ先生は本当につれない。
どうせ『俺たち』は散々ヤってるんだろうし、『俺』なら間違いなくそうしてるはずだから、俺とセックスしてくれてもいいはずなのに。
「カカシはカカシさんじゃないだろ」
この一言でスパッと切り捨てられてしまう。
俺を見る眼差しには明らかに通常以上の情愛を感じるのに、それは俺がカカシだからで。でも抱かせてくれないのは、俺が『カカシさん』じゃないからだ。
イルカ先生が『俺』に操を立ててくれるような人なのはすごく嬉しいけど、二十四年後のおっさんの『俺』のことなんて知るもんか。
でもイルカ先生は本当に頑固で、どんなに口説いても、二度と会えないことを強調して憐れみを誘っても、絶対に隙を見せない。
「俺が何年カカシさんと付き合ってると思ってるんだ」
なんて得意げに笑いながらするっとかわされると、こういうところで二人の歴史ってやつが立ちはだかる。
そうやってお誘い鬼ごっこを繰り返してるうちに、とうとう新月の夜が来てしまった。
還らずの森には、当時と同じ時刻と思われる丑の刻には到着してなければならない。
卓袱台でしんみりと向かい合って夕食を食べた後、イルカ先生が風呂を勧めてくれた。
俺は本当に最後のチャンスだと、念入りに体を綺麗にして風呂から上がる。
腰にタオル一枚の姿で寝室に入ると、俺がここに来た時に着てた服を箪笥から出して揃えている先生の背後に立った。
「またちゃんと髪を拭かないで来たな? まったく、子供みたいだな」
くるりと振り返ったイルカ先生の顔から笑みが消えた。
俺の表情に、何かがこれから起きることを悟ったんだろう。
「最後だからって、できないもんはできないぞ」
「分かってるよ」
俺は腰のタオルを剥ぎ取った。
「イルカ先生を貰えないなら、俺を貰ってよ」
イルカ先生は俺が何を言ってるのか理解が及ばないらしく、小首を傾けて真っ直ぐに俺を見た。
「俺がイルカ先生を貰えないのはもう分かったから。それなら俺を抱いて。俺の初めてを先生にあげるから、俺の中にイルカ先生をちょうだい」
何か言おうとした口をキスで塞ぐ。
やっとキスができた。かさついてるけど柔らかくて、『俺』はきっとこの唇が大好きだと確信する。
隙ありって言ってやりたかったけど、柄にもなく緊張して唇が震えてうまく喋れない。
「……それは、俺がカカシを抱くってことか?」
少し顔を離した先生が小さく囁く。
「そうだよ。この時代の『俺』はきっと、イルカ先生に何でも与えてるでしょ? 愛も信頼も、何もかも。俺だってそうしたいけど時間が足りない。それなら『俺』が与えてない唯一のものを俺があげたいの。イルカ先生が好きだから」
短絡的な考えだけど、もうこれしか浮かばなかった。
『俺』があげてなくて、俺がイルカ先生に捧げられる愛の形。
自分のことだから分かる。
『俺』はイルカ先生に自分の体を明け渡してはいないはずだ。俺だってこういう状況にでもならなきゃ、思い付きもしなかっただろう。
だからこそ、拒絶されたらどうしよう。これで最後なのに。俺を抱くなんてイルカ先生だって考えもしなかったはずだ。腹の中身が落ちるような思いを堪え、何とか踏ん張って立つ。
「ありがとう。カカシの気持ち、受け取るよ」
「…………気持ちだけ?」
ふうっと倒れそうになるところを、イルカ先生ががっしりと抱き寄せてくれた。
「気持ちも。体もだ」
イルカ先生の肉厚な掌が俺の肌の上を撫でていく。
宥めるように。煽るように。
「キスはもう駄目だ」
そう一言釘を刺されたけど、首筋から胸に辿る舌と唇を感じられるから文句は言わない。
イルカ先生は俺をベッドに押し倒すと、自分も服を全部脱いでくれた。
俺の肌に触れる腕の内側や太股の素肌の感触がたまらない。
俺の勃ち上がったぺニスを含む口腔の温かさに、これも一つのキスだと嬉しくなる。
先生の指が会陰を緩く撫で、その奥の搾みに恐る恐る触れると、ちゅぽんと音を立ててぺニスから口が離れた。
「初めて、なんだよな?」
指先がゆるゆると、これからイルカ先生を受け入れる場所を撫で続けている。
本当にいいのかと問いかけるみたいに。
「そうだよ。処女はめんどくさいからイヤ? ちゃんと風呂で準備してきたよ」
「違う。そうじゃなくて……って、準備もしてくれたのか」
「俺じゃ勃たない?」
するとイルカ先生は体を起こして俺の手を掴むと、自分の股間に引き寄せた。
「勃ってるね……良かった」
ほっとしてつい頬が緩むと、イルカ先生は顔を少しだけ歪めた。
一瞬、泣くかと思った。
「俺がカカシ相手に勃たないなんてことがある訳ないだろ。どんなカカシだって、好きにならずにはいられないんだ」
こんな情熱的な愛の告白があるだろうか。
俺はもうすぐ元の時代に戻るし、本当はこの時代と繋がってるかも分からない。
それでも。
この言葉は、今のイルカ先生の気持ちは俺だけのものだ。
「ねぇ、俺を貰って。ちゃんと、全部」
イルカ先生の熱の塊が肌に触れ、ぬるりと入ってくる。
予想以上の質量と圧迫感に呻きを上げると、頬に、額に唇が当てられた。何度も、何度も。
それからゆっくりと揺さぶられ、カカシと名を呼ばれる度にイルカ先生と返した。
俺の内側全部にイルカ先生がみっしりと埋まってる気がして、この感覚を何十年経っても忘れたくないと、ただそれだけを願っていた。
不意に地軸がずれたような眩暈を覚えて、駆けていた足が止まる。
「六代目、どうなされました」
急な事態に、慌てて駆け寄ってきた護衛の暗部を片手で制した。
「ごめん、もう少しこのまま待機で」
目を閉じたまま、甦ってきた新たな記憶が体に馴染むのを待つ。
イルカの――イルカ先生の体を受け入れた記憶を。
あの時いろいろ考えていた自分の若さと性急さと『俺』への対抗心に苦笑し、そして。
切実な想いを、ほんの少しだけ羨ましく思った。
「お待たせ、帰ろうか」
年若い護衛はどこか具合でも? と尋ねることもなく、
※※※※(タイムアップ)※※※※
小さく頷くと先を駆け出す。
そう、帰らなきゃね。
イルカの元に。
それで何て聞いてやろうか。
「二十歳の俺はどうだった?」か。それとも「浮気者」と詰ってやろうか。
……いや、やっぱりこうかな。
「『俺』を愛してくれてありがとう」
あの時よりも衰えた、でも遥かに馴染んだ腕で抱きしめながら。
【完】
÷÷÷÷÷・÷÷÷÷÷
いやいやいや2時間は短い!
ワンライの倍だから、なんなら時間余るだろって笑ってたゆう本°切腹。
あとちょろっとが終わりませんでした!
しかもこれ2時間で書き切れる内容じゃないですよね。
ちゃんと書けば本レベルになるやつ。
でも書きたかったんだよーーーーー!
暗校ってみんな大好きじゃん…ゆう本°も大好きなんじゃ…
大好きをぐいぐい詰め込もうとして思いっきり転びましたね。
もっと丁寧に書きたかったなぁ。カカシ君の気持ちとか!エロとか!エロとか!!!!!!!
ということで、第一回は校長暗部でチャレンジでした!
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