【Caution!】

全年齢向きもR18もカオス仕様です。
★とキャプションを読んで、くれぐれも自己判断でお願い致します。
★エロし ★★いとエロし! ★★★いとかくいみじうエロし!!
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『今日も木の葉は平和です…たぶん』シリーズでの時系列順に並べ直したので、pixivとは掲載順が変わってます。
木の葉の下忍、イルカ参上!(仮)


イルカは大きな体に抱きかかえられていた。大柄なヤツじゃない、もっと…安心できる誰か。
「呼んでくれて良かった、イルカ先生。間に合った」
ぎゅうぎゅうと胸に押し付けられて状況が全然分からない。とりあえず助かったみたいだけど。

もがもがともがいてると、ようやく離してくれた。
見上げると覆面に斜め額宛の、白髪のオッサンがイルカをいとおしそうに…舐めるように見つめてる。
(ヤバいヤバい!こいつ怪しい!)
助けてくれたし木の葉の額宛してるから味方なんだろうけど。何かとてつもなくヤバい匂いがする。
「あの、ありがとうございまし…た」
お礼を言いながらイルカはジリジリと後ずさった。すると白髪のオッサンは可愛い!とかなんとか呟きながら、ハアハアと息も荒く近寄って来る。

「子供相手によさんか、カカシ!」
スコーンと煙管がオッサンの頭に当たった。
「じっちゃん!」
イルカはサッと火影マントの影に隠れた。
「おぉよしよし、怖かったろうイルカや。それにしてもこの姿はずいぶん久しぶりじゃのう」
「怖くはなかったけど、あっ!あいつらもう捕まえた?じゃなくて捕まえましたか、三代目?」
辺りを見回すと、いつの間にか上忍やら暗部やら集まって作業をしていた。
炎上した小屋は消火され、抜け忍の二人とも芋虫のようにしっかり拘束されて地面に転がされている。そうそう、拘束ってのはこれぐらいやらないと意味がないんだよな。

「イルカ先生すごーいね。子供なのに二人ともやっつけちゃって。さすが俺のイルカ先生♪」
いつの間にか白髪のオッサンが隣にしゃがんでた。やるなこいつ、上忍か?
ていうかさっきから先生先生って何なんだいったい。片目しか出てないから誰かと間違ってるのかな。上忍でもこんなボンヤリしたヤツがいるんだなぁ。

「儂を三代目と言い直したところと体の大きさからして、恐らく下忍に成り立ての頃じゃろう。頭の中まで同じ年にしてるという事は、なかなかの手練れが背後にいるのう」
「敵も考えましたね。子供に変化させたイルカ先生なら簡単に連れ出せると踏んだんでしょうが…ま、おおかた先生を人質にして俺を使うか殺そうって魂胆でしょ。狙いは良かったけど実行部隊にそこらの抜け忍を使ったのは間違いでしたね」
「黒幕はアスマと暗部が追っておる。それよりイルカの様子はどうじゃ」

白髪のオッサンがイルカの目を覗きこむ。うわぁ、よく見るとこいつ、深い青っていうの?キレイな目してるなぁ。昔集めてたビー玉みたいだ。

「そうですねぇ…すっごく可愛いです。どうしよう、このままじゃダメですか?」
「バカもの!この頃のイルカはお前の手には負えんわい。まったく、何度火影屋敷を滅茶苦茶にされたことか…」

まずい。じっちゃんがぶつぶつ言い始めた。
昔の俺は子供だったんだから大目に見てよ。今は立派な木の葉の下忍だから、そんなイタズラなんてしないっつーの。そうやって昔の事ぐじぐじ言うとまたハゲるよ?
いや待てよ、じっちゃんもしかして最近構ってやってないから寂しいのかな。トラップも最新式になってるだろうし、久しぶりに忍び込んでみるか。今度はじっちゃんのエロ本を暗部の皆さんに全部あげちゃおうかな。
暗部棟の入り口に、ご自由にどうぞって置いとけばいいよね。よし、アスマ兄ちゃんにも手伝ってもらおう♪

ワクワクしながら手順を考えてると、白髪のオッサンが額宛を持ち上げてイルカを見た。
「しょうがないなぁ。でも大人のイルカ先生じゃないとあれこれできないしね。先生、俺の目を見て」

赤い…これは写輪眼?
なんてキレイなんだろう。ギュルギュル廻って、

「解」

朝焼けみたいな……


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