【Caution!】

全年齢向きもR18もカオス仕様です。
★とキャプションを読んで、くれぐれも自己判断でお願い致します。
★エロし ★★いとエロし! ★★★いとかくいみじうエロし!!
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『今日も木の葉は平和です…たぶん』シリーズでの時系列順に並べ直したので、pixivとは掲載順が変わってます。
アンタの指も声も ★★

カカシさんが長期任務に出て、もう3週間が過ぎた。
予定では二ヶ月くらいだと教えてくれたから、帰還までまだあと一ヶ月以上もある。
ずっと一人だったから、一人が寂しいなんて感覚すらなかったのに。
カカシさんに教えられてしまった。
一人と独りは違うのだと。
二人だった生活が一人になると、独りになってしまうんだってことを。

でもそんな寂しさよりも、今はもっと切実な問題がある。
カカシさんが里にいる時はほぼ毎晩してたから、これだけ長く居ないと、その……下半身事情が切実なのだ。非常に。
先週も先々週もトイレと風呂で一回ずつササっと抜いたけど、もうそんなもんじゃ収まりがつかないところまで来ている。

欲しい。
カカシさんの、アレが欲しい。

こうやってちょっと考えただけでも、下半身にずんと重みと熱を感じる。
愛情イコール身体を繋ぐ事とは思わないが、哀しいかな男の生理的欲求には敵わない。
それに、あー、たぶんだけど…もう前だけじゃあんまりちゃんとイった気がしないような感じがしないでもなくもない。俺の身体をこんな風にしやがって、ちくしょう、無駄に夜の業師め!
…そう、これはあれだ。ションベンと一緒だ。だから溜まったもんは排出するべきだ。うんうん。
俺はそう自分に言い聞かせて覚悟を決めた。
晩メシをかっこむと風呂ではなくシャワーで済ませ、ローションを引っつかんで腰にタオルを巻いたままベッドに飛び込んだ。



頭までかぶった布団の中でタオルを外し、ローションを垂らして半分勃ち上がったソレを左手で握る。
カカシさんの手とは違う、肉厚でゴツゴツした感触。
ゆっくりと扱きながら、ちょっとだけ腰を浮かせて右手の中指をソコに伸ばす。自分で触るのは初めてなので、躊躇いながらも、そうっと触れてみた。
カカシさんがいつもしてくれるように、ゆっくりと撫で回してから。
……カカシさんの細長くて節張った中指。
それを思い出しながら、恐る恐る、つぷりと差し入れる。

「……っふ、う…」

ローションでぬめりを帯びた指は、簡単に第二関節まで入った。異物を感知してきゅっと締まったソコに抜き差ししながら、左手の動きを早める。
指一本じゃ全っ然物足りないけど、ないよりはましな気がする。
それにだいぶ溜まってたせいか、これならすぐに抜けそうだ。

(もう少し、あとちょっとで…)

ここで、つい。
いつものように眼をうっすら開けて、カカシさんを見ようとしてしまった。
ぼんやり見えるのは、間近の布団だけで。
カカシさんは居ない。
俺をいとおしげに、でも飢えた獣のような眼で見つめるカカシさんは、居ない。

不覚にもじわりと視界が滲む。
まだたった一ヶ月にもならないじゃないか。
それなのに、こんなにも俺は独りだ。
布団の中で萎えかかった物を掴んだまま、ぼろぼろと泣いた。うひっ、ぐひっと嗚咽まで出てくる。
ちくしょうカカシさんのやつ、俺をこんなに寂しくさせやがって!



八つ当たりと寂しさの感情が溢れるのに任せ、しばらく涙が流れるままにしてたが…
ダメだこんなんじゃ!
いい加減ちゃんと抜いとかないと、溜まりすぎで腹痛になっちまう。
それにもっと長期の任務になったらどうすんだ?
また独りでべそべそ泣くのか?
ガバリと布団を剥いで半身を起こした先に見えたのは、ベッド脇の小さな箪笥に乗っかった、カカシさんの予備の額宛。
額、宛。

俺はしばらくそれを凝視して、額宛と無言の会話を交わした。
そして意を決して掴むと、額ではなく両目の上に宛てて、頭の後ろできゅっと縛り上げた。
鉢金のおかげで、忍の目でも完全に視界が閉ざされる。
目を開けても見えるのは、俺の記憶の中で物欲しげに微笑むカカシさんだけ。

どうせ独りなんだから、と布団もかぶらずに適当に寝っ転がると、さっきの手順を繰り返した。
全くの暗闇になったせいか、カカシさんのイメージがより鮮明に描ける。
カカシさんの指先が、俺の乳首を擦り上げて摘まむ。
カカシさんの掌が、俺の腹から下へと滑っていく。
カカシさんの手が俺を包んで、親指でカリを撫で回してる。
カカシさんの指が俺を欲しがって、中に入りたがってる。
今度は一気に人差し指と中指の二本を差し入れた。
ぬぷり。
カカシさんの指を呑み込んで、俺の内側が悦びに震える。

(…イルカ先生の中、柔らかくてあったかいね)

耳元で囁くカカシさんの声を思い出しながら、指先で中を探るように動かした。
親指の腹でタマの裏側をゆるく捏ね回し、二本の指もリズミカルに出し入れする。
留守になっていた左手も動かし始めた。
もっと。
もっと欲しい。
だんだん息苦しくなってきて、口ではぁはぁと呼吸をする。

(…ねぇイルカせんせ、もっと啼いて)

「…あ…あ、カカシ…さぁ…」
「なぁに、イルカ先生」
「も、…イキた……」
「ん。ちゃんと見ててあげる」
「あぁ、カカシさ…んんっ…あ、
 
     ……、 ……。ぇえ?ぁああっ?!」

びっくりしたあまりタオルで押さえる間もなく、変な風にイってしまった。

「んな、カカシさんっ?!なんで!!??」
「ん~?雇い主が全然関係ない所で急死してね。任務は終了~♪」

うっかり目隠ししてることも忘れ、飛び起きてそのままキョロキョロするが、当然何も見えない。
カカシさんが恋しすぎて、とうとうおかしくなっちまったのか?
都合のいい幻聴まで聞こえた気がするんだけど。
だが明らかにカカシさんの気配がある。
ベッドの、すぐそばに。
慌てて額宛を外そうとした俺の手を優しく、だが有無を言わさず押さえる手があった。

「このまま。一人でしてるとこ、見せて」

カカシさんの声だ。
低くて甘くて腰に直接響く、カカシさんの声。

「…ほら、手伝ってあげるから」

カカシさんの指だ。
ひんやりとして、でも触れたところから熱を伝える、カカシさんの指。
カカシさんが押さえていた俺の手を掴んだまま、するすると身体の上を滑らせる。
首筋から胸へ、乳首を悪戯っぽく掠めて、さっき吐き出した物でぬめる腹を通り、力を無くして項垂れたモノに触れた。

「……や、」
「見せて。…ねぇ、分かってる?自分がどれだけやらしいカッコしてるか」

舌なめずりするような、熱く上擦った声が耳に吹き込まれる。

「裸で額宛の目隠ししてマスかいてるなんて、俺が頼んでも絶対してくれないカッコだよ?…しかもその額宛、俺のでしょ」
「これは!たまたま…」

抗議しながら逃れようとしても、カカシさんがいつの間にか俺の背後に陣どり、ぴたりと身体を密着させていた。布の感触がないので、脱ぎ捨てたんだろうか。直接触れ合う肌が熱い。
特に、腰に押し付けられる塊が。
それを意識したとたん、カカシさんと俺の手に包まれたモノが、呼応するようにぐんと首をもたげる。

「ふふ、おっきくなったね。もっと弄ってあげないと、ねぇ。ここ、好きでしょ?」

カカシさんの親指が、先端の小孔をぐりっと抉った。

「……ひあっ」

いきなり与えられた強すぎる刺激に思わずのけ反ったが、カカシさんに余計密着する破目になっただけだった。
伸ばした首筋に、ぬるりとした感触が蠢く。
そして左の胸には、熱を帯び始めた掌を滑らせる感触が。
尖りを周りごときゅっと摘まみ、別の指を使って先端を小刻みに撫で回す。

「ん…ふ…ぁ、あ…っ」

なんの前触れもなく与えられる刺激は、むき出しになった神経を直接ざわざわと嬲られてるみたいだ。
カカシさんに何かをされるその度に俺の身体には震えが走り、びくびくと過剰な反応を示した。

「今日の先生、スゴい。目隠しってそんなに感じる?」
「ちが、んぁ…は…っ」

違わない。
熱くなったモノも敏感になってるのか、握ってる俺の手まで性感帯になってしまったのか、びりびりする境目が分からなくなっていた。
そんな俺の手ごと動かしながら、カカシさんの指が器用に触れてくる。

「こんなぬるぬるになっちゃって…そんなに俺が欲しかった?」
「ん…欲し、ぃ…くぅぅ……はや、 」

く、までは言えなかった。
押し倒され、自分がどこを向いてるのか分からないままに足を大きく開かされた。
背中にシーツの感触があると気付いた瞬間、ひやりとした物が尻にぶちまけられ、細く固い物が差し入れられた。
……ローションと指だ。

「や、だぁ…それじゃ…な…」
「…あんまり煽らないで。俺だってギリギリなんだから」

カカシさんの声音が、思った以上に切羽詰まってることを伝えてくる。こんなにも俺を欲しいと、荒げた息が伝えてくる。
指はすぐに三本に増やされ、ぐちゃぐちゃと音を立てて俺の内側をかき混ぜた。
と、ほとんど吐息のような「ごめん」と共に唐突に指が引き抜かれ、待ち望んでたモノが圧し入って来た。


言葉のいらない時間。
身体の全部を使って、どれだけ欲しかったのかを伝える時間。
両足を腰に絡み付かせ、両腕で背中にしがみついて、俺はアンタを喰らう。
本来なら異物であるアンタが、俺の身体と混ざり合うように。もっと、もっとと呑み込んでアンタを喰らう。
肩に噛みつき、ふさふさした髪に手を突っ込み、俺の名を呼ぶ声を聞き、汗に混じる微かなアンタの匂いを嗅ぐ。
見えない分まで、残りの感覚全てを使ってアンタを味わう。

――だけどやっぱり足りないんだよ。

「…見、たい…ちゃん…と、んぁ…アンタの、顔…」

ぐいと額宛が外され、何度か瞬きをすると薄暗がりの中でカカシさんの顔が見えた。
俺を喰らい、俺に喰われてることを悦ぶ獣の顔が。

「あ、おかぇ…なさ、ぁあっ、あっ…」
「…うん。ただいま」



おかえりなさい。俺の愛しいケダモノ。


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