【Caution!】

全年齢向きもR18もカオス仕様です。
★とキャプションを読んで、くれぐれも自己判断でお願い致します。
★エロし 
★★いとエロし!
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「蕎麦はこっちのも旨いですね!」
「今度は向かいのラーメン屋も行ってみようよ」
「当たり前です!ここのラーメン屋は制覇しますよ。うまい店があったらナルトにも自慢してやらないと!」
「そんな事したら火影の羽織ほっぽりだしてこっち来ちゃうからダメだ~よ」
などと言い合いながら、二人でのんびり薄暗くなった家路を辿る。
アパートの部屋に帰ると、カカシが居間のカーテンを引こうとして手を止めた。
「…それにしても、こんなショボいアパートなんて借りなくても、もっとちゃんとしたおうちにすれば良かったのに」
「いいんですよ、無理いって貰った休暇なんだから贅沢はいけません。それに、ほら…懐かしくないですか?」

何が、とは言われなくても分かった。
ここは二人で昔住んでいた、イルカのアパートに雰囲気が似ているのだ。
都会からだいぶ外れたこの街は、昔の木の葉にちょっと似て郷愁を誘う。
駅前には商店街が立ち並び、ごちゃごちゃとして隣近所と近く、穏やかな時間の流れる街並み。
そんな黄昏時の風景を、居間の窓から並んで眺める。
何かと忙しいカカシに代わって、イルカ一人で住む場所などを決めてきてたのだが「どんな所かはお楽しみです」と、ニシシと悪戯小僧の顔をしたイルカに言われていた。

(こういう事だったんだ~ね)

カカシはイルカの肩を抱き寄せると、頬にキスをした。イルカがこちらに顔を向け、恥じらいながら微笑む。
カカシが今度はちゃんとキスをすると、軽く唇を尖らせてバードキスを返してくれた。
もう幾度となく繰り返された行為だが、イルカからキスをされるといまだに心臓が高鳴る。

「こういうアパートだと、な~んか昔を思い出すよね。今日から二度目の新婚生活みたい♪」
「し…!!なっ、い…っ!バッ!」
イルカが真っ赤になってあわあわする。
意訳すると「新婚生活なんて!何を今更!バカなこと言わないで下さい!」といったところか。
だてに長年一緒に暮らしてないのだ。

…それはもちろんイルカも同じなわけで。
この次の展開もとっくに身にしみて分かっているだろう。
「…まだ布団を出しただけだから、ベッドにシーツかかってないんですけど」
あさっての方を見ながら、ゴニョゴニョと呟く。
「もう終わってるから大丈夫」
「は?終わって…って、うわぁっ!」

カカシはイルカを抱き上げると、寝室に向かった。ほんの十歩も歩かずにベッドにたどり着くなんて、アパート万歳。
そこで寝室を調え終わっていた影分身を消すと、そっとイルカをベッドに横たわらせる。
「またアンタはチャクラの無駄遣いして…」
イルカが眉間にシワを寄せる。
「だって大事な初夜に段取り悪かったらカッコ悪いでしょ?」
ぶわっと盛大に顔を赤らめ、まだ何か言い返そうと開きかけたイルカの口に、カカシは舌を突っ込んだ。

これ以上の抗議は聞いてやんな~いよ。
やっと、やっともぎ取った二人っきりの時間なんだ。
いくら俺が火影を引退したって、里にいたらこの人はすぐにあちこちに持ってかれるに決まってる。
それが「イルカ先生」だから。
だからナルトやサクラに文句を言われ、シカマルやテンゾウにちくちく(…というか、あからさまに)嫌味を言われながらも、強引に遠く和の国の休暇を決行したのだ。
イルカを完全に独り占めするために。

「…ン……ふ、ぅ」

快楽に弱い…と言うか、長年かけてそういう風に作り替えたイルカの目が、深いキスだけでとろりとし始める。
カカシはイルカに覆い被さり、ジーンズの上から腰を押し付けた。
イルカの腕がカカシの背中に廻る。
顔を少し離すと、二人の舌の間に銀色の糸が繋がった。
名残惜しそうに舌を少し差し出したままのイルカと目が合う。
「これからよろしくね、イルカ」
イルカの目が和らいだ。
そしてカカシの頭を掴むと、ぐいと引き寄せて返事代わりに唇を食む。

カカシが唇を合わせたまま簡易結界の印を組むと、キン、と空気の張りつめたような震動が伝わった。
それを感知したイルカの目が泳ぎ、不貞腐れたように口を尖らせ気味にキュッと引き結んだ。これは照れ隠しをする時のイルカのクセだ。
結界の用途が過たずイルカに伝わったことに、カカシはニンマリとする。
「さ、可愛いイルカの鳴き声をたっぷり聞かせてね~」


…和の国の長い夜は、まだ始まったばかり。





【完】
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