【Caution!】

全年齢向きもR18もカオス仕様です。
★とキャプションを読んで、くれぐれも自己判断でお願い致します。
★エロし 
★★いとエロし!
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「三代目!何ですかあれ!イルカをあんな魔窟にホイホイ送り込んで、何かあってからじゃ遅いんですよ!」

俺は火影の執務室に瞬身すると、その勢いを殺さないまま三代目に噛み付いた。
火影付きの暗部が一瞬ザワリと殺気立つが、俺を認めると所定の位置に戻る。

「なんじゃカカシか。バタバタと騒がしいのう。して、何かとは何じゃ」
「何かって言ったら…何かです。イルカはなんであんな暗部待機所に馴染んでるんですか!危なっかしいから即刻立ち入り禁止にして下さい!」
「まぁ、そう言うでない。イルカは強いぞ?ひょっとしたら、お主ら暗部の誰よりも…な」
「俺らの誰よりも?…イルカはただの下忍じゃないんですか?」

何か特別な血継限界でも持ってるんだろうか。
そういえば俺があんな簡単に自己制御を失ったのも、そのせいだったのか?
俺がただならぬ発言に眉をひそめると、三代目はカッカッカッと笑った。

「イルカはただの下忍じゃよ。そういう意味ではの。イルカの強さは忍びとしての力量に非ず。カカシよ、お主は暗部待機所で何か感じなかったかの?」

途端にさっきのぞわぞわが甦ってきて、慌ててその感覚を振り払う。
それから改めて待機所の様子を思い出したが、部屋中に充満した甘い匂いと皆のデレッデレした顔しか思い浮かばなかった。
いやみんな面してたけども!
忍びなんだから忍べよ!と言いたくなるほど、面越しにでもはっきりとデレッデレしてた。

「…まぁよい。いずれお主も実感する事じゃろう。イルカの強さをな」

そう言うと三代目は煙管に煙草を詰め始めた。
もうこの話は終わりという事だ。これ以上は何も情報を引き出せないだろう。食えないジジイだ。
俺は三代目に頭を下げると退出しようとした。
その背中に三代目の声がかかる。

「そうじゃ、イルカが心配なら、お主が守ってやればいいのではないか?お主に勝てるような輩は、暗部にもそうそうおらんじゃろ?」
「…言われなくてもそうするつもりです!」

返答を投げ付けるように執務室を出ると、三代目の高笑いが追いかけてきた。
なんだかまんまと三代目の思惑通りになった感じが否めないが、とりあえずイルカの護衛を非公式ながらももぎ取ったと言えるだろう。


それから俺はできる限りの時間をイルカに費やした。
俺が任務の間は忍犬を交代制で見張りに付け、不逞の輩に狙われないよう護衛させる。
俺が里にいる間は自ら護衛していた。自宅はもちろん突き止めて新たに結界等を加えたし、イルカが任務で俺の時間が空いてる間はこっそり見守ったりもしていた。
イルカが寝ている間に忍び込み、鎖帷子と下着全てに護身用の術式も組み込んでおく。
これでイルカに不埒な事を仕掛けたヤツは後悔する羽目になるだろう。
そこまですると、ようやく俺は安心できるようになった。


イルカの護衛を始めて陰ながら行動を共にする事が増えると、驚くほどその交遊関係が広い事に気付いた。
火影のおつかいと称して暗部待機所にはもちろん、上忍待機所や受付にもよく顔を出して、果ては里のご意見番や重鎮の所でもおやつをもらっている。
商店街での買い物ではやたらオマケやおかずやおやつをもらい、買った物よりもらい物の方が多いくらいだ。
無防備に笑顔を振りまいてるせいか、どこへ行ってもイルカは笑顔で迎え入れられていた。
草として送り込んだら、相当優秀だろうと思わせる馴染みっぷりだ。

ただ……一人の時に不意に見せる、イルカの沈んだ顔が気になる。
一度だけ慰霊碑の前にしゃがみこんで、指で表面をなぞっているのを見たことがあった。
イルカの両親は九尾の災厄の時に戦って亡くなったと聞いた。
それが暗い顔の原因だろうか。
暗いというよりも、いつもの笑顔の剥がれ落ちたような表情が、年相応の小さな背中が、いつまでも脳裡に突き刺さっていた。



そんな風にして、ひと月ほど過ぎた。
イルカはすっかり俺の生活の一部になっていた。





「なぁ、あんた何してんの?」

今日は任務帰りにそのままイルカの家に来たところだった。
庭に通じる裏門の結界をチェックしてると、イルカが門の側に立っている。
任務帰りとはいえ近付くイルカの気配に気付かなかったなんて、相当疲れているのだろうか。
イルカの後ろにはシバが「俺は何も知りませんよ~」という顔をして雑草の匂いを嗅ぐふりをしていた。
俺がシバを睨みつけると、イルカが口を開く。

「影でコソコソやってるから変態かと思ったら忍犬まで貸してくれるし、暗部だからじっちゃんに何か言われてんのかと聞いてみたら、好きにさせてやれとか言って訳分かんないし。どうせ側にいるなら、一緒にメシ食ってもいいんだろ?」

ほら、家に入れよ、今日はポークカレーうみのスペシャルだぞ。と言われるがままについていき、洗面所で手を洗わせられ、サラダとドレッシングを冷蔵庫から出せと言われて、気付いたら卓袱台で向かい合ってカレーを食っていた。
その前に面を取って口布を下げたら、寸胴鍋を運んできたイルカが危うくひっくり返しそうになったけど、事件といえばそれくらいだ。

「あんた、すんげぇキレイな顔してんのな」
「…あんたじゃない。カカシ。はたけカカシ。イルカより四つ上」
「ふーん。十八で暗部か。カッケーな」

それだけの情報を交換すると俺たちは一緒にメシを食って片付けて、風呂に入って同じ部屋で寝た。

いやもう一つ、事件というか…。
朝起きてイルカが着替えるところを見て、またしてもあのぞわぞわが襲ってきたのだ。
イルカがパンツ一丁になって鎖帷子を身に付けてるのをぼんやりと見ていると、乳首が目に入った。
それは薄いピンクがかったベージュ色をしてて、何だかすごく柔らかそうだった。あんな柔らかそうだと鎖帷子に擦れて痛くないのかなぁなんて思ってたら、不意に。
ホントに不意にぞわぞわっとして、勃起してしまった。
朝勃ちって起きてからもするんだっけと思いながら、俺はのそのそとトイレに向かった。

今日はとりあえず待機所に顔出しとくかと考えてると、朝食の準備をしてるイルカが尋ねてきた。

「今日は来れんのか?」
「ん~、何も任務が入らなければ」
「じゃあ来れたら来いよ。まだカレー残ってっから」
「りょーかい」
「言っとくけど、あと三日はカレー祭りだぞ」


―――そんな感じで俺は、いつの間にかイルカと共に過ごす日々を手に入れていた。
待機の日はイルカの家で過ごし、家事を済ませて買い物に行き、夕飯を作ってイルカの帰りを待つ。
時々自分の寮に戻り、着替えや装備の入れ換えをする。
任務が終わるとイルカの家に向かい、一緒にメシを食ってだらだらして、風呂に入って寝る。
まるで、十年も同じ事を繰り返しているかのように。

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