【Caution!】
全年齢向きもR18もカオス仕様です。
★とキャプションを読んで、くれぐれも自己判断でお願い致します。
★エロし
★★いとエロし!
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『ジャユス』インドネシア語
~逆に笑うしかない、
実は笑えないほどひどいジョーク~
「……あ、来た!なぁ、おいイルカ!お前はたけ上忍と結婚するってのマジか?!」
何言ってんだこいつ。
吹けば飛ぶようなしがない中忍の俺が、あんな里の看板しょってるような御方と結婚なんかする訳ないだろうが。しかも男同士で。
「…エイプリルフールは終わったぞ。もしくはもっと先だ」
「えっ、じゃあ建設予定の木の葉タワーマンションの最上階に、新居がもう押さえられてるってのは?」
「俺は火影の顔岩の上に、里を見渡せる豪邸を建てるって聞いたぞ」
なんで高い所ばっかなんだよ。何とかと煙は高い所に上るって言うけどな、俺はそこまでアレじゃないぞ。だいたいそんな資金がどこにあるってんだ。
つーか顔岩の上って。ハ〇ルの動く城か。顔岩が空飛ぶのか。
……飛ぶのか?もしかして。
じっちゃ…三代目に聞いときゃ良かったな。三代目そういうの好きだったもんな。もしかしたら何かスゲー術かけて飛べるようにしてあるのかも。
今度禁術の保管所を漁ってみよう。
「なぁイルカ、マジで結婚すんのか?それなら今月は止めてくれ。次期火影殿の御祝儀ケチる訳にいかねぇからさ」
「だーかーらー!しねぇっつーの!…ちょっと五代目んとこ行ってくる」
「あ、逃げた」
「逃げんなよイルカ!しょうがねぇなぁ」
「照れてんだよ、察してやれ」
「おうイルカ、結婚式の司会はアオバとゲンマどっちにするんだ?新婚旅行は二日やろう。近場で済ませてこい」
五代目、今サッと隠したの競馬新聞じゃないのか?耳に赤鉛筆が刺さったままだけど。
ところでゲンマさんは千本くわえたまま司会するんだろうか。それはちょっと見たい。
新婚旅行が二日って、どんだけこきつかう気なんだ。下手するとそのまま任務に追いやられそうだなカカシさん。しかも往路の時間分は報酬から引いとくぞとか言いそうだ。五代目もがめつ…経済観念が発達されてるからなぁ。ご自身の事は除いて。
「どっちにもしません。どこにも行きません。結婚はしません」
「なんだ、同性だからか?そりゃ今すぐには婚姻届は出せんが、とりあえず式だけ挙げてカカシが制度を変えりゃいいじゃないか」
「制度を変えるのは構いませんが、婚姻届は出しません……と申しますか、いったい何故はたけ上忍と私が結婚するのですか?」
「いっいいいイルカ君それはえ~と、カカシ君とお別れしたってことなの?そうなの?!」
「ほっとけシズネ、どうせ式の事でカカシとケンカでもしたんだろ、どっちがドレスを着るとかで。よくある事だ。とにかく式の日取りは早めに頼むよ」
シズネさんまでアヒイと言いそうな顔をしてるが、いったい何を言い出してるのか。
「別れるも何も、そもそも付き合ってませんが。お二人揃って何の話をされてるんですか。もしかして綱手様、また何かの賭け事をなさってるんじゃないでしょうね」
「アヒイイイイ!!」
「ぅえええ~~~~??!!!」
あ、シズネさんやっぱりアヒイって言った。
だが驚きの声が上がったのは、なぜか執務室の天井からもだった。護衛の暗部の方々だろうか。暗部があんな声を出していいんだろうか。あとで減俸されないといいが。
「お前………まさか、あれだけイチャイチャしといて、付き合ってませんでしたはないぞ。ケンカしてるんだろう?なんならカカシのヤツに私が一言言ってやるぞ?」
「イチャイチャとは?確かにはたけ上忍とは親しくさせて頂いておりますが…ああ、私の身の程を弁えない振る舞いがそういう誤解を招くようでしたら、早急に改善致します」
「ああわばばば」
「ダメです!そんなことしたら先輩がショック死します!!」
「うみの中忍に今日は中庭でランチ断られたって八つ当たりされるのはもうイヤだーーー!!」
…暗部の方々は忍ぶ気があるんだろうか。
それにしても、あんな優しい人が八つ当たりなんてするはずがないのに。きっと修行を付けてくれたのを勘違いしてるんだろう。
「………イルカ、ひとつ聞くが…聞くのも怖いんだが。お前とカカシは、結婚を前提に、いわゆる…あー、そういう交際をしてるんじゃないのか?」
「ははっ、まさか!…と、失礼しました。私は畏れ多くもはたけ上忍と、階級を越えて親しく友人付き合いをさせて頂いてるだけです」
「じゃあ、じゃあイルカ君、任務前や任務帰りのカカシ君と毎回抱き合ってキスしてるのは?朝から仲良く手を繋いで出勤してるのは?あとそのベストで隠れてるけど隠す気の全くない、インナーの背に堂々と刺繍されてる、へのへのもへじは何なの?!」
「ああ、これはですね、仲良くなった証しにはたけ上忍お手ずから刺繍して下さった物です。八忍犬のマントと同じなんですよね。…はたけ上忍はお強くて、それ故親しい友人が出来ないと。本当は寂しがりやなのでスキンシップが少々過剰なのですよ。毎晩裸で添い寝して差し上げないと…それ以外の事も欲されますが…ゴホン、よく眠れないほどの寂しがりやなのです」
「……………」
「………………」
「…………………」
「……………………そう、か。それは…えー、大した寂しがりやさんだな」
「はい、なので私がお役に立てるのなら、この身に余る光栄です!」
「は、はは………そうか。それは…良かったな」
「綱手様、こちらの書類はのちほど受け取りに参りますので。それでは失礼致します」
「ははは……は………」
―――あ。
そういえば昨日カカシさんに何枚か署名を書かされたな。巻物にも。実印も貸してほしいと頼まれたから、今晩出しとかなきゃ。
二人の親交を永遠の物にしたいから、記念に書面に残しておきたいと言ってたけども。
今まで本当に寂しい人生を送ってきたんだなぁ…
あれだけずば抜けて強いと、やっぱり孤立してしまうもんなんだろう。俺が一緒にいることでそれを癒せるなら嬉しい。
あんな繊細な人を独りにしとく訳にいかないもんな!
そういえば今日はなんだか腕によりをかけてご馳走を作ってくれるって言ってたなぁ。カカシさん、料理も上手だから楽しみだ。
さあ、夕方にはカカシさんがお迎えに来てくれるから、もうひと頑張りするか!
【完】
~逆に笑うしかない、
実は笑えないほどひどいジョーク~
「……あ、来た!なぁ、おいイルカ!お前はたけ上忍と結婚するってのマジか?!」
何言ってんだこいつ。
吹けば飛ぶようなしがない中忍の俺が、あんな里の看板しょってるような御方と結婚なんかする訳ないだろうが。しかも男同士で。
「…エイプリルフールは終わったぞ。もしくはもっと先だ」
「えっ、じゃあ建設予定の木の葉タワーマンションの最上階に、新居がもう押さえられてるってのは?」
「俺は火影の顔岩の上に、里を見渡せる豪邸を建てるって聞いたぞ」
なんで高い所ばっかなんだよ。何とかと煙は高い所に上るって言うけどな、俺はそこまでアレじゃないぞ。だいたいそんな資金がどこにあるってんだ。
つーか顔岩の上って。ハ〇ルの動く城か。顔岩が空飛ぶのか。
……飛ぶのか?もしかして。
じっちゃ…三代目に聞いときゃ良かったな。三代目そういうの好きだったもんな。もしかしたら何かスゲー術かけて飛べるようにしてあるのかも。
今度禁術の保管所を漁ってみよう。
「なぁイルカ、マジで結婚すんのか?それなら今月は止めてくれ。次期火影殿の御祝儀ケチる訳にいかねぇからさ」
「だーかーらー!しねぇっつーの!…ちょっと五代目んとこ行ってくる」
「あ、逃げた」
「逃げんなよイルカ!しょうがねぇなぁ」
「照れてんだよ、察してやれ」
「おうイルカ、結婚式の司会はアオバとゲンマどっちにするんだ?新婚旅行は二日やろう。近場で済ませてこい」
五代目、今サッと隠したの競馬新聞じゃないのか?耳に赤鉛筆が刺さったままだけど。
ところでゲンマさんは千本くわえたまま司会するんだろうか。それはちょっと見たい。
新婚旅行が二日って、どんだけこきつかう気なんだ。下手するとそのまま任務に追いやられそうだなカカシさん。しかも往路の時間分は報酬から引いとくぞとか言いそうだ。五代目もがめつ…経済観念が発達されてるからなぁ。ご自身の事は除いて。
「どっちにもしません。どこにも行きません。結婚はしません」
「なんだ、同性だからか?そりゃ今すぐには婚姻届は出せんが、とりあえず式だけ挙げてカカシが制度を変えりゃいいじゃないか」
「制度を変えるのは構いませんが、婚姻届は出しません……と申しますか、いったい何故はたけ上忍と私が結婚するのですか?」
「いっいいいイルカ君それはえ~と、カカシ君とお別れしたってことなの?そうなの?!」
「ほっとけシズネ、どうせ式の事でカカシとケンカでもしたんだろ、どっちがドレスを着るとかで。よくある事だ。とにかく式の日取りは早めに頼むよ」
シズネさんまでアヒイと言いそうな顔をしてるが、いったい何を言い出してるのか。
「別れるも何も、そもそも付き合ってませんが。お二人揃って何の話をされてるんですか。もしかして綱手様、また何かの賭け事をなさってるんじゃないでしょうね」
「アヒイイイイ!!」
「ぅえええ~~~~??!!!」
あ、シズネさんやっぱりアヒイって言った。
だが驚きの声が上がったのは、なぜか執務室の天井からもだった。護衛の暗部の方々だろうか。暗部があんな声を出していいんだろうか。あとで減俸されないといいが。
「お前………まさか、あれだけイチャイチャしといて、付き合ってませんでしたはないぞ。ケンカしてるんだろう?なんならカカシのヤツに私が一言言ってやるぞ?」
「イチャイチャとは?確かにはたけ上忍とは親しくさせて頂いておりますが…ああ、私の身の程を弁えない振る舞いがそういう誤解を招くようでしたら、早急に改善致します」
「ああわばばば」
「ダメです!そんなことしたら先輩がショック死します!!」
「うみの中忍に今日は中庭でランチ断られたって八つ当たりされるのはもうイヤだーーー!!」
…暗部の方々は忍ぶ気があるんだろうか。
それにしても、あんな優しい人が八つ当たりなんてするはずがないのに。きっと修行を付けてくれたのを勘違いしてるんだろう。
「………イルカ、ひとつ聞くが…聞くのも怖いんだが。お前とカカシは、結婚を前提に、いわゆる…あー、そういう交際をしてるんじゃないのか?」
「ははっ、まさか!…と、失礼しました。私は畏れ多くもはたけ上忍と、階級を越えて親しく友人付き合いをさせて頂いてるだけです」
「じゃあ、じゃあイルカ君、任務前や任務帰りのカカシ君と毎回抱き合ってキスしてるのは?朝から仲良く手を繋いで出勤してるのは?あとそのベストで隠れてるけど隠す気の全くない、インナーの背に堂々と刺繍されてる、へのへのもへじは何なの?!」
「ああ、これはですね、仲良くなった証しにはたけ上忍お手ずから刺繍して下さった物です。八忍犬のマントと同じなんですよね。…はたけ上忍はお強くて、それ故親しい友人が出来ないと。本当は寂しがりやなのでスキンシップが少々過剰なのですよ。毎晩裸で添い寝して差し上げないと…それ以外の事も欲されますが…ゴホン、よく眠れないほどの寂しがりやなのです」
「……………」
「………………」
「…………………」
「……………………そう、か。それは…えー、大した寂しがりやさんだな」
「はい、なので私がお役に立てるのなら、この身に余る光栄です!」
「は、はは………そうか。それは…良かったな」
「綱手様、こちらの書類はのちほど受け取りに参りますので。それでは失礼致します」
「ははは……は………」
―――あ。
そういえば昨日カカシさんに何枚か署名を書かされたな。巻物にも。実印も貸してほしいと頼まれたから、今晩出しとかなきゃ。
二人の親交を永遠の物にしたいから、記念に書面に残しておきたいと言ってたけども。
今まで本当に寂しい人生を送ってきたんだなぁ…
あれだけずば抜けて強いと、やっぱり孤立してしまうもんなんだろう。俺が一緒にいることでそれを癒せるなら嬉しい。
あんな繊細な人を独りにしとく訳にいかないもんな!
そういえば今日はなんだか腕によりをかけてご馳走を作ってくれるって言ってたなぁ。カカシさん、料理も上手だから楽しみだ。
さあ、夕方にはカカシさんがお迎えに来てくれるから、もうひと頑張りするか!
【完】
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