【Caution!】
全年齢向きもR18もカオス仕様です。
★とキャプションを読んで、くれぐれも自己判断でお願い致します。
★エロし
★★いとエロし!
↑new ↓old (カテゴリ内↓new ↑old)
★とキャプションを読んで、くれぐれも自己判断でお願い致します。
★エロし
★★いとエロし!
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本来は不動産等に使われる用語ですが、強引にカカイル的解釈をしてみました♪
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その日の天気は雲一つなく、カラッとして絶好の水練日和だった。
イルカを始めとするアカデミー教師の三人は、幼年組全員を引き連れて合同演習に河原まで来ていた。
「ようし、それじゃ服を脱いだら、二人一組で準備体操だぞ!」
イルカの朗らかなよく通る声が響く。
子供たちは既に興奮していて、水泳パンツ一つになって川縁に駆け出す子もいた。
その程度なら想定の範囲内なので、イワシがクナイ付きワイヤーを改良した錘付きの紐を投げる。
「コラ! 準備体操が先だって言っただろエンジュ!」
「うわわわあああっ」
くるくると紐で巻き取られたエンジュが、イワシのクイと引いた手で宙を飛んで引き戻された。
子供たちや教師、そしてエンジュの笑い声が青空の下に弾ける。
「それじゃエンジュは罰として、先生と準備体操だぞ!」
イルカがニヤリと笑いかけた。
「ええヤダ! イルカ先生のはジゴクのじゅんびたいそうなんだもん!」
「当たり前だ。優しかったら罰にならんだろ!」
そう言うとイルカは手早くベストなどの支給服を脱いで、トランクス型の水泳パンツ一つになった。
「ほらみんなも! 早く準備しないと、先生が相手するわ……ょ?」
女性教師のヒカリの消えかけた語尾は、みんなのはしゃいだ声に紛れて目立たなかった。
アンダーを脱ぎかけていたイワシの腕を、ヒカリがぐいと掴んで引き寄せる。
(ちょっ、ちょっとアレ! イワシ先生アレ!!!)
元戦忍で体術が得意なヒカリが手加減なく引っ張ったので、イワシは吹っ飛びそうになるのをなんとか堪えた。
囁き声になったヒカリにつられて、イワシも囁き声で返す。
(何が? ヒカリ先生、とりあえずもう少し力を弛めて……)
(ほらアレ! イルカ先生の胸のところ!!)
胸? とイワシはイルカの方を見た。
腕に食い込むヒカリの指を引き剥がそうとしていた手が止まる。
(なんだアレ? ちっちゃくて四角い……モザイクか??)
イルカの両胸の中心――ちょうど乳首があるはずの部分には、それぞれに奇妙な物がくっついていた。
正方形を四十五度傾けたような、◇型の物。
その中は九つの升目にきっちりと区切られている。
それはまるで、綺麗に区画分けされた畑のようで……
(………畑?)
(そう! はたけ家の家紋ですよアレ!)
「家紋?!! んぐぐぐぐ」
「しいいいいいっっっっ!!!」
般若のような形相で、ヒカリがイワシの口を塞ぐ。
(アレははたけ家の家紋ですよ戦場で見たことあるんですよはたけ上忍ったらもうキャーーーー!)
興奮した口調で囁くという器用な技で一息に捲し立てると、ヒカリは自分の顔を覆って静かな悲鳴を上げた。
(えっ、いやでもなんではたけ上忍の家紋が、その……イルカの乳首に?)
(そんなの決まってるじゃないですか! 大切な人の大切な部分を、誰にも見せたくないんですよっ)
(大切なって、たかが男の乳首が? しかもはたけ上忍は……)
……イルカと付き合ってる訳じゃないよな?
よくよく見てもモザイクとしか思えない両胸の家紋を凝視して、イワシは首を捻った。
本人にも子供たちには見えてないのか、誰も「イルカ先生のおっぱいに何か付いてる!」などと騒ぎ出さない。
そしてこんな異常現象を前に嬉々として解説するヒカリは、きっと。
――え~と、何だっけ、今流行りの……ふ菓子じゃなくて、美魔女じゃなくて。
(あれはきっと幻術ね。大人だけにかかるようにしてあるのかしら。さすがはたけ上忍だわ。あんなに精密な範囲指定を、しかも持続的に発動させられるなんて……)
イワシの困惑をよそに、ヒカリはカカシへの賛辞と術の解析をぶつぶつと呟いている。
そのふ菓子的な何かのヒカリの、マシンガンのような呟きをぶったぎるようにしてイワシは聞いてみた。
(いやでもはたけ上忍って、イルカと仲いいけど付き合ってはないですよね? いつの間にあんな術を?)
(こないだイルカ先生ん家にお泊まりした時だぁよ♪)
(あー、なるほど……って、「はたけじょ?! うぐぐぐぐ」
「「しいいいいいっっっっ!!!」」
今度は二人がかりで口を押さえられた。
(俺がここにいることバレると、先生に叱られちゃうでしょ。今は七班の監督してるはずですよね! って)
それぞれが的確に口を塞いでくるので、イワシは息も絶え絶えになりつつあるのだが。上忍二人はお互いの話に夢中で、イワシの窮状には気づいてくれそうにもなかった。
(はたけ上忍、アレは上忍の家紋ですよね! 愛する人の大切な場所にご自分の家紋を飾りつつ、人目から隠す! さすがのセンスですっっ!)
(ふふっ、まあねぇ。家紋は我ながらいい案だったよね♪ イルカ先生の乳首は人を惑わすからね。そんな危険物を俺が放置できる訳ないじゃないの♪ ああ、カフェオレ色の乳首……しゃぶってみたいなぁ)
薄れゆく意識の中、イルカの動きに合わせて視界に踊る二つの四角い家紋を眺めながら、イワシは心の中でカカシに訴えかける。
はたけ上忍、やっぱりアレはモザイクにしか見えないですよ……
今年の夏は、いやこれからずっと、あのモザイクを見ながらも無視し続けなければならない己の運命を思うと、このまま永遠に眠らせてほしいイワシだった。
最後にイワシの目に映った空は雲一つなく、どこまでも青かった。
【完】
※ 自主占有権
「所有するという意思を持って行う占有」状態に与えられた法的保護のこと。
占有権は根拠・権限の有無とは無関係に、事実上の支配があれば発生する。
÷÷÷÷÷・÷÷÷÷÷・÷÷÷÷÷
はたけ家の家紋って、そういえば小さくしたらモザイクっぽいよなぁ…と思ったので(・∀・)ノ
家紋をモザイク扱いしちゃって、サクモさんには土下座です…
ヒカリ先生は腐女子なんですね♪
我らといっしょ~( ´艸`)ウフフ
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その日の天気は雲一つなく、カラッとして絶好の水練日和だった。
イルカを始めとするアカデミー教師の三人は、幼年組全員を引き連れて合同演習に河原まで来ていた。
「ようし、それじゃ服を脱いだら、二人一組で準備体操だぞ!」
イルカの朗らかなよく通る声が響く。
子供たちは既に興奮していて、水泳パンツ一つになって川縁に駆け出す子もいた。
その程度なら想定の範囲内なので、イワシがクナイ付きワイヤーを改良した錘付きの紐を投げる。
「コラ! 準備体操が先だって言っただろエンジュ!」
「うわわわあああっ」
くるくると紐で巻き取られたエンジュが、イワシのクイと引いた手で宙を飛んで引き戻された。
子供たちや教師、そしてエンジュの笑い声が青空の下に弾ける。
「それじゃエンジュは罰として、先生と準備体操だぞ!」
イルカがニヤリと笑いかけた。
「ええヤダ! イルカ先生のはジゴクのじゅんびたいそうなんだもん!」
「当たり前だ。優しかったら罰にならんだろ!」
そう言うとイルカは手早くベストなどの支給服を脱いで、トランクス型の水泳パンツ一つになった。
「ほらみんなも! 早く準備しないと、先生が相手するわ……ょ?」
女性教師のヒカリの消えかけた語尾は、みんなのはしゃいだ声に紛れて目立たなかった。
アンダーを脱ぎかけていたイワシの腕を、ヒカリがぐいと掴んで引き寄せる。
(ちょっ、ちょっとアレ! イワシ先生アレ!!!)
元戦忍で体術が得意なヒカリが手加減なく引っ張ったので、イワシは吹っ飛びそうになるのをなんとか堪えた。
囁き声になったヒカリにつられて、イワシも囁き声で返す。
(何が? ヒカリ先生、とりあえずもう少し力を弛めて……)
(ほらアレ! イルカ先生の胸のところ!!)
胸? とイワシはイルカの方を見た。
腕に食い込むヒカリの指を引き剥がそうとしていた手が止まる。
(なんだアレ? ちっちゃくて四角い……モザイクか??)
イルカの両胸の中心――ちょうど乳首があるはずの部分には、それぞれに奇妙な物がくっついていた。
正方形を四十五度傾けたような、◇型の物。
その中は九つの升目にきっちりと区切られている。
それはまるで、綺麗に区画分けされた畑のようで……
(………畑?)
(そう! はたけ家の家紋ですよアレ!)
「家紋?!! んぐぐぐぐ」
「しいいいいいっっっっ!!!」
般若のような形相で、ヒカリがイワシの口を塞ぐ。
(アレははたけ家の家紋ですよ戦場で見たことあるんですよはたけ上忍ったらもうキャーーーー!)
興奮した口調で囁くという器用な技で一息に捲し立てると、ヒカリは自分の顔を覆って静かな悲鳴を上げた。
(えっ、いやでもなんではたけ上忍の家紋が、その……イルカの乳首に?)
(そんなの決まってるじゃないですか! 大切な人の大切な部分を、誰にも見せたくないんですよっ)
(大切なって、たかが男の乳首が? しかもはたけ上忍は……)
……イルカと付き合ってる訳じゃないよな?
よくよく見てもモザイクとしか思えない両胸の家紋を凝視して、イワシは首を捻った。
本人にも子供たちには見えてないのか、誰も「イルカ先生のおっぱいに何か付いてる!」などと騒ぎ出さない。
そしてこんな異常現象を前に嬉々として解説するヒカリは、きっと。
――え~と、何だっけ、今流行りの……ふ菓子じゃなくて、美魔女じゃなくて。
(あれはきっと幻術ね。大人だけにかかるようにしてあるのかしら。さすがはたけ上忍だわ。あんなに精密な範囲指定を、しかも持続的に発動させられるなんて……)
イワシの困惑をよそに、ヒカリはカカシへの賛辞と術の解析をぶつぶつと呟いている。
そのふ菓子的な何かのヒカリの、マシンガンのような呟きをぶったぎるようにしてイワシは聞いてみた。
(いやでもはたけ上忍って、イルカと仲いいけど付き合ってはないですよね? いつの間にあんな術を?)
(こないだイルカ先生ん家にお泊まりした時だぁよ♪)
(あー、なるほど……って、「はたけじょ?! うぐぐぐぐ」
「「しいいいいいっっっっ!!!」」
今度は二人がかりで口を押さえられた。
(俺がここにいることバレると、先生に叱られちゃうでしょ。今は七班の監督してるはずですよね! って)
それぞれが的確に口を塞いでくるので、イワシは息も絶え絶えになりつつあるのだが。上忍二人はお互いの話に夢中で、イワシの窮状には気づいてくれそうにもなかった。
(はたけ上忍、アレは上忍の家紋ですよね! 愛する人の大切な場所にご自分の家紋を飾りつつ、人目から隠す! さすがのセンスですっっ!)
(ふふっ、まあねぇ。家紋は我ながらいい案だったよね♪ イルカ先生の乳首は人を惑わすからね。そんな危険物を俺が放置できる訳ないじゃないの♪ ああ、カフェオレ色の乳首……しゃぶってみたいなぁ)
薄れゆく意識の中、イルカの動きに合わせて視界に踊る二つの四角い家紋を眺めながら、イワシは心の中でカカシに訴えかける。
はたけ上忍、やっぱりアレはモザイクにしか見えないですよ……
今年の夏は、いやこれからずっと、あのモザイクを見ながらも無視し続けなければならない己の運命を思うと、このまま永遠に眠らせてほしいイワシだった。
最後にイワシの目に映った空は雲一つなく、どこまでも青かった。
【完】
※ 自主占有権
「所有するという意思を持って行う占有」状態に与えられた法的保護のこと。
占有権は根拠・権限の有無とは無関係に、事実上の支配があれば発生する。
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はたけ家の家紋って、そういえば小さくしたらモザイクっぽいよなぁ…と思ったので(・∀・)ノ
家紋をモザイク扱いしちゃって、サクモさんには土下座です…
ヒカリ先生は腐女子なんですね♪
我らといっしょ~( ´艸`)ウフフ
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