【Caution!】

全年齢向きもR18もカオス仕様です。
★とキャプションを読んで、くれぐれも自己判断でお願い致します。
★エロし 
★★いとエロし!
↑new ↓old (カテゴリ内↓new ↑old) 
#kkirあなたと別れて2年

ちゅんさんの作ってくれたこのタグが楽しくて、それぞれ違うカカイルを書いてみました!
さすがゆう本°、王道から盛大にコースアウトしてますよ(*’▽’)
Twitterではいろんな作家さんが素敵なSSを書いてらっしゃるので、ぜひ正しい復縁カカイルを堪能してくださいね~!
※復縁じゃないものもあります!


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 其の一


「2年」
「えっ?」
「あなたと別れて今日で2年です」
「はぁ……?」
「俺のいない2年は寂しくなかった?」
「そりゃ寂しかったですけど」
「じゃあまた付き合ってよ。俺が必要だって言って、ねぇお願い」
「また付き合ってって、そもそも付き合ってなかったですよね?」
「……えっ?」
「しょっちゅう家に来るなぁとは思ってましたけど」
「はぁ⁉ だってあんなに熱い夜を何度も過ごしたじゃない!」
「熱いっていうか、寒いから温め合おうよってことでしたよね? 慰めてって時もありましたけど」
「それは雰囲気作りっていうか……!」
「ええ、そうですね。あんまりいい雰囲気だから流されちまいました。へへっ」
「流され……?」
「でも飽きたからもう終わりにしましょうって言ったんでしょう?」
「違っ……! じゃあ俺のこと好きだって言ってくれたのは⁉」
「好きですよ?好きだし尊敬してます。立派な方ですから」
「俺だって好きですよ! 大好きです! 今度こそちゃんと付き合ってよ!」
「はい」
「はい?」
「もちろんですよ、俺も大好きですからね。あなた一人で盛り上がって一人で悩んで一人で勝手に結論出しちゃったじゃないですか。これからは俺にきちんと伝えてくださいね。付き合うんだから」
「……はい」



 っていう空回り暴走系上忍としっかり手綱中忍
 イルカ先生ははたけ上忍を涙目にさせる唯一の中忍です☆



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 其のニ


「久しぶりだねイルカ」

目の前に立つのはかの有名なはたけ上忍。久しぶりどころか初対面だし、名を教えた覚えもない。

「やっと堂々と会えた……嬉しい」

片方しか出てない目が柔らかくたわむけど、堂々とって俺あんたと不倫でもしてたのか? 全っっっ然記憶にないけどな!

「イルカのあったかい肌、この二年間ずうっと忘れられなかった…また俺のこと抱きしめてね」

うわ、まさかマジで不倫⁉ 俺の記憶ヤバい?
つーかはたけ上忍って二十歳なのに既婚者だったのか!
わあああ手を握るな頬擦りするなそんな愛おしそうに俺を見るな!

「……あの、すみません、人違いされてます」

いっそ人違いじゃなければ良かったのに。こんなに愛しげな眼差しを向けてもらえる誰かが羨ましい。

「え、人違いじゃないよ? イルカでしょ、怪我してた俺を拾ってくれたの。あぁ、あの時はこの姿じゃなかったっけ」

目の前で煙がぼふんと上がる。
それが晴れた後に立って……いや座っているのは。

「ギン⁉ お前、無事だったのか!」

二年前、ずたぼろになっていたところを連れ帰って面倒を見た銀色の大猫。
いつの間にかいなくなってずいぶん心配したけど、そっか、元気で上忍やってたんだなぁ……
って、はたけ上忍だったのか!

「あの時は正体を言えなくてごめんね。番にしか明かせない規則だから」

「えっと、つがいって?」
「イルカが言ってくれたんでしょ? 俺が中忍になってもっと稼げるようになったら、お前と暮らせるのになって」

また煙がぼふんと上がるが、さっきのはたけ上忍とちょっと違う。

「あの、……残ってますよ? 耳と尻尾」
「うん、だからこれが俺の正体。末永くよろしくね」

口布を下ろしてにっこりとしてみせた口から、人にしてはやけに鋭い犬歯が二本、きらりと光った。


  あなたと別れて2年 獣人バージョンでした!


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 +α



里の機密を白粉彫りにして臀部に隠している中忍。
興奮しすぎると浮き上がってしまうので、服を脱いで行為をしたことがない。
忍だから不審がられなかったが、ある日片恋を拗らせた上忍に襲われて見られてしまう。
最中は先生に夢中で白粉彫りなんて意外としか思わなかったが、事後に機密と気付く。

イルカ先生が選ばれたのは、重要な機密が一介の中忍の体に隠し彫られているという意外性と、教師でありナルト関連の事もあって里外任務が制限されているから。
安全装置として先生の解印無しに白粉彫りを読み取ってしまうと、自動的に記憶消去される術もかかっている。
それには先生自身への関心も含まれた。
上忍はイルカ先生との事を忘れたくなかったので、術の発動時に急いで機密の権限を持つ者を問い質す。

「火影様だけです」

襲われたのになぜか憎しみは無く、悲しげに上忍を見つめながら答える先生。
それから数年、六代目火影を襲名することになり、記憶を取り戻して全てを知る六代目。

その頃には先生と普通の友人関係を築いていたので、驚きと共に戸惑う。
なぜ襲われたにも関わらず、先生は自分と友人関係を築けたのか。
記憶を消去されて尚関係を持ちたいと思った自分の真意は。
最悪な過去が甦ってしまった二人の今後は?



 みたいなカカイル~!これは2年じゃちょろっと足りないかな~ってことで+α。
 ちゃんと書いたらけっこうなシリアス長編になりそうですね。

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