【Caution!】

全年齢向きもR18もカオス仕様です。
★とキャプションを読んで、くれぐれも自己判断でお願い致します。
★エロし ★★いとエロし! ★★★いとかくいみじうエロし!!
↑new ↓old
 

  エピローグ




 縁側で水を張った盥に足を突っ込んでゆるゆるとうちわを使っていると、玄関の方からイルカさんの声が飛んできた。
「カカシさーん、買い物行きますけど、何かあります?」
「あ、えっとね、薬局でロー……いや、俺も行く」
 両足を振って水を切ると、サンダルを履いて立ち上がった。
 庭から玄関に回ると、詰め襟のスーツ姿のイルカさんがにこにこしながら待っていてくれる。
「あれ、今日は出勤日だっけ?」
「ちょっと校長印が必要な書類があるみたいで。ポンと押すだけなので、その後買い物に行こうかと」
「ん、じゃあその間待ってるね。ナルトのところでも顔出してこようかなぁ」
 するとイルカさんがむぅっと膨れた。
「駄目です。そんなことしたらまたナルトに捕まって、何かと頼まれるじゃないですか。今日は一緒に買い物に行くんです! 本当にすぐだから校門の所で待っててください」
「りょーかい」
 ふふふ、こんな些細なことでも我が儘を言ってくれるようになったイルカさんは、本当に可愛い。
「そういえばユキの双子が、お手伝いデビューで店に立つようになったんですって。今日はいるかなぁ」
 校長のスーツ姿で、財布とエコバッグ片手にうきうきするイルカさんもたまらなく可愛い。
 俺の大切な伴侶。
 買い物の時はあの緑色のカードを出すんだろう。
 『はたけイルカ』と署名された、木の葉わくわく商店街のポイントカードを。



                             【完】