【Caution!】
全年齢向きもR18もカオス仕様です。
★とキャプションを読んで、くれぐれも自己判断でお願い致します。
★エロし ★★いとエロし! ★★★いとかくいみじうエロし!!
↑new ↓old
★とキャプションを読んで、くれぐれも自己判断でお願い致します。
★エロし ★★いとエロし! ★★★いとかくいみじうエロし!!
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甘い甘い蜜のような匂いが鼻をくすぐる。
菓子なんか好きじゃないのに、この甘さはもっと嗅いでいたくなる。
そわそわとするような、焦がれるような。できれば口に入れてじっくり味わって、独り占めしたい俺だけの甘い甘い──
「あんたの匂い、すごく甘い」
掠れた低い声が耳元で囁く。
聞いたことがない声だけど、なぜか危険じゃないと確信できたし、嫌いじゃない。むしろ好きだ。
「白くておいしそう」
頬を軽く噛まれた。軽くといっても、牙が食い込んでけっこう痛い。
「食べてもいいだろ?」
いやダメでしょ。
まずいと思うのに、ねっとりとした甘い匂いに絡め取られてうまく避けられない。このままだと顔から食われてしまう。
でも誰に?
この声に敵意や害意はないから反撃はしないけど、俺の体にぴったりと体を寄せてスリスリ擦り付けたり、あちこち匂いを嗅いでざらりと舐め回したりと忙しそうなこいつはいったい誰なんだ?
うっすら目を開いたら薄闇の中で、ふふふっという含み笑いが耳に直接届く。
「俺の番になれよ。そしたらあんたを食べてやる」
つがい? あぁ、巻物にあった番の事か?
番になったら食われてしまうなんて、何かの怪談話みたいだ。
「それ、俺にメリット無くない?」
パッと目を覚ますと、深い赤銅色の目が間近で見返してきた。
ものすごく見覚えのある目の色と、鼻筋を一直線に横切る傷痕。これはまさか、いやでも『人型に戻る』って巻物に記されてたし……
「……イルカ?」
「目ぇ覚めたか、カカシ」
にかりと笑った顔は人間の男だけど、表情がイルカだった。あの黒い猫が「ニャアン」と高らかに鳴く時の。
イルカはなぜか全裸で、俺にのしかかるようにしてるせいで長めの髪が邪魔らしく、しきりに気にして顔を振ったりかき上げたりしている。片手を伸ばしてそれを押さえてやると、とりあえず気になった事を聞いてみた。
「イルカは食人猫なの? 残念だけど俺はそんな美味しくないと思うよ。脂肪分もほとんど無いし」
するとイルカは、今度は髪を押さえている俺の手をガブリと齧る。それほど強くなくて、牙の痕が残るくらいに甘く。てことは俺の頬にも牙の痕が残ってるんだろう。覆面忍者で良かった。
「人は食べないけどあんたのことは食べたい。うまそう。だってあんた、俺の番だから」
番って……確か人間でいう夫とか伴侶って意味だよね?
イルカが決定事項として告げたのは、にゃんメガとかいう猫人間が俺の伴侶というとんでもない事で。そこに俺の意思が入る余地は全く無さそうだ。
でも同時に、それが正しい事だとなぜか頭の原始的な部分で『分かった』。
「カカシ、すき」
イルカの言葉と同時に甘い匂いが強くなり、ぶわりと広がる。
その匂いに引きずられるように腰が重くなり、ジンジンと痺れて世界の中心が
【以下R18のためサンプルここまで】
菓子なんか好きじゃないのに、この甘さはもっと嗅いでいたくなる。
そわそわとするような、焦がれるような。できれば口に入れてじっくり味わって、独り占めしたい俺だけの甘い甘い──
「あんたの匂い、すごく甘い」
掠れた低い声が耳元で囁く。
聞いたことがない声だけど、なぜか危険じゃないと確信できたし、嫌いじゃない。むしろ好きだ。
「白くておいしそう」
頬を軽く噛まれた。軽くといっても、牙が食い込んでけっこう痛い。
「食べてもいいだろ?」
いやダメでしょ。
まずいと思うのに、ねっとりとした甘い匂いに絡め取られてうまく避けられない。このままだと顔から食われてしまう。
でも誰に?
この声に敵意や害意はないから反撃はしないけど、俺の体にぴったりと体を寄せてスリスリ擦り付けたり、あちこち匂いを嗅いでざらりと舐め回したりと忙しそうなこいつはいったい誰なんだ?
うっすら目を開いたら薄闇の中で、ふふふっという含み笑いが耳に直接届く。
「俺の番になれよ。そしたらあんたを食べてやる」
つがい? あぁ、巻物にあった番の事か?
番になったら食われてしまうなんて、何かの怪談話みたいだ。
「それ、俺にメリット無くない?」
パッと目を覚ますと、深い赤銅色の目が間近で見返してきた。
ものすごく見覚えのある目の色と、鼻筋を一直線に横切る傷痕。これはまさか、いやでも『人型に戻る』って巻物に記されてたし……
「……イルカ?」
「目ぇ覚めたか、カカシ」
にかりと笑った顔は人間の男だけど、表情がイルカだった。あの黒い猫が「ニャアン」と高らかに鳴く時の。
イルカはなぜか全裸で、俺にのしかかるようにしてるせいで長めの髪が邪魔らしく、しきりに気にして顔を振ったりかき上げたりしている。片手を伸ばしてそれを押さえてやると、とりあえず気になった事を聞いてみた。
「イルカは食人猫なの? 残念だけど俺はそんな美味しくないと思うよ。脂肪分もほとんど無いし」
するとイルカは、今度は髪を押さえている俺の手をガブリと齧る。それほど強くなくて、牙の痕が残るくらいに甘く。てことは俺の頬にも牙の痕が残ってるんだろう。覆面忍者で良かった。
「人は食べないけどあんたのことは食べたい。うまそう。だってあんた、俺の番だから」
番って……確か人間でいう夫とか伴侶って意味だよね?
イルカが決定事項として告げたのは、にゃんメガとかいう猫人間が俺の伴侶というとんでもない事で。そこに俺の意思が入る余地は全く無さそうだ。
でも同時に、それが正しい事だとなぜか頭の原始的な部分で『分かった』。
「カカシ、すき」
イルカの言葉と同時に甘い匂いが強くなり、ぶわりと広がる。
その匂いに引きずられるように腰が重くなり、ジンジンと痺れて世界の中心が
【以下R18のためサンプルここまで】
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