【Caution!】
全年齢向きもR18もカオス仕様です。
★とキャプションを読んで、くれぐれも自己判断でお願い致します。
★エロし ★★いとエロし! ★★★いとかくいみじうエロし!!
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爽やかな秋晴れの下、緩やかな斜面の獣道を登っていく。
男二人が肩を並べて行くにはあまりにも無理があるので、あらかじめ地図で調べてきたというイルカ先生が前を歩いていた。
俺としても、ベスト無しのラフな支給服に包まれた尻が、ぷりぷりと左右に揺れるのを存分に鑑賞しながら歩くのは大歓迎だ。
「あっ、本当にありましたよ、カカシさん」
イルカ先生が顔を輝かせて振り返った。
そんなにキラキラ笑っちゃって、可愛いなぁ。
今日は二人の休みを合わせて、デートがてら里の外れのとある山に来ていた。
おころん様――もぐらの姫神とやらに、御礼参りをするために。
子供の頃からずっとストー……片想いしてたイルカ先生と、何故かお付き合いすることになれた。
しかも、イルカ先生から言ってくれて、だ。
教えてないはずの隠れ家的な自宅に突然やってきたり、スケアのことを知ってたりと、びっくり続きの果ての出来事だったけど。
それが全て『おころん様❤』のおかげだと先生は言うのだ。
ちなみにおころん様には❤を付けて呼ばなきゃいけないらしいが、イルカ先生がそう言うからであって、俺自身ではその必要性をあまり感じていない。
もぐらの姫神様っていうけど、俺は実際に会ってないからなぁ。大丈夫かな、先生は素直だから狐か狸にでも化かされてるんじゃないかな。ま、その時は俺が守るからいいけど。
イルカ先生の説明によると、呑み比べを提案されたくらいだから酒好きなんじゃないかということで、今日はちゃんと木乃葉の夢 大吟醸も持参しての御礼参りだ。
人に忘れ去られた神様って言ってたけど、木ノ葉の神社仏閣総覧と古地図を調べたら土公転(おころ)神社なるものがあったそうだ。
それで今日のデート(俺はあくまでもデートのついでだと思ってる)に相成った訳だけど。
脇に逸れて草木をかき分け、イルカ先生が駆け寄った先には、確かに神社らしき建造物があった。
建造物と呼べるのかというくらいに風化したそれは、イルカ先生の身長くらいのこじんまりとした鳥居と、ナルトの身長くらいのこじんまりとした祠と。その手前の最大限に簡略化した子犬の石像みたいなのに彫られた文字が、辛うじて土公転神社と読める。
「やっぱりここで合ってたんですね! おころって土地を掻き回して穢を払う神様なんだとか。だからもぐらなんですね」
「あー、なるほど。おころん様ってそこからきた名前なのかねぇ」
するとイルカ先生が慌てて俺の口を手で塞いだ。
口布の上からだけど、肉厚な掌の感触が気持ちいい。
「ダメですよ、ちゃんとお名前の後に❤を付けないと! おころん様❤が気を悪くします!」
なんで❤を付けて呼んでないのがバレたんだろう。
それはさておきこのままキスしてもいいかなと思ったら、イルカ先生はさっさと手を離して持参してきた巻物から掃除用具を取り出した。
いやいやいや。
デートで掃除如きに時間を取られるなんて。
俺は幾つかの印を組み上げると、風遁と水遁をカスタマイズした術を発動した。
「うお、カカシさんすっげぇ!」
これは緩やかな大型洗濯機ともいえる術で、一帯を綺麗にしたい時に使うものだ。交戦になって荒れた場所を楽に後片付けするために開発したんだけど、そこまでは言う必要はないだろう。
数分で綺麗になった鳥居と祠と石像に、イルカ先生が手放しで褒めてくれる。
綺麗といっても、風化してボロいのまでは俺にもどうにも出来ない。
「あ、でも術でちょっとズルしちゃったけど、おころん様❤は許してくれるかなぁ」
「神様だって何らかの術っぽいのは使うから、別にいいんじゃない?」
そう言うとイルカ先生はニカッと笑ってくれた。ほらね、本当に素直なんだから。こんな調子でおころん様とやらに騙されてるんじゃないか、つくづく心配だ。
憂いのなくなった先生が祠の前でパンパンと柏手を打つと、酒を供える。
俺も隣に並んで先生に倣って頭を下げて拝んだけど、頭の中はこの後のことでいっぱいだった。しばらく散策して秋の山を楽しむか、うまくいけば紅葉の中で青姦もいいなぁ。
「またそんなこと考えてるの⁉ お前、ほんっっっとにそればっかりで変わってないわねぇ」
「わ、エッチな妄想してごめんなさいイルカ先生!」
ビクッとしてとっさに謝ったけど、今の声は……?
「あらやだ、ずいぶんいい酒を供えてくれたじゃない。うみのイルカ、やっぱりお前はいい奴ね! それに引き換えはたけカカシ、相変わらずでウケるんだけど」
イルカ先生が供えたばかりの酒瓶を手に、満面の笑みを浮かべていた。
でもその声は明らかに女の子のもので、表情も顔は先生なのに笑顔の作り方が決定的に違う。
「お前は誰だ。速やかにイルカ先生の体から出ていけ」
これが噂のおころん様だろうか。それともここら辺に棲むあやかしの類いか。
だがクナイを突き付けようとした手が動かない。
まずい、俺ですら太刀打ちできないほどの幻術か瞳術かと焦っていると、イルカ先生が腰に両手を当てて呆れたようにこっちを見た。
「そ、あたしがおころん❤よ。お前たち、そうやってすぐ武力に頼るのは感心しないわよ? 相手が神だと容赦なく祟られるか罰が当たるかだからね。ま、あたしは可愛くてお洒落で優しいから、そんな野蛮なことしないけど❤」
クナイは諦めて額当てを上げたら、攻撃手段と見なされなければ手は動かせるらしく、写輪眼で確認することができた。
できたけど、目の前のイルカ先生は本人だ。
そして同時に別人でもあった。
明らかに人ではないチャクラの色が、先生のチャクラと見事に重なって見える。
以前、こういう状態になった人間を任務で見たことがある。
一度は悪霊に取り憑かれた人で、もう一度はトランス状態の巫女だった。
「マジ失礼なんだけど⁉ 悪霊なんかと一緒にしないでよね! あえて言うなら憑依が一番近いかな」
「……思考も読めるのか」
「あたしは神よ? これくらい当たり前じゃない。あと言っとくけど、これに悪意はないからね。どっちかって言うとお礼のために体を借りたの。イルカの方が面識があるからお前に憑依した方が話が早くていいけど、お前は拒絶が強くてめんどくさいのよ」
これは確かにイルカ先生の言ってた通り、厄介な相手だ。
先生は厄介とは言ってなかったけど、ここまで高度な術を使う相手から、無傷でイルカ先生を引きはがすのが厄介すぎる。
「礼なら構わないから早くイルカ先生を返せ、おころん」
「様。おころん様❤」
神の領域の者なら名を呼ぶことで少しでも対等に近付けると思ったが、おころんは通称らしい。そりゃそうか。
それにしても、イルカ先生は正しかった。
名に❤を付けて呼ぶことにこだわる神なんて、本当にいるんだ。
うっかり笑いを噛み殺し切れないでいると、おころん、いやおころん様、でも本当はイルカ先生で……ああ、ややこしい! とにかくおころん様の片眉がぴんと跳ね上がった。
「こんな可愛い神に❤️を付けて呼ぶのは当たり前でしょ。あたしはマナーを弁えた神だから、社を綺麗にしてくれたことと供物のお礼は言っとくわね。これはイルカにも聞こえてるから後で伝えなくてもいいわ。さて、こっからが本題よ」
憑依されてても、イルカ先生にこの会話は聞こえてるのか。それとも、おころん様の声だけが直接聞き取れるのか。
って、……本題?
「そうよ。せっかく久しぶりに来た下僕……じゃないわ人間を、ただ返す訳ないじゃない」
「本音が丸出しだよ」
「さっきの掃除の手際は見事だったわ。お前なら大した手間じゃないわよ」
俺の突っ込みをまるっと無視したおころん様は、祠の方を指差した。
「あたしの地上での殿舎に、猫が何匹も住みついてるのよ。あれが鬱陶しいから、どっかにやってちょうだい」
「猫? あんた神様でしょ? それくらい自分で何とでもできそうなもんだけど」
するとおころん様がイルカ先生の顔で、ものすごく不愉快そうに鼻先にしわを寄せた。
「そりゃ簡単だけど、だからってやりたいことじゃないわ。お前は猫は平気でしょ?」
へぇ、神様にも苦手なものがあるとはねぇ。
「猫をどかしたらイルカ先生から出てってよ」
「はいはい、じゃあよろしく」
五代目の「もう賭け事はこりごりだ」より軽い口調でも一応は請け合ってくれたので、さすがに神を名乗る者は嘘をつかないだろうと祠の前に立つ。
ぼろぼろに破れた扉から覗き込むと、確かに数匹の猫が固まって猫団子を作っている。白、茶トラ、鯖、まだらといろんな色柄の猫がいて、かなりカラフルな団子だ。
迷い猫の捕獲任務は七班で散々やったなぁと思い出し笑いを抑えながら、気配を断って腰を屈めると祠の中に滑り込んだ。
さすがに野良は飼い猫とは違って、人の気配に敏感だ。何らかの異質なものを感じ取ったらしく、一斉に俺の方に顔を上げる。一度に数匹を騒がれることなく捕獲するならこれの方が楽で早いと、額当てを上げて『眠れ』と暗示をかけた。
深い眠りに入った猫は全部で五匹。
さて、この子たちをどこに連れていくかと思案してると、おころん様が有り難くも御託宣を下さった。
「麓に木ノ葉稲荷があるでしょ。そこが猫の溜まり場になってるから、まとめて連れてくといいんじゃない?」
そこまで分かってるのにやりたくないなんて、本当に猫が嫌なのね。もしかして猫はもぐらの天敵なのか。
とりあえず一抱えにして祠を出ると、背後でざわつく気配がした。そっと振り返ると、一様に顔を垂れ布で隠した小さな茶色い生き物が、一斉に俺に向かって頭を下げると掃除を始めた。
「ここは一応神域なんだけど、長年人に忘れ去られすぎて、さすがのあたしも神力が弱ってたのよね。これで眷属たちもゆっくり過ごせるわ。ありがと、はたけカカシ」
そう素直に出られると、俺としては逆に居心地が悪い。
じゃあ、ちょっと木ノ葉稲荷まで行ってくると呟くと、麓に向かって駆け出した。
猫団子を木ノ葉稲荷の境内に置いて暗示を解くと、猫たちはいきなりシャアアーッと俺に向かって威嚇を始めた。
俺が何かしたことがバレてるらしい。
ごめんな、達者で暮らせよと声をかけると、急いで土公転神社に駆け戻った。途中で秘かに監視のために置いておいた影分身を解くと、イルカ先生に異常はないようで安心する。
安心はしたが、イルカ先生――おころん様は祠の前に座り込んで、さっきの小さな茶色い生き物たちと酒盛りを始めていた。
「おかえり~! この酒ほんと旨いわぁ! こういう時はえっと何だっけ、サンキュウベロマッチョ?」
ひゃははははと甲高い笑い声を上げたおころん様は、ご機嫌な顔で酒瓶を持ち上げた。
「喜んでもらえて良かったけど、もうイルカ先生の体から出てってよ。そういう約束でしょ。だいたい、そんなに憑依状態が続いて大丈夫なの?」
イルカ先生は顔どころか首まで真っ赤で、憑依状態で酒を呑むとこんな弱くなってしまうのかと心配になった。
他にもどんな影響があるか分かったもんじゃない。重ねて「早く」と言うと、おころん様はチッと舌打ちをした。
「お洒落で可愛い姫神が舌打ちなんてしちゃダメでしょ」
「はいはい、口煩い人間ねぇ。今出るわよぅ」
ふらっと立ち上がったおころん様が、酔っ払い特有の据わった目で俺をじっと見たかと思うと、不意ににんまりと笑った。
「あたしの依り代になったからぁ、イルカの体にちょっと影響が残るけど気にしないでねぇ。すぐに消えるしぃ、お前なら喜ぶんじゃないかと思うんだけどぉ」
やっぱり影響があるんじゃないか!
抗議しようとしたら、「じゃあねぇ❤」の声と共に酒瓶も小さな茶色い生き物たちも一斉に消え、イルカ先生がぐらりと傾いた。
慌てて腰に腕を回して支えると、先生がパッと顔を上げる。
「あー、びっくりした。おころん様❤は突然だからなぁ。カカシさん、ありがとうございます」
いつものイルカ先生だ。
ちょっと酔いは残ってるみたいだけど、ベロンベロンってほどでもないし、とりあえずは良かった。
「どこかおかしな感じがする? 痛いとか吐き気とか」
「それはないんですけどね……」
胸を押さえて言い淀んだ先生に、ぎゅっと心臓が縮む。
「あの、なんかですね、急にその……胸が苦しいような」
「ちょっと大丈夫⁉ まさか心臓に何かの呪印を刻んだとか⁉ あいつ、やっぱり憑依なんて危険なんじゃないの!」
「や、違うんです! そういうのじゃなくて、胸に何か詰まってぱんぱんみたいな」
「ちょっと見せて」
支給服のアンダーと鎖帷子の裾をまとめてぐいと持ち上げると、顔を寄せて胸を検分する。
何かどこかで時々嗅いだような匂いがぷんと鼻に届くが、とっさには分からない。
が。
『それ』が何の匂いかはすぐに判明した。
イルカ先生のぱんぱんに張った胸の明らかな異常現象に、乳児を抱っこした母親からこういう匂いがすることに思い当たったからだ。
「先生、これ…………すっごく言いにくいんだけどね、たぶん……母乳? が出てる」
「母乳ううううううううう⁉」
イルカ先生のいつもより大きく張った胸の、二つの愛らしい乳首からは白い液状のものがうっすらと滲み出ていた。
「そういえば土公転神社って土地家屋の守りと、その……安産の神様だ……って」
「それだ。まさか依り代の影響が、母体化することなんて」
「えっ、俺カカシさんの赤ちゃん産んじゃうんですか⁉」
「産んでくれるの⁉」
「産めるんですか⁉」
まさかと顔を見合わせると、イルカ先生の下半身に視線を移動させる。
イルカ先生は男らしく自分の股間をがしっと掴むと、「産めないみたいです」と生真面目な顔で教えてくれた。恐らく、あるべきモノがあったんだろう。
なんだ、産めないのか。残念。
「あの、カカシさん、胸が……ぱんぱんで苦しいです」
言われてみれば、いつも力を抜いてる時は柔らかい胸が、筋肉増強し過ぎたようにパッツンパツンに張っている。乳輪までも広がって、その周囲はうっすら静脈まで透けて見えるくらいだ。
ふっくらとした乳首をきゅうっと摘んでみると、じわっと母乳が滲み出る。だが固く張った胸にはまだまだ大量の母乳が詰まってそうで、こんなんじゃ埒が明かない。
胸を大きく包んで軽く押し絞ってみても、案の定すぐにイルカ先生が痛がるからこれもダメ。
となると、やっぱり取るべき手段は本来の使い方な訳で。
「じゃあ、ちょっと吸ってみようか」
「えっ⁉」
「いやだって、赤ちゃんがおっぱい飲むのは痛くないんじゃない? 世の中の哺乳類のお母さんたち、みんながやってることだし」
「哺乳類の……確かにそうですけど、なんでちょっと嬉しそうなんですか」
「えっ⁉ だってイルカ先生に母乳で育ててもらえるなんて、嬉しいに決まってるでしょ」
「あんた立派な大人だろうが! いつまで俺のおっぱい飲むつもりなんですかっ」
俺のおっぱい。
先生の口からはっきり言われた言葉に、腹の底から何かが熱く燃え滾った。
その溢れる思いのまま乳首に吸い付くと、ぢゅうううううっと吸い上げる。
「いたたたた! カカシさん違う、もっとちゅっちゅって感じで!」
口の中にほとんど無味の液体が広がるが、おっぱいの飲み方はこうじゃないらしい。
でもなんでそんなこと知ってるの、まさかどこかの女がおっぱいあげてるところを見たのかと睨み上げると、イルカ先生が呆れたように見下ろしてきた。
「違いますって、哺乳瓶でミルク飲んでるところがそんな感じだったからですよ。下忍の時に子守任務で!」
あー、そうか、子守任務でね。
良かった良かったと落ち着いたところで、先生の言う通りちゅっちゅっとリズミカルな感じで吸ってみる。
そういえば母犬が乳を与えてるところを見た時は、仔犬は舌を当てていたなと、試しに乳首に舌を押し当てながら吸い上げた。
「そう、そんな感じで、んぅ……お上手ですよ」
イルカ先生に褒められると、どんなことでも嬉しい。
吸うのと飲むのとタイミングが難しいけど、先生の母乳はさらりとして喉越しが良く、いくらでも飲めてしまいそうだ。
といっても、他の母乳なんて知らないけど。
「……っふ、そっち、だけじゃなく……て、左……も」
そうか、乳首は二つだ。
バランス良く飲まないと、左のおっぱいが張ったままになってしまう。
かといって右のおっぱいを放置するなんて非道なこともできず、素早く影分身を出した。
「お前はそっちね」
「りょーかい」
「え、ちょっと、カカシさ……んっ」
二人仲良く並んでちゅっちゅと吸っていると、イルカ先生が耐えかねたようにその場に崩れ込んだ。
後ろに両手をついているから、余計に胸を突き出す姿勢になって俺たちにも好都合だ。
コツも掴んできたことだし、左を任せる者ができた余裕でもっと丁寧に搾ってあげようと、乳輪ごと含むと舌を押し当ててこね回しながら吸い上げる。
「……っは、ふぅ、ふぅ……んぁ、カカシさん、ま、って」
気のせいじゃなく、イルカ先生の声に甘さが含まれてきた。
もしかしてと下半身を探ると、先生の股間はがっちりと固く盛り上がっている。影分身の方もそれに気付いたらしく、二人で顔を見合わせるとにんまりと笑った。
「ねぇ、もしかして、おっぱい気持ちいいの?」
「おっぱい吸われて感じちゃうなんて、いけないママだねぇ」
「ちが、ぅあん、あ」
「違くないでしょ、ここをこんなにして」
服の上から股間を人差し指で強めに引っかくと、イルカ先生が大きく胸を喘がせてのけ反った。
胸を吸ってても交互にいろいろできるから、影分身って本当に使い勝手がいい。
影分身は影分身で違うことを思い付いたのか、我ながらやらしい笑みを作りながら、イルカ先生のズボンのファスナーを下げた。
「センセ、ここ辛そうだよねぇ。こっちのミルクも搾ってほしいんじゃない?」
「ひン……っ」
胸だけでなくちんこもぱんぱんに張ってたみたいで、上も下もじゃ辛いに決まってる。
なんて気が利くんだ、影分身の俺。
俺もおっぱいをちゅうちゅう吸いながら、影分身が扱いてる手を避け、下のミルクが出やすいようにタマをよく揉み込んであげた。その奥の滑らかな会陰も、くすぐるように撫で回す。
すると日頃から丁寧に育ててきた性感帯がしっかりと仕事をして、「あ、あ、ふ、ぁ……あっ」と小刻みに震えながら可愛くイってくれた。
「あー、ヤバい、先生エロすぎ」
「ほんとにね」
ぼうっと視点の合わない目を宙に向け、半開きになった口の端からは唾液が細く顎まで伝っている。
だらしなく投げ出された両足の間には、萎えたちんこがタマの上にくたりとしていて。その奥の慎ましく窄められた襞は、賭けてもいいけど、もっと可愛がってほしいと言わんばかりにひくついているはずだ。
それがどうしても見たくて、脱げかけたズボンとパンツを一気に剥ぎ取る。すると体が大きく揺れた反動で、両の乳首から母乳が腹へと伝い落ちた。
自分の精液と母乳でびしょびしょに濡れて無防備な顔を晒してるイルカ先生は、想像を絶するエロさだ。でももっといい顔をすることを、俺は知ってる。
もっと蕩けて、もっと美味しそうな顔を。
それにしても刺激に反応したのか、母乳はとどまることを知らないように溢れ続けていた。
母体化の影響ってすぐに消えるんじゃなかったのか。
もしかするとイルカ先生のえっちな体質にぴったりマッチして、ずっとこのままなのかもしれない。
それはそれでいいとしても、今溜まってる分の母乳をちゃんと出し切ってあげないと。
「思ったんだけどね」
「何を」
「後ろとか下から突いてあげれば、母乳ももっと出やすいんじゃない?」
「なるほど、ところてん方式か」
影分身が大きく頷くが、いわゆる『ところてん』ってそういう意味合いじゃなかったと思うけど、理解方法に異論はないから黙っておく。
それに、結果的にところてんになるんじゃないかとも思うしね。
「じゃあ俺が突き上げるから、お前は前からおっぱい吸ってやって」
「はいはい、狡いなぁ本体は」
イルカ先生の後ろに回って腰を持ち上げて乗せてると、影分身は文句を付けながらも先生を支えてくれた。
まだ幾分ぼうっとしたままだった先生はいきなり膝の上に乗せられて戸惑ってるけど、何か文句を言われる前に前後不覚にしてしまえと、むっちりした尻たぶの狭間に手を伸ばす。
「なに、カカシさ、んぁ……あう!」
昨夜も散々可愛がったばっかりなせいか、後ろの孔はすぐに解れて柔らかく俺のを呑み込んでくれた。
イルカ先生の腰を支えながら、ぐぶりぐぶりと一番太い部分をゆっくり沈めていく。あとは先生の自重に任せてと手を緩めると、甘い声を上げながらずずずっと根元まで咥え込んだ。
「ぁ、なんで……?」
「ん~、この方が中から母乳が押し出されやすいんじゃないかと思ってね」
「そんなバカな……ぁあ、ん、ぅ、らめぇ、おっぱいまで、やぁ……っ」
影分身が母乳を吸い始めたのだろう、イルカ先生の内側の肉がざわめき、俺のモノをぎゅうっと絞り上げる。
俺が動かなくても内側の襞が万遍なく吸い付いて小刻みに震えるので、おっぱいを吸われて感じてることを雄弁に語ってくれた。
あまり激しく動くと吸い難いからと、腰を掴んでしっかりと押さえてるせいか、決定的な快楽を得られない先生がむずがる。
「これ、や、も……っとぉ」
「もうちょっと我慢して、おっぱい全部出さないと苦しいでしょ?」
「やだ……ぁ、うごいて、おねがいぃぃ」
いつものようにガツガツと抉るように動かないので、焦れたイルカ先生がとうとう泣き出してしまった。
先生の肩越しに困り顔の影分身と目が合う。
俺たちはイルカ先生が本気で泣くのに、本当に弱いのだ。
あうんの呼吸で影分身が身を離したので、先生の両脇から腕を通して下から両肩を押さえる。
そしてイルカ先生ごと地面に寝そべると、大きく腰を突き上げた。
「ひあっ? ぁ、いぃ、あ、は、ぁ、ンっ」
「すっごく気持ちいいって顔しちゃって。かぁわいいなぁ」
先生の腰が跳ねて落ちる度に、のけ反った喉から嬌声が上がる。リズミカルに上下させ、時に腰を回して抉り、イルカ先生が俺を絞り上げるのを愉しみながら、俺もイルカ先生を味わった。影分身も淫靡に歪む先生の顔を、存分に楽しんでるみたいだ。
両腕がじわじわと濡れてくるのは、母乳が溢れてるんだろう。思いがけず本当に母乳がよく出てるみたいで良かった。
影分身が俺たちの隣に陣取って、律動に合わせて跳ねるイルカ先生のちんこを握る。
この姿勢だとよく見えないけど分かる。
俺だって同じポジションならそうするし、イルカ先生が俺を喰らってる肉の輪が、またもやギチギチと絞り始めたからだ。
「いっちゃ、ぅう、またいっちゃ……っく、うンン」
奔放に喘ぐ先生の身体が大きく震えた。
そして急に重みを増して俺の体に重なる。ぐったりとした身体がずり落ちないよう抱き直してたら、弱々しい喘ぎとリズミカルな湿った水音が洩れてきた。影分身が覆いかぶさってきて、母乳を吸ってるみたいだ。
「もぉ、むり……まだ、いってるの、に、……ふ、ぅぁ……」
完全に脱力したイルカ先生は抵抗する力もないようで、肩口に傾いて乗せられた頭だけがゆらゆらと揺れる。
それと時折、俺への後戯のようにざわりざわりと蠢く中の襞と。
舌なめずりをした影分身が顔を上げて「もう母乳も出なくなってきたけど、どうする?」と聞いてきた。
それなら後は家に帰ってからにしよう。外でできることには限界がある。憧れの青姦も十分堪能したことだし、と影分身を解除した。
とたんに流れ込んでくる影分身の記憶と体感をじっくりと味わいながらイルカ先生を撫で回していると、不意に頭の中に甲高い大音声が響いてきた。
「ちょっと、黙ってあげてたら調子乗って、いつまでまぐわってるの⁉ いい加減お前たちの巣に帰ってよ!」
おころん様、まだ地上にいたのか。
てっきり地中だか天界だか、とにかく本来居るべき場所に帰ったかと思ってた。
いや、もしかするとここはおころん様のテリトリーだから、不埒な気配だけ感じ取ってるとか。
「煩くしてごめんね。あと、ありがとう、おころん様❤」
姫神様に出会って、初めて心の底から❤を付けて呼ぶ気になった。
母乳が出るイルカ先生なんて写真で妄想してた頃にも、付き合ってからですら思い付かなかった。さすが神様の御業は凡人とは違う。
今の先生は特におっぱいが敏感になってるだろうから、今のうちにやってみたいことはまだまだある。たとえば、この散々吸われてぷっくりした乳首に、俺のちんこを擦り付けて母乳と精液を混ぜたぬるぬるをしゃぶって味わってもらうとか、ね。
まだぎりぎり母乳は出るだろうか。
急いでズボンだけ穿かせると、先生のパンツを咥えてからぐったりとした身体を抱き上げ瞬身の印を結んだ。
今度またとびっきりの酒を持って御礼参りに来ようと、固く決心しながら。
【完】
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