【Caution!】
全年齢向きもR18もカオス仕様です。
★とキャプションを読んで、くれぐれも自己判断でお願い致します。
★エロし ★★いとエロし! ★★★いとかくいみじうエロし!!
↑new ↓old
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それから数時間後。
イルカはぐったりと重い足取りで自宅に向かっていた。
両手に提げた女装用の荷物も重いが、気持ちはもっと重い。
二人がかりで散々あちこちを弄られ、何種類もの服を着せ替え人形のように着せられ、肌の手入れや化粧法、仕草や挙動の指導までみっちり受けた挙げ句に「今から貴女は女になりきるのよ!」とその姿で帰らせられたのだ。
こんなでかくてもさい女なんている訳ないだろと反論しようとした口は、姿見を見せられたとたんポカンと開いたままになってしまった。
「これくらいの身長の女性なんてモデルやスポーツ選手じゃなくても普通にいるわよ。要は私は最高の女だって自覚が大事なの。それさえあれば、周りは自然にイルカを女性扱いするわ」
心の底から認めたくはないが闇夜の言葉通り、鏡の中には見違えるように魅力的な女がいた。
いや、外見は確かにイルカの面影があるのだが、男の時には微塵もなかったものが幾重にもイルカを覆い、イルカを内側から滲み出る魅力に溢れた女性に仕立て上げていた。
鼻を横切る特徴的な傷痕を消して、眉を整え髭の剃り跡まで完璧に隠した、一見ナチュラルに見えるよう施された精巧なメイク。
手入れを一切してなかった髪は髪専用の美容液(そんな物が存在することすらイルカは知らなかった)で見事に生まれ変わり、これまたナチュラルだが艶やかに顔回りを彩っている。
イルカのいかにも男らしい体型は、ハイネックのブラウスの腰回りのドレープや肩にかけたシックなモーヴのショール、緩やかに広がるボルドーのAラインのロングスカートで見事にカバーされていた。
これなら確かに誰も俺が男なんて思いもしないだろう。
変装のためじゃなければ変態と言われかねない白のセットアップのランジェリーも、もちろん身に着けている。
二人の完璧な仕事ぶりに、急きょ詰め込まれた呪文のような単語の数々にも、イルカはため息をつきながらアパートの自室のドアを開ける。
「あれ、おかえりイルカ先生。ずいぶん今日は早かったんだね?」
「かっ、カカカカカシさん⁉」
カカシがイルカの口寄せのあやかし、ラランとパランを肩に乗せて出迎えた。
今日は木の葉病院に検査に行くと言っていたのに、もう帰っていたのかと焦ったイルカは無闇に両手の紙袋を振り回した。
「いやあのこれはですねっ」
「何かの任務なんでしょ? 待合室にいたら榊君が大荷物抱えて『今行くわよイルカ! あたしが絶世の美女にしてあげるわ!!!』って叫びながら飛び出してったからね」
その様子を思い出したらしく、くすくすと笑いながらカカシが紙袋を持ってくれた。
榊~~~! 守秘義務はどこいったんだよ! とイルカが心の中で叫んでいると、カカシが頭の天辺からフラットシューズの爪先まで無遠慮に視線を往復させた。
「ふぅん、ホントに男には見えないね。榊君すごいなぁ」
「榊と闇夜の二人です」
「そっか、さすがはあの二人なだけあるな。あ、ラランとパランに俺がご飯あげてもいい?」
「はい、お願いします」
イルカの了承を得たカカシは、背を向けてさっさと卓袱台の方に行ってしまった。
一人玄関に取り残されたイルカは、釈然としないまま立ち尽くした。
自分で言うのも何だが、この女装は相当なレベルで綺麗な女性になっていると思ったのにカカシの反応は薄かった。
やはりモテる男はゴージャスな女性など見慣れていて、これくらい何とも思わないのだろうか。
そういえばカカシは一言も褒めるようなことを言わなかった。
イルカはボルドーに塗られた自分の爪に目を落とした。
望んでなった女性ではないが、せめて一言、何か言って欲しかった。見違えたねでも、綺麗だねでも、何でもいいから。
こんな女々しいことを思うのは女装したせいだろうか、それなら女の自覚があるってことだから、闇夜と榊もきっと褒めてくれるだろうなとぼんやり考えていると、なかなか入ってこないイルカを不審に思ったのかカカシが戻ってきた。
「どうしたのイルカ、もしかしてこのまま出立する……イルカ⁉ なんで泣いてるの⁉」
「え……?」
目元に手をやると確かに濡れている。
すごい、ホントに心まで女性になってるみたいだと思ったら、もうダメだった。視界が滲んで涙がぶわっと盛り上がり、ぼろぼろと零れ落ちていく。
「だ、だってカカシさん、私のこと全然褒めてくれない……どうせゴージャスでグラマラスなレディなんていっぱい見てるのよね、だから私なんかどうでもいいのよね⁉」
すっかり女性になりきったイルカは、口調まで榊と闇夜のように女性の言葉遣いになってることにも気付かず泣きじゃくりながら言い募った。
手の甲でごしごしと目を擦っても、アイメイクは全く落ちない。
イルカはその手をカカシの方にぐいと突き出した。
「見てよほら、天道虫本舗のパーフェクトラインだから擦っても大丈夫なのよ。これだけ完璧なメイクでもカカシさんは何とも思わないのよね、私のことなんか……ううっ」
「待って待ってイルカ、違うから!」
「何が違うのよカカシさんのバカッ! おたんこなす! 絶倫上に……」
とてもレディとは言い難い悪口の飛び出す口が、カカシの唇で塞がれた。
柔らかなキスはすぐに性急なものに変わり、ぬるりと入り込んできた舌がイルカの舌を誘う。悪口に固くなっていたイルカの舌も、情熱的な誘いに思わず応えてしばらく踊るように絡み合っていた。
カカシは唇を軽く触れ合わせたままに、とっておきの低く甘い声で囁きかける。
「……だってイルカせんせ、すっごく綺麗なんだもん。でも女装してるところにこんな風になっちゃったら、男の先生を否定してるみたいで傷付けちゃうかと思って」
イルカの腰を引き寄せて押し付けたカカシの下半身は、熱く兆していた。
「カカシさんが求めてくれるなら、俺は……いつでも嬉しいんです」
「そんな濡れた目で熱く俺を見て。せっかく我慢してたのに、知らないよ?」
カカシは既にブラウスのボタンを外し、素肌の熱さを確かめるように手を滑らせていた。
その手が不意に胸の辺りでぴたりと止まり、イルカの身体を引き剥がしてまじまじと見つめた。
「イルカせんせ、これ……この白のレースの……っ」
「あっ! これはその、俺の肌色には白が一番似合うからって、闇夜に押し付けられて」
カカシは尚もじっと見つめ続けていたが、その目が徐々にほの暗い熱に染まっていく。
そして何かに気付いたかのようにカッと目を見開くと、おもむろにスカートをまくり上げた。
「やっ、ちょっとカカシさん!」
「闇、夜……くそっ、悔しいけどいい仕事するな」
ボルドーの暗い色合いの奥に潜む白いショーツは目にも眩しく、一際イノセントな魅力を放っていた。
それは一見普通の物に見えるが、女装用なのか前の膨らみが目立たないよう、芯生地を入れた硬い布で押さえるように仕立ててあった。その部分を隠すように、白のレースがふわりと幾重にも覆っている。
カカシはその硬い前立て部分につーっと指を滑らせると、口の両端をにんまりと持ち上げた。
「こんな硬い生地だと、気持ち良くなった時にツラいかもしれないなぁ」
「……え?」
「確かめてみようか」
さも嬉しげにそう言うと、イルカの返事も待たずにショーツの上からゆっくりと揉み始めた。
イルカはぐったりと重い足取りで自宅に向かっていた。
両手に提げた女装用の荷物も重いが、気持ちはもっと重い。
二人がかりで散々あちこちを弄られ、何種類もの服を着せ替え人形のように着せられ、肌の手入れや化粧法、仕草や挙動の指導までみっちり受けた挙げ句に「今から貴女は女になりきるのよ!」とその姿で帰らせられたのだ。
こんなでかくてもさい女なんている訳ないだろと反論しようとした口は、姿見を見せられたとたんポカンと開いたままになってしまった。
「これくらいの身長の女性なんてモデルやスポーツ選手じゃなくても普通にいるわよ。要は私は最高の女だって自覚が大事なの。それさえあれば、周りは自然にイルカを女性扱いするわ」
心の底から認めたくはないが闇夜の言葉通り、鏡の中には見違えるように魅力的な女がいた。
いや、外見は確かにイルカの面影があるのだが、男の時には微塵もなかったものが幾重にもイルカを覆い、イルカを内側から滲み出る魅力に溢れた女性に仕立て上げていた。
鼻を横切る特徴的な傷痕を消して、眉を整え髭の剃り跡まで完璧に隠した、一見ナチュラルに見えるよう施された精巧なメイク。
手入れを一切してなかった髪は髪専用の美容液(そんな物が存在することすらイルカは知らなかった)で見事に生まれ変わり、これまたナチュラルだが艶やかに顔回りを彩っている。
イルカのいかにも男らしい体型は、ハイネックのブラウスの腰回りのドレープや肩にかけたシックなモーヴのショール、緩やかに広がるボルドーのAラインのロングスカートで見事にカバーされていた。
これなら確かに誰も俺が男なんて思いもしないだろう。
変装のためじゃなければ変態と言われかねない白のセットアップのランジェリーも、もちろん身に着けている。
二人の完璧な仕事ぶりに、急きょ詰め込まれた呪文のような単語の数々にも、イルカはため息をつきながらアパートの自室のドアを開ける。
「あれ、おかえりイルカ先生。ずいぶん今日は早かったんだね?」
「かっ、カカカカカシさん⁉」
カカシがイルカの口寄せのあやかし、ラランとパランを肩に乗せて出迎えた。
今日は木の葉病院に検査に行くと言っていたのに、もう帰っていたのかと焦ったイルカは無闇に両手の紙袋を振り回した。
「いやあのこれはですねっ」
「何かの任務なんでしょ? 待合室にいたら榊君が大荷物抱えて『今行くわよイルカ! あたしが絶世の美女にしてあげるわ!!!』って叫びながら飛び出してったからね」
その様子を思い出したらしく、くすくすと笑いながらカカシが紙袋を持ってくれた。
榊~~~! 守秘義務はどこいったんだよ! とイルカが心の中で叫んでいると、カカシが頭の天辺からフラットシューズの爪先まで無遠慮に視線を往復させた。
「ふぅん、ホントに男には見えないね。榊君すごいなぁ」
「榊と闇夜の二人です」
「そっか、さすがはあの二人なだけあるな。あ、ラランとパランに俺がご飯あげてもいい?」
「はい、お願いします」
イルカの了承を得たカカシは、背を向けてさっさと卓袱台の方に行ってしまった。
一人玄関に取り残されたイルカは、釈然としないまま立ち尽くした。
自分で言うのも何だが、この女装は相当なレベルで綺麗な女性になっていると思ったのにカカシの反応は薄かった。
やはりモテる男はゴージャスな女性など見慣れていて、これくらい何とも思わないのだろうか。
そういえばカカシは一言も褒めるようなことを言わなかった。
イルカはボルドーに塗られた自分の爪に目を落とした。
望んでなった女性ではないが、せめて一言、何か言って欲しかった。見違えたねでも、綺麗だねでも、何でもいいから。
こんな女々しいことを思うのは女装したせいだろうか、それなら女の自覚があるってことだから、闇夜と榊もきっと褒めてくれるだろうなとぼんやり考えていると、なかなか入ってこないイルカを不審に思ったのかカカシが戻ってきた。
「どうしたのイルカ、もしかしてこのまま出立する……イルカ⁉ なんで泣いてるの⁉」
「え……?」
目元に手をやると確かに濡れている。
すごい、ホントに心まで女性になってるみたいだと思ったら、もうダメだった。視界が滲んで涙がぶわっと盛り上がり、ぼろぼろと零れ落ちていく。
「だ、だってカカシさん、私のこと全然褒めてくれない……どうせゴージャスでグラマラスなレディなんていっぱい見てるのよね、だから私なんかどうでもいいのよね⁉」
すっかり女性になりきったイルカは、口調まで榊と闇夜のように女性の言葉遣いになってることにも気付かず泣きじゃくりながら言い募った。
手の甲でごしごしと目を擦っても、アイメイクは全く落ちない。
イルカはその手をカカシの方にぐいと突き出した。
「見てよほら、天道虫本舗のパーフェクトラインだから擦っても大丈夫なのよ。これだけ完璧なメイクでもカカシさんは何とも思わないのよね、私のことなんか……ううっ」
「待って待ってイルカ、違うから!」
「何が違うのよカカシさんのバカッ! おたんこなす! 絶倫上に……」
とてもレディとは言い難い悪口の飛び出す口が、カカシの唇で塞がれた。
柔らかなキスはすぐに性急なものに変わり、ぬるりと入り込んできた舌がイルカの舌を誘う。悪口に固くなっていたイルカの舌も、情熱的な誘いに思わず応えてしばらく踊るように絡み合っていた。
カカシは唇を軽く触れ合わせたままに、とっておきの低く甘い声で囁きかける。
「……だってイルカせんせ、すっごく綺麗なんだもん。でも女装してるところにこんな風になっちゃったら、男の先生を否定してるみたいで傷付けちゃうかと思って」
イルカの腰を引き寄せて押し付けたカカシの下半身は、熱く兆していた。
「カカシさんが求めてくれるなら、俺は……いつでも嬉しいんです」
「そんな濡れた目で熱く俺を見て。せっかく我慢してたのに、知らないよ?」
カカシは既にブラウスのボタンを外し、素肌の熱さを確かめるように手を滑らせていた。
その手が不意に胸の辺りでぴたりと止まり、イルカの身体を引き剥がしてまじまじと見つめた。
「イルカせんせ、これ……この白のレースの……っ」
「あっ! これはその、俺の肌色には白が一番似合うからって、闇夜に押し付けられて」
カカシは尚もじっと見つめ続けていたが、その目が徐々にほの暗い熱に染まっていく。
そして何かに気付いたかのようにカッと目を見開くと、おもむろにスカートをまくり上げた。
「やっ、ちょっとカカシさん!」
「闇、夜……くそっ、悔しいけどいい仕事するな」
ボルドーの暗い色合いの奥に潜む白いショーツは目にも眩しく、一際イノセントな魅力を放っていた。
それは一見普通の物に見えるが、女装用なのか前の膨らみが目立たないよう、芯生地を入れた硬い布で押さえるように仕立ててあった。その部分を隠すように、白のレースがふわりと幾重にも覆っている。
カカシはその硬い前立て部分につーっと指を滑らせると、口の両端をにんまりと持ち上げた。
「こんな硬い生地だと、気持ち良くなった時にツラいかもしれないなぁ」
「……え?」
「確かめてみようか」
さも嬉しげにそう言うと、イルカの返事も待たずにショーツの上からゆっくりと揉み始めた。
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