【Caution!】
全年齢向きもR18もカオス仕様です。
★とキャプションを読んで、くれぐれも自己判断でお願い致します。
★エロし ★★いとエロし! ★★★いとかくいみじうエロし!!
↑new ↓old (カテゴリ内↓new ↑old)
★とキャプションを読んで、くれぐれも自己判断でお願い致します。
★エロし ★★いとエロし! ★★★いとかくいみじうエロし!!
↑new ↓old (カテゴリ内↓new ↑old)
【D】
最近俺は体調が悪い。
「先生!さよーなら!」
「おぅ!また明日な!」
アカデミーの校門の前に立ち、下校する生徒たちの姿を見送りながら、俺はため息をつく。
忍びたる者、体調管理は基本中の基本!って、生徒たちにはいつも教えているのだけれど、教えてる俺自身が体調不良なんて情けなくなる。
「イルカ先生、大丈夫ですか?立っているのが辛いなら、今日はもう帰られた方が」
「あ、いや大丈夫です!来週のテストの原案仕上げないといけなくて、これから作ってきます」
「無理しちゃ駄目ですよ。はい、これどうぞ」
そう言って同僚の女性教師が渡してくれたのは、滋養強壮に効くという黒酢とニンニク、スッポンエキスの入った栄養ドリンクだった。
俺は「はははは……」と苦笑しながらも受け取り礼を言う。
生徒たちが全員下校したのを確認すると、俺は若干ふらふらした足取りで職員室へ向かった。
思えばあの日から調子が狂ってしまった。
新しく担当する授業の教材を書店に買いに行ったとき、誘惑に負けてついうっかりイチャパラの在庫がまだあることを確認してしまったのがいけなかったのか。
イチャパラと言えば伝説の三忍ジライヤ様著の猛烈に破廉恥な本で、一回同僚に借りて読んでみたのだけれど、あまりに刺激的な内容で途中までしか読めなかった。
でも――内心続きが気になっていたんだ。
流石に同僚にもう一回貸してくれとは恥ずかしくて言えないし、ならば自分で買うしかないって思ったんだけど、教師であると言う体裁もあってイチャパラを買うことが出来なかった。
でも気になって気になって仕方がないので、あの日も教材を買うついでに買って帰ろうかと思っていた。
教材を買いながら、さりげなく在庫を確認して、あったら別人に変化して買って帰ろうと思っていたのに。
まさかカカシ先生に見られていたなんて気がつかなかった。
カカシ先生の武勇伝には憧れていたし、階級差を気にせず気さくに接してくれる優しさに親しみも感じていたので「先生は研究熱心ですね」なんて褒められて、つい嬉しくなってしまったのもある。
そんな人が愛読する本はどんな作品なんだろうって、純粋な興味があったのだ。
それがまさかあのイチャパラだったなんて!
「エロいですよ」なんて言いながら見せられた挿絵がもの凄く卑猥で、俺は我慢できずに盛大に鼻血を吹き出してしまった。
恥ずかしいやら、いたたまれないやら、憧れの人を鼻血まみれにしてしまった申し訳なさもあって、俺は逃げ帰ってしまったんだ。
それからだ。
俺がカカシ先生を見ると鼻血を吹くようになってしまったのは。
カカシ先生に恥ずかしい所を見せてしまった情けなさと、あの日のイチャパラのエロい挿絵が浮かんで、我慢しようと思っているのに身体は勝手に鼻血を噴射してしまう。
何度も鼻血を出していたせいか、鼻の粘膜が弱ってしまったみたいで、ちょっとした刺激にも過敏に反応して鼻血が出るようになってしまった。
おかげで常時貧血状態で、忍びにあるまじき失態だ。
そんな俺を心配して同僚たちがさりげなく栄養剤を差し入れてくれたり、最近はなんと!信じられないことに、俺の家の冷蔵庫の中には、栄養満点の食材が連日ぎっしりと差し入れされていた。
一体誰が?と疑問に思ったけれど、すぐにわかった。
ナルトだ。
最近木の葉スーパーの宅配任務に就いているのだ。
足腰の弱ったお年寄りの家などに、食品を配送する任務なのだけれど、Dランクと報酬も低いため任務に就きたがらない者が続出して、受付でも困っていたのを思い出した。
ちょうど手の空いていたナルトが任務を受けることになったのだけれど。ナルト曰くスーパーの店長が、気を利かしてその日余った食材をお礼に分けてくれるのだそうだ。
店長にしてみれば、なり手の少ない任務を受けてくれただけでもありがたいのだろう。
日持ちのしない食材は一人で消化できないからと言って、分けてくれたことがあった。
きっとナルトのやつ、俺が体調不良だと聞いたのだろう。心配して食材を毎日冷蔵庫に詰めていってくれているんだな。気持ちの優しい子だったから。
そう思うと泣けてきた。
ナルトからの差し入れの食材と、同僚の心配りで、日増しに俺の体調も回復していったのだけれど、ここ数日俺は困った事態に遭遇していた。
受付で対応しているくノ一たちが、急に露出度の高い任務服を着るようになったのだ。
一体何が起こったのか?
同僚たちは嬉しい事態に鼻の下を伸ばしきっていたが、俺は内心冷や汗をかいていた。
思わず釘付けになるような巨乳の谷間や、絶対領域?と同僚たちが呼ぶセクシーな任務服から伸びる下着すれすれの太股部分、自分の体の魅力を最大限に生かすことを熟知しているくノ一の中には、日頃から受付職員をその魅力で懐柔して、自分に有利な任務配置や、任務報告書の記載漏れを見逃してもらう等々の恩恵に預かっている者もいて、時折問題になることがあったのだが。
鉄壁の受付スマイルでそれらをはね除けてきた俺も、流石の事態に防御壁が崩れるのを感じた。
このままではまずい。
それでなくても鼻の粘膜が弱っているのだ。またしても鼻血を吹き出すようでは、受付は務まらない。
アカデミーからの帰り道、俺はトボトボと夕暮れの河川敷を歩いていた。
オレンジ色に輝く水面を眺めながら、ため息をついていると、草の生い茂る土手の片隅に落ちている何かを見つけた。
一体何だろう?
ほんの少しの好奇心で、近寄ってみた俺が見つけた物は何と!
イチャパラだった!
なんで?どうして?こんな所に?
疑問は次から次へと浮かんでくるが、ついに俺の弱り切っていた鼻の粘膜は悲鳴を上げ、鼻血が盛大に吹き出した。
俺はだらだらと鼻血を垂らしながら、震える手でイチャパラを掴む。
このまま……拾って貰ってしまっていいのだろうか?
いや、これは落とし物。然るべき所に届けて……と考えて、こんな卑猥な物、例え持ち主がいたところで引き取りに来るとは思えない。
それに、ここは通学路だ。アカデミーの子供たちも通る道だし、水遁の演習をする川辺にも近い。
こんな破廉恥な物、子供たちには見せられない!
俺は大慌てて肩掛け鞄の中に押し込んだ。
だ……誰も見てないよな?
きょろきょろと周囲を確認するがもちろん誰もいない。
そうだ、こんな所にイチャパラを置いたままにしておく方が危険なのだ。
俺の判断は正しい。このまま自宅に持ち帰って、焼却処分する。うん、それがいい。
だけど――その前に少しだけ、気になっていた続きを確認してもいいかもしれない。
俺は鞄の中からティッシュを取り出すと鼻の中に突っ込んだ。
とりあえず、帰ろう。それから考えよう。
そんな俺の姿を見ていた人がいたなんて、この時の俺は知るはずもなかった。
【E】
誰に見られてる訳でもないのに、俺は努めて平常を装って帰宅した。
何でもないいつも通りの日常ですよ、これから普通に帰って普通にメシ食って、普通に風呂に入って寝ますよ~というアピールを、誰よりも自分自身に向かってしながら帰宅した。
――鞄の中に爆弾にも等しい本が入っていることは、できる限り頭から追いやって。
平常を意識しすぎて恐らく挙動不審になってることも分かってはいるが、夢にまで見たイチャパラの現物が鞄の中にあるという事実が、完全に俺を一人の男子にしていた。
しかも思春期真っ盛りの。
意識しないようと意識しすぎて、結局イチャパラに頭を乗っ取られたまま自宅のドアを開ける。
手も洗わずに寝室に直行して、机の上にそうっと鞄を置いた。
フラップをめくって本を取り出し確認の上処分してもいいのだが、まだ俺の『日常を装う任務』は続いていた。
まずはメシを食って風呂に入って。
俺は鞄の上から震える手を乗せて、本がそこにあることを確認する。
今日の日常を全部済ませて――非日常はそれからだ。
冷蔵庫から目についた野菜と肉を片っ端から取り出して、肉野菜炒めを作ってインスタントラーメンに山盛りに乗っける。
風呂ではなくシャワーを浴びて、濡れた髪を拭きながら手早く明日の準備をする。
テストの原案を作る時だけは、機械的ではなく集中して作業を進めた。これは幻術と暗示、催眠術の座学の集大成ともいうべきもので、今年卒業する生徒たちの評価に大きく関わってくるからだ。
ようやく満足のいく原案を作り終えてファイルに入れると、鞄にしまおうとした手が止まった。
イチャイチャパラダイス。
そうだ、これをなんとかしないと。
焼却処分とか、その前に、……かっっっ、確認するとか。
せっかく忘れ去っていた思春期イルカが、元気よく飛び出してきた。
(分かってんだろ? こんなチャンス、二度とないぞ)
いやでもこんな破廉恥な本を、教職に就いてる者が読んでもいい訳ないだろ。
(誰も見てないんだから、バレっこないじゃん!)
いやいや自分を騙すことはできない。それにまた鼻血を出すかもしれないし……
思春期イルカと押し問答をしていると、なんとしてでもこのチャンスを逃したくないヤツが、とっておきの一撃を放ってきた。
(あの写輪眼のカカシが読んでる本だぞ? ……読んでみたくないか? いや、絶対読んでおくべきだと思うけどなぁ~)
そうだ、これはカカシ先生の愛読書なんだ。
肌身離さずいつも手にして、恐らく何度も繰り返し読んでいることだろう。里の誉れがそこまで惹き付けられる何かが、この本にはあるに違いない。
ならば俺も読んでおくべき……だよ、な?
思春期イルカがしてやったりという笑みを浮かべた気がするが、そこは見ないふりをして。
俺はイチャパラを取り出した。
*******************************
「あぁ、やっぱりダメ……こんなのいけないわ」
俺は服の中をまさぐるのをやめなかった。何故なら口では抗いながらも、アケビの手は俺の首の後ろに回ったままだったからだ。
「嫌なら殴ってでも俺を止めろよ。本当はこうして欲しかったんだろ?」
アケビはきゅっと睨み付けると、意地悪な人……と呟いて薔薇の花弁のような唇を押し付けてくる。俺はニヤリと笑いかけると、乱暴にベッドに押し倒した。
きゃっと子猫のようなアケビの悲鳴が上がる。構わずブラウスの胸元に手をかけると、力任せに左右に開いた。釦が弾け飛び、中から豊潤な果実が零れ落ち
*******************************
――鼻の奥に馴染みのあるツンとした感覚があって、俺は一旦イチャパラから目を離した。
気づくと机の前でやや前屈みになりながら、ハアハアと口で呼吸していたようだ。
俺は完全にイチャパラの『俺』と一体化していた。アケビの豊潤な果実を今まさに拝もうとしていた。一人称ってスゲェ。
今のところ、鼻血は気配だけでとどまってくれている。
挿し絵も際どいものはこれからだろうが、もしかしたら完読できるかもしれない希望が湧いてきて、俺は前屈みのままイチャパラ(と箱ティッシュ)を持って、よろよろとベッドに座った。
そしてこれから豊潤な果実がどうなってしまうんだろうと、期待に震える指でページをめくると。
いきなり挿し絵が目に飛び込んできた。
【F】
クッ……!
や、やばい。勃起した。
挿絵、危険。
アケビのおっぱい、最高!
ほんと、ヤバイ。どうしよう。ものすごい熱がアレに集まっていて、もう正直なところ痛い。
とにかく出さないとヤバイ。
ヤルか?
こんなチャンスめったにない。
イチャパラを読みながらオナニー出来るなんて。
でも他人の本を使ってオナニーなんて。
だけど……汚さないように気を付ければ、かまわないんじゃないか? そもそもあんなところに捨て置かれてたんだ。もういらない本なんだろう。だったら。
俺がつかっても、かまわないよ、な?
つぅか、俺もっ、我慢できねぇ!!!
ズボンのチャックをゆっくり下すと、社会の窓からピンクの亀頭が飛び出してきた。
「ちょっとまってろよ。今楽にしてやるからな」
俺はイチャパラを持ったまま、片方の手でペニスを根本まで引っ張り出した。
なんだよ、カチンコチンすぎんだろ、コレ。
どんだけ興奮してんだよ。
本の中では男がアケビの乳首をこねくりまわしている。
”「あっ……アァッ! やぁっやめっ!」”
アケビが嫌だって言ってるんだからやめてやれよと思うけれど、男は胸をまさぐる手を止めはしない。
「ほんとにやめていいの?」って男に聞かれて「やめないでぇ」と答えるアケビ、たまらん。俺もいつか可愛い彼女つくって同じことをやってみたい!!
俺のペニスは先走りの汁をタラタラと流していた。
ヌメリだしたペニスをいつものように扱きあげる。
「ハッハッ……ハンッ!」
やべぇ、声でた。これ、なんだ。今までのオナニーの100倍キモチィイ。
部屋に響くのは自分のムサイ喘ぎ声だけど、かまうもんか。本の中ではアケビがあんなにも喘いでる。
亀頭をこねくりまわしてみたら、射精感がこみあげてくる。一度ここで出してしまってもいいけど、勿体ない気がして、手を止めた。
”「あぁっ!! やだ、もぅっ。焦らさないでぇ」”
女の人って胸を触られると焦れるんだ。へーそうなんだ。
ん!? なになに?
”アケビは自らスカートをたくしあげ、愛液で濡れそぼったパンティを見せつけてきた。
「やぁ……はやく、たすけ……て。も、我慢できな……」
アケビの細い指がパンティのクロッチ部分を掴み、ぐいと端に寄せると、蜜を垂らした桃色の秘穴が露わになった”
ブシャァアアアアアア!!
放出!
あ、あ、あ、アケビ大胆すぎんだろ!?
俺のチンコには刺激が強すぎるっ!
「あぁあああああっ 出ちゃったっ」
「は、ひ!?」
もう、俺固まる。
や、ちょっとまて。これどういう状況??
今、「あぁああああっ 出ちゃったっ」って聞こえた。
気のせいか? 空耳だよな。
……。
うん。気のせいだ。興奮しすぎて頭がおかしくなっただけだ。
「すっごい量でましたね」
は!?
また聞こえてきた。
俺の声じゃない。俺なにも言ってない。
恐る恐る顔を上げると。
ガラス窓の外に、人影が。
額当てを斜めにつけて、銀色の髪を風になびかせているその人は……。
ひぃいいいいいいいいいいい!!!!!
「カカシ先生っ!? いいつからそこにぃいいい!??」
死にたい!!!
見られたっ。
イチャパラ見てオナってるとこ、里の誉れにみられた!
憧れの写輪眼のカカシに見られた!!!
「な、なんでっ、そんなとこにいるんですかっ!?」
俺はもう涙目で。
いやだ。恥かしい。
死にたい死にたい死にたい。
「すみません。先生が手にしてるその本、実は俺のなんです。アカデミー近くの河川敷で拾いましたよね?」
「なっ、なっ、なっ」
「先生、なんで、そんなとこに置いてたんだ。なんで俺が持って帰ったって知ってんだ、って聞きたいんでしょ?」
こくこくと頷く俺にカカシ先生はとんでもないことを言い始めた。
「実はね、あそこに置いておけば先生が持って帰ると思ったんです。先生、イチャパラを読みたいくせに自分で買う勇気が出なかったんですよね? だから読ませてあげたくて」
ちょっとマテ。
頭がついていかない。
なんでっ。カカシ先生が俺にイチャパラ読ませようって思うんだよ。
どうしても読ませたいんだったら普通に貸せよ。
おかしいだろ、こんなの!
他人にオナニーを見られる屈辱。
こんな……こんなっ。
恥かしさと共に強烈な怒りが込み上げてくる。
言ってやるんだ。
今すぐ立ち去れって言ってやるんだ!!
「でもねぇ。まさか精液ぶっかけられるとは思わなかったですよ」
「!?」
驚いて手元の本を見ると、アケビの挿絵にべっとりと白いものが。
まじかよ。まじかよっ!!
「カカシ先生、すみませんでしたっ!!!」
何あやまってんだよ、俺。
だめだ。完全に混乱してる。どう対処していいのかわからない。
「まぁ、いいよ。見ててわかったけど、イルカ先生童貞だよね」
!?
ほっとけ!!!
なんだよ。さっきからめちゃくちゃじゃないか。
「女の抱き方、教えてあげますよ」
「け、け、け、結構です!!」
「女ってね、セックス下手な男を見抜いてるんですよ。それが先生に彼女が出来ない理由」
「ハァッ!? 結構ですっ! 今すぐ帰ってくださいっ」
「ほんとに帰っていいの? ね、ゲンマって昔ぜんっぜんモテなかったんだよ。あいつにね、女の抱き方教えてやったの俺だよ?」
はぁああああん!?
マジかよ。
「ま、イルカ先生がいいなら構わないです。一生童貞やっててください」
一生童貞!?
い、いやだ。それは嫌だっ!
「カカシ先生っ!! 女性の抱き方、教えてくださいっ!!」
*
「じゃぁ、せっかくだからイチャパラに沿って実地でレクチャーしましょうか」
部屋に入ってきたカカシ先生が俺からイチャパラを取り出して読み始めたのが数分前。
本の中の男とアケビは全裸でベッドの上。
だから当然俺とカカシ先生も全裸でベッドの上。
なんでこんなことする必要があるんですか? って聞いたら、女って雰囲気をとても重視する生き物で、雰囲気づくりはとても難しいから実地でやってみたほうがいいって答えが返ってきた。
腑に落ちないものを感じるけれど、自信満々な里の誉れに口答えするわけにもいかないので、流されておくことにした。
”アケビは背後から男のペニスを掴み、細く白い手でゆっくりと扱きはじめた。「ねぇ、すごく固いわ。素敵」”
吐息まじりのカカシ先生の声が俺の耳元で響いている。
首筋に息がかかって、すごくゾワゾワする。
次は何をされるのかと戦々恐々としていると、ゴツゴツした指が、いきなり俺の亀頭を掴んで妙な動きをはじめ、俺は声を張り上げた。
「な、なにするんですかっ。カカシ先生これは流石にっ!」
「ナニって、手淫。女の子ってね、おちんちん擦ってあげたときに、すぐに出しちゃう男は物足りないって思うんですよ。だから他人に扱かれることに慣れておいて」
「・・・・・・」
何かおかしいって思うけれど。本当はやめてほしいけれど。
色々な考えが頭を巡って。
俺はこの人に逆らえない、と思った。
羞恥と怒りと後悔で頬に熱が集まる。
「イルカ先生、興奮してるの? かーわいい」
そんなのどうでもイイから早く続きを読んで欲しい。早く終わればいい。
耳にとろりと流し込まれるカカシ先生の声はとってもヤラらしくて、背筋が凍る思いだ。クセになると、まじでヤバイ。理性だけは飛ばしたくない。
”アケビは胸を男の背中に密着させながら、亀頭をまさぐると、いきなり尿道口に爪を立てた”
「ひぃっ!」
はじめての感覚に俺の唇から悲鳴が漏れる。
「ん。いい声だね。イルカ先生」
腹に回ったカカシ先生の逞しい腕に力が入った。
まるで俺を逃がすまいとするように。
「カカシ先生っ! ほんとに、そんなこと書いてあるんですかっ!?」
「うん。書いてるよ。この先ね、アケビが男の尿道を3ページにわたって攻めるんだけど、イルカ先生が嫌ならここを飛ばしましょう。次、いくね?」
”「アケビっ! もうっ」男の切羽詰まった声にアケビは紅い唇を満足そうに綻ばせた。「いいわ。しゃぶってあげる。私の中に出していいのよ」”
「ふぁあっ!!」
すっごい快感。
俺のペニスが生暖くて湿ったモノに包まれている。
カカシ先生が、俺のモノを咥えている。
キモチイイ。
でも、こんなこと男同士で、するなんて。好きでもないのに。なんで!? 湧き出る嫌悪感を必死で耐える。
「やっっ!! んんっ ンッ ハァッ」
だめだ。キモチイイ。
今までのどんなオナニーよりも最高に気持ちいい。
目の前で銀の髪が激しく揺れている。
ヌチャヌチャと音をたてながら長い舌が俺のペニスに絡みついている。
ダメだ。 出る。
「カカシ先生っ!! やめっ出るっ、出ちゃうっ!」
そのとき、銀髪の美丈夫が上目使いに俺を見て、ニィイッと笑った。
「あっあぁああああああっ」
俺は本日二度目の白濁を放ってしまった。
しかも今度は写輪眼のカカシの咥内だ。
÷÷÷÷÷・÷÷÷÷÷・÷÷÷÷÷
\担当クイズの答/
↓
↓
【D】はやおさん
【E】如月
【F】mogoさん
でした!
それから余談ですが…
イチャパラのヒロインの名前はよんさんが一生懸命考えてくれました!
フルネームは『うかれめアケビ』ちゃんです(・∀・)ノ
うかれめ=浮かれ女でヒロインにぴったり!
よんさんありがとうございました~!
最近俺は体調が悪い。
「先生!さよーなら!」
「おぅ!また明日な!」
アカデミーの校門の前に立ち、下校する生徒たちの姿を見送りながら、俺はため息をつく。
忍びたる者、体調管理は基本中の基本!って、生徒たちにはいつも教えているのだけれど、教えてる俺自身が体調不良なんて情けなくなる。
「イルカ先生、大丈夫ですか?立っているのが辛いなら、今日はもう帰られた方が」
「あ、いや大丈夫です!来週のテストの原案仕上げないといけなくて、これから作ってきます」
「無理しちゃ駄目ですよ。はい、これどうぞ」
そう言って同僚の女性教師が渡してくれたのは、滋養強壮に効くという黒酢とニンニク、スッポンエキスの入った栄養ドリンクだった。
俺は「はははは……」と苦笑しながらも受け取り礼を言う。
生徒たちが全員下校したのを確認すると、俺は若干ふらふらした足取りで職員室へ向かった。
思えばあの日から調子が狂ってしまった。
新しく担当する授業の教材を書店に買いに行ったとき、誘惑に負けてついうっかりイチャパラの在庫がまだあることを確認してしまったのがいけなかったのか。
イチャパラと言えば伝説の三忍ジライヤ様著の猛烈に破廉恥な本で、一回同僚に借りて読んでみたのだけれど、あまりに刺激的な内容で途中までしか読めなかった。
でも――内心続きが気になっていたんだ。
流石に同僚にもう一回貸してくれとは恥ずかしくて言えないし、ならば自分で買うしかないって思ったんだけど、教師であると言う体裁もあってイチャパラを買うことが出来なかった。
でも気になって気になって仕方がないので、あの日も教材を買うついでに買って帰ろうかと思っていた。
教材を買いながら、さりげなく在庫を確認して、あったら別人に変化して買って帰ろうと思っていたのに。
まさかカカシ先生に見られていたなんて気がつかなかった。
カカシ先生の武勇伝には憧れていたし、階級差を気にせず気さくに接してくれる優しさに親しみも感じていたので「先生は研究熱心ですね」なんて褒められて、つい嬉しくなってしまったのもある。
そんな人が愛読する本はどんな作品なんだろうって、純粋な興味があったのだ。
それがまさかあのイチャパラだったなんて!
「エロいですよ」なんて言いながら見せられた挿絵がもの凄く卑猥で、俺は我慢できずに盛大に鼻血を吹き出してしまった。
恥ずかしいやら、いたたまれないやら、憧れの人を鼻血まみれにしてしまった申し訳なさもあって、俺は逃げ帰ってしまったんだ。
それからだ。
俺がカカシ先生を見ると鼻血を吹くようになってしまったのは。
カカシ先生に恥ずかしい所を見せてしまった情けなさと、あの日のイチャパラのエロい挿絵が浮かんで、我慢しようと思っているのに身体は勝手に鼻血を噴射してしまう。
何度も鼻血を出していたせいか、鼻の粘膜が弱ってしまったみたいで、ちょっとした刺激にも過敏に反応して鼻血が出るようになってしまった。
おかげで常時貧血状態で、忍びにあるまじき失態だ。
そんな俺を心配して同僚たちがさりげなく栄養剤を差し入れてくれたり、最近はなんと!信じられないことに、俺の家の冷蔵庫の中には、栄養満点の食材が連日ぎっしりと差し入れされていた。
一体誰が?と疑問に思ったけれど、すぐにわかった。
ナルトだ。
最近木の葉スーパーの宅配任務に就いているのだ。
足腰の弱ったお年寄りの家などに、食品を配送する任務なのだけれど、Dランクと報酬も低いため任務に就きたがらない者が続出して、受付でも困っていたのを思い出した。
ちょうど手の空いていたナルトが任務を受けることになったのだけれど。ナルト曰くスーパーの店長が、気を利かしてその日余った食材をお礼に分けてくれるのだそうだ。
店長にしてみれば、なり手の少ない任務を受けてくれただけでもありがたいのだろう。
日持ちのしない食材は一人で消化できないからと言って、分けてくれたことがあった。
きっとナルトのやつ、俺が体調不良だと聞いたのだろう。心配して食材を毎日冷蔵庫に詰めていってくれているんだな。気持ちの優しい子だったから。
そう思うと泣けてきた。
ナルトからの差し入れの食材と、同僚の心配りで、日増しに俺の体調も回復していったのだけれど、ここ数日俺は困った事態に遭遇していた。
受付で対応しているくノ一たちが、急に露出度の高い任務服を着るようになったのだ。
一体何が起こったのか?
同僚たちは嬉しい事態に鼻の下を伸ばしきっていたが、俺は内心冷や汗をかいていた。
思わず釘付けになるような巨乳の谷間や、絶対領域?と同僚たちが呼ぶセクシーな任務服から伸びる下着すれすれの太股部分、自分の体の魅力を最大限に生かすことを熟知しているくノ一の中には、日頃から受付職員をその魅力で懐柔して、自分に有利な任務配置や、任務報告書の記載漏れを見逃してもらう等々の恩恵に預かっている者もいて、時折問題になることがあったのだが。
鉄壁の受付スマイルでそれらをはね除けてきた俺も、流石の事態に防御壁が崩れるのを感じた。
このままではまずい。
それでなくても鼻の粘膜が弱っているのだ。またしても鼻血を吹き出すようでは、受付は務まらない。
アカデミーからの帰り道、俺はトボトボと夕暮れの河川敷を歩いていた。
オレンジ色に輝く水面を眺めながら、ため息をついていると、草の生い茂る土手の片隅に落ちている何かを見つけた。
一体何だろう?
ほんの少しの好奇心で、近寄ってみた俺が見つけた物は何と!
イチャパラだった!
なんで?どうして?こんな所に?
疑問は次から次へと浮かんでくるが、ついに俺の弱り切っていた鼻の粘膜は悲鳴を上げ、鼻血が盛大に吹き出した。
俺はだらだらと鼻血を垂らしながら、震える手でイチャパラを掴む。
このまま……拾って貰ってしまっていいのだろうか?
いや、これは落とし物。然るべき所に届けて……と考えて、こんな卑猥な物、例え持ち主がいたところで引き取りに来るとは思えない。
それに、ここは通学路だ。アカデミーの子供たちも通る道だし、水遁の演習をする川辺にも近い。
こんな破廉恥な物、子供たちには見せられない!
俺は大慌てて肩掛け鞄の中に押し込んだ。
だ……誰も見てないよな?
きょろきょろと周囲を確認するがもちろん誰もいない。
そうだ、こんな所にイチャパラを置いたままにしておく方が危険なのだ。
俺の判断は正しい。このまま自宅に持ち帰って、焼却処分する。うん、それがいい。
だけど――その前に少しだけ、気になっていた続きを確認してもいいかもしれない。
俺は鞄の中からティッシュを取り出すと鼻の中に突っ込んだ。
とりあえず、帰ろう。それから考えよう。
そんな俺の姿を見ていた人がいたなんて、この時の俺は知るはずもなかった。
【E】
誰に見られてる訳でもないのに、俺は努めて平常を装って帰宅した。
何でもないいつも通りの日常ですよ、これから普通に帰って普通にメシ食って、普通に風呂に入って寝ますよ~というアピールを、誰よりも自分自身に向かってしながら帰宅した。
――鞄の中に爆弾にも等しい本が入っていることは、できる限り頭から追いやって。
平常を意識しすぎて恐らく挙動不審になってることも分かってはいるが、夢にまで見たイチャパラの現物が鞄の中にあるという事実が、完全に俺を一人の男子にしていた。
しかも思春期真っ盛りの。
意識しないようと意識しすぎて、結局イチャパラに頭を乗っ取られたまま自宅のドアを開ける。
手も洗わずに寝室に直行して、机の上にそうっと鞄を置いた。
フラップをめくって本を取り出し確認の上処分してもいいのだが、まだ俺の『日常を装う任務』は続いていた。
まずはメシを食って風呂に入って。
俺は鞄の上から震える手を乗せて、本がそこにあることを確認する。
今日の日常を全部済ませて――非日常はそれからだ。
冷蔵庫から目についた野菜と肉を片っ端から取り出して、肉野菜炒めを作ってインスタントラーメンに山盛りに乗っける。
風呂ではなくシャワーを浴びて、濡れた髪を拭きながら手早く明日の準備をする。
テストの原案を作る時だけは、機械的ではなく集中して作業を進めた。これは幻術と暗示、催眠術の座学の集大成ともいうべきもので、今年卒業する生徒たちの評価に大きく関わってくるからだ。
ようやく満足のいく原案を作り終えてファイルに入れると、鞄にしまおうとした手が止まった。
イチャイチャパラダイス。
そうだ、これをなんとかしないと。
焼却処分とか、その前に、……かっっっ、確認するとか。
せっかく忘れ去っていた思春期イルカが、元気よく飛び出してきた。
(分かってんだろ? こんなチャンス、二度とないぞ)
いやでもこんな破廉恥な本を、教職に就いてる者が読んでもいい訳ないだろ。
(誰も見てないんだから、バレっこないじゃん!)
いやいや自分を騙すことはできない。それにまた鼻血を出すかもしれないし……
思春期イルカと押し問答をしていると、なんとしてでもこのチャンスを逃したくないヤツが、とっておきの一撃を放ってきた。
(あの写輪眼のカカシが読んでる本だぞ? ……読んでみたくないか? いや、絶対読んでおくべきだと思うけどなぁ~)
そうだ、これはカカシ先生の愛読書なんだ。
肌身離さずいつも手にして、恐らく何度も繰り返し読んでいることだろう。里の誉れがそこまで惹き付けられる何かが、この本にはあるに違いない。
ならば俺も読んでおくべき……だよ、な?
思春期イルカがしてやったりという笑みを浮かべた気がするが、そこは見ないふりをして。
俺はイチャパラを取り出した。
*******************************
「あぁ、やっぱりダメ……こんなのいけないわ」
俺は服の中をまさぐるのをやめなかった。何故なら口では抗いながらも、アケビの手は俺の首の後ろに回ったままだったからだ。
「嫌なら殴ってでも俺を止めろよ。本当はこうして欲しかったんだろ?」
アケビはきゅっと睨み付けると、意地悪な人……と呟いて薔薇の花弁のような唇を押し付けてくる。俺はニヤリと笑いかけると、乱暴にベッドに押し倒した。
きゃっと子猫のようなアケビの悲鳴が上がる。構わずブラウスの胸元に手をかけると、力任せに左右に開いた。釦が弾け飛び、中から豊潤な果実が零れ落ち
*******************************
――鼻の奥に馴染みのあるツンとした感覚があって、俺は一旦イチャパラから目を離した。
気づくと机の前でやや前屈みになりながら、ハアハアと口で呼吸していたようだ。
俺は完全にイチャパラの『俺』と一体化していた。アケビの豊潤な果実を今まさに拝もうとしていた。一人称ってスゲェ。
今のところ、鼻血は気配だけでとどまってくれている。
挿し絵も際どいものはこれからだろうが、もしかしたら完読できるかもしれない希望が湧いてきて、俺は前屈みのままイチャパラ(と箱ティッシュ)を持って、よろよろとベッドに座った。
そしてこれから豊潤な果実がどうなってしまうんだろうと、期待に震える指でページをめくると。
いきなり挿し絵が目に飛び込んできた。
【F】
クッ……!
や、やばい。勃起した。
挿絵、危険。
アケビのおっぱい、最高!
ほんと、ヤバイ。どうしよう。ものすごい熱がアレに集まっていて、もう正直なところ痛い。
とにかく出さないとヤバイ。
ヤルか?
こんなチャンスめったにない。
イチャパラを読みながらオナニー出来るなんて。
でも他人の本を使ってオナニーなんて。
だけど……汚さないように気を付ければ、かまわないんじゃないか? そもそもあんなところに捨て置かれてたんだ。もういらない本なんだろう。だったら。
俺がつかっても、かまわないよ、な?
つぅか、俺もっ、我慢できねぇ!!!
ズボンのチャックをゆっくり下すと、社会の窓からピンクの亀頭が飛び出してきた。
「ちょっとまってろよ。今楽にしてやるからな」
俺はイチャパラを持ったまま、片方の手でペニスを根本まで引っ張り出した。
なんだよ、カチンコチンすぎんだろ、コレ。
どんだけ興奮してんだよ。
本の中では男がアケビの乳首をこねくりまわしている。
”「あっ……アァッ! やぁっやめっ!」”
アケビが嫌だって言ってるんだからやめてやれよと思うけれど、男は胸をまさぐる手を止めはしない。
「ほんとにやめていいの?」って男に聞かれて「やめないでぇ」と答えるアケビ、たまらん。俺もいつか可愛い彼女つくって同じことをやってみたい!!
俺のペニスは先走りの汁をタラタラと流していた。
ヌメリだしたペニスをいつものように扱きあげる。
「ハッハッ……ハンッ!」
やべぇ、声でた。これ、なんだ。今までのオナニーの100倍キモチィイ。
部屋に響くのは自分のムサイ喘ぎ声だけど、かまうもんか。本の中ではアケビがあんなにも喘いでる。
亀頭をこねくりまわしてみたら、射精感がこみあげてくる。一度ここで出してしまってもいいけど、勿体ない気がして、手を止めた。
”「あぁっ!! やだ、もぅっ。焦らさないでぇ」”
女の人って胸を触られると焦れるんだ。へーそうなんだ。
ん!? なになに?
”アケビは自らスカートをたくしあげ、愛液で濡れそぼったパンティを見せつけてきた。
「やぁ……はやく、たすけ……て。も、我慢できな……」
アケビの細い指がパンティのクロッチ部分を掴み、ぐいと端に寄せると、蜜を垂らした桃色の秘穴が露わになった”
ブシャァアアアアアア!!
放出!
あ、あ、あ、アケビ大胆すぎんだろ!?
俺のチンコには刺激が強すぎるっ!
「あぁあああああっ 出ちゃったっ」
「は、ひ!?」
もう、俺固まる。
や、ちょっとまて。これどういう状況??
今、「あぁああああっ 出ちゃったっ」って聞こえた。
気のせいか? 空耳だよな。
……。
うん。気のせいだ。興奮しすぎて頭がおかしくなっただけだ。
「すっごい量でましたね」
は!?
また聞こえてきた。
俺の声じゃない。俺なにも言ってない。
恐る恐る顔を上げると。
ガラス窓の外に、人影が。
額当てを斜めにつけて、銀色の髪を風になびかせているその人は……。
ひぃいいいいいいいいいいい!!!!!
「カカシ先生っ!? いいつからそこにぃいいい!??」
死にたい!!!
見られたっ。
イチャパラ見てオナってるとこ、里の誉れにみられた!
憧れの写輪眼のカカシに見られた!!!
「な、なんでっ、そんなとこにいるんですかっ!?」
俺はもう涙目で。
いやだ。恥かしい。
死にたい死にたい死にたい。
「すみません。先生が手にしてるその本、実は俺のなんです。アカデミー近くの河川敷で拾いましたよね?」
「なっ、なっ、なっ」
「先生、なんで、そんなとこに置いてたんだ。なんで俺が持って帰ったって知ってんだ、って聞きたいんでしょ?」
こくこくと頷く俺にカカシ先生はとんでもないことを言い始めた。
「実はね、あそこに置いておけば先生が持って帰ると思ったんです。先生、イチャパラを読みたいくせに自分で買う勇気が出なかったんですよね? だから読ませてあげたくて」
ちょっとマテ。
頭がついていかない。
なんでっ。カカシ先生が俺にイチャパラ読ませようって思うんだよ。
どうしても読ませたいんだったら普通に貸せよ。
おかしいだろ、こんなの!
他人にオナニーを見られる屈辱。
こんな……こんなっ。
恥かしさと共に強烈な怒りが込み上げてくる。
言ってやるんだ。
今すぐ立ち去れって言ってやるんだ!!
「でもねぇ。まさか精液ぶっかけられるとは思わなかったですよ」
「!?」
驚いて手元の本を見ると、アケビの挿絵にべっとりと白いものが。
まじかよ。まじかよっ!!
「カカシ先生、すみませんでしたっ!!!」
何あやまってんだよ、俺。
だめだ。完全に混乱してる。どう対処していいのかわからない。
「まぁ、いいよ。見ててわかったけど、イルカ先生童貞だよね」
!?
ほっとけ!!!
なんだよ。さっきからめちゃくちゃじゃないか。
「女の抱き方、教えてあげますよ」
「け、け、け、結構です!!」
「女ってね、セックス下手な男を見抜いてるんですよ。それが先生に彼女が出来ない理由」
「ハァッ!? 結構ですっ! 今すぐ帰ってくださいっ」
「ほんとに帰っていいの? ね、ゲンマって昔ぜんっぜんモテなかったんだよ。あいつにね、女の抱き方教えてやったの俺だよ?」
はぁああああん!?
マジかよ。
「ま、イルカ先生がいいなら構わないです。一生童貞やっててください」
一生童貞!?
い、いやだ。それは嫌だっ!
「カカシ先生っ!! 女性の抱き方、教えてくださいっ!!」
*
「じゃぁ、せっかくだからイチャパラに沿って実地でレクチャーしましょうか」
部屋に入ってきたカカシ先生が俺からイチャパラを取り出して読み始めたのが数分前。
本の中の男とアケビは全裸でベッドの上。
だから当然俺とカカシ先生も全裸でベッドの上。
なんでこんなことする必要があるんですか? って聞いたら、女って雰囲気をとても重視する生き物で、雰囲気づくりはとても難しいから実地でやってみたほうがいいって答えが返ってきた。
腑に落ちないものを感じるけれど、自信満々な里の誉れに口答えするわけにもいかないので、流されておくことにした。
”アケビは背後から男のペニスを掴み、細く白い手でゆっくりと扱きはじめた。「ねぇ、すごく固いわ。素敵」”
吐息まじりのカカシ先生の声が俺の耳元で響いている。
首筋に息がかかって、すごくゾワゾワする。
次は何をされるのかと戦々恐々としていると、ゴツゴツした指が、いきなり俺の亀頭を掴んで妙な動きをはじめ、俺は声を張り上げた。
「な、なにするんですかっ。カカシ先生これは流石にっ!」
「ナニって、手淫。女の子ってね、おちんちん擦ってあげたときに、すぐに出しちゃう男は物足りないって思うんですよ。だから他人に扱かれることに慣れておいて」
「・・・・・・」
何かおかしいって思うけれど。本当はやめてほしいけれど。
色々な考えが頭を巡って。
俺はこの人に逆らえない、と思った。
羞恥と怒りと後悔で頬に熱が集まる。
「イルカ先生、興奮してるの? かーわいい」
そんなのどうでもイイから早く続きを読んで欲しい。早く終わればいい。
耳にとろりと流し込まれるカカシ先生の声はとってもヤラらしくて、背筋が凍る思いだ。クセになると、まじでヤバイ。理性だけは飛ばしたくない。
”アケビは胸を男の背中に密着させながら、亀頭をまさぐると、いきなり尿道口に爪を立てた”
「ひぃっ!」
はじめての感覚に俺の唇から悲鳴が漏れる。
「ん。いい声だね。イルカ先生」
腹に回ったカカシ先生の逞しい腕に力が入った。
まるで俺を逃がすまいとするように。
「カカシ先生っ! ほんとに、そんなこと書いてあるんですかっ!?」
「うん。書いてるよ。この先ね、アケビが男の尿道を3ページにわたって攻めるんだけど、イルカ先生が嫌ならここを飛ばしましょう。次、いくね?」
”「アケビっ! もうっ」男の切羽詰まった声にアケビは紅い唇を満足そうに綻ばせた。「いいわ。しゃぶってあげる。私の中に出していいのよ」”
「ふぁあっ!!」
すっごい快感。
俺のペニスが生暖くて湿ったモノに包まれている。
カカシ先生が、俺のモノを咥えている。
キモチイイ。
でも、こんなこと男同士で、するなんて。好きでもないのに。なんで!? 湧き出る嫌悪感を必死で耐える。
「やっっ!! んんっ ンッ ハァッ」
だめだ。キモチイイ。
今までのどんなオナニーよりも最高に気持ちいい。
目の前で銀の髪が激しく揺れている。
ヌチャヌチャと音をたてながら長い舌が俺のペニスに絡みついている。
ダメだ。 出る。
「カカシ先生っ!! やめっ出るっ、出ちゃうっ!」
そのとき、銀髪の美丈夫が上目使いに俺を見て、ニィイッと笑った。
「あっあぁああああああっ」
俺は本日二度目の白濁を放ってしまった。
しかも今度は写輪眼のカカシの咥内だ。
÷÷÷÷÷・÷÷÷÷÷・÷÷÷÷÷
\担当クイズの答/
↓
↓
【D】はやおさん
【E】如月
【F】mogoさん
でした!
それから余談ですが…
イチャパラのヒロインの名前はよんさんが一生懸命考えてくれました!
フルネームは『うかれめアケビ』ちゃんです(・∀・)ノ
うかれめ=浮かれ女でヒロインにぴったり!
よんさんありがとうございました~!
スポンサードリンク