【Caution!】
全年齢向きもR18もカオス仕様です。
★とキャプションを読んで、くれぐれも自己判断でお願い致します。
★エロし ★★いとエロし! ★★★いとかくいみじうエロし!!
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『今日も木の葉は平和です…たぶん』シリーズでの時系列順に並べ直したので、pixivとは掲載順が変わってます。
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木の葉の下忍、イルカ参上!(仮)
4
数日後の夜更け…
尋問部にカカシはひっそりと現れた。夜勤の担当者が驚いて尋ねる。
「あれ?はたけ上忍、どうしたんですか?」
「うん、ちょっとね。イビキいる?」
呼ぶまでもなく、イビキがやってきた。
「おう、カカシ。例の霧隠れの抜け忍だろう。こっちは終わったから好きにしていいぞ。何か必要なもんあるか?」
カカシは奥の牢がある方を見ながら
「そーね、可愛いイルカ先生を見た二人とも目を潰して、イルカ先生の腕を斬ろうとした方は腕を落として、あとは適当に。それから霧隠れに捨ててくる」
「そうか、じゃあ向こうまでもつように血止めが必要だな。死んだら見せしめの威力が半減する。虫の息の一歩手前程度がいい」
「痛み止め成分は入れないでよね」
「ああ、分かってるさ」
「ん。ありがとね」
するとカカシはくるりと振り返って夜勤の担当者を見た。
「一応言っとくけど、この事は内緒ね。話が少しでもイルカ先生に漏れたら、君を疑っちゃうかもしれないから。ヨロシク、ね?」
猫のように目を細めてニッコリしたカカシは、だが抜き身の刀のごとき雰囲気を湛えていて。
固まってしまった担当者から視線を外すと、すうっと牢の方へ向かっていった。
「おい、息をしろ」
イビキが背中をパンと叩いてやる。担当者は溺れかけたように息を荒げ、イビキに救いを求めるかのように目で問いかけた。
「別にカカシがサディスティックな訳じゃないさ。あいつは里の看板だ。その恋人に手を出したらこうなるぞって事を、霧の奴らを使って広めるのにいい機会だからな。まぁ、怒ってるのに変わりはないだろうが、この上なく冷静かつ的確に見せしめに仕立て上げるだろうよ。お前もあいつの怒りを買わないよう気を付けろよ」
イビキにも念を押されて担当者はカクカクと頷くと、そっと牢の方をうかがってすぐ目をそらした。
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