【Caution!】
全年齢向きもR18もカオス仕様です。
★とキャプションを読んで、くれぐれも自己判断でお願い致します。
★エロし
★★いとエロし!
↑new ↓old (カテゴリ内↓new ↑old)
★とキャプションを読んで、くれぐれも自己判断でお願い致します。
★エロし
★★いとエロし!
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まずはこちらをご覧ください。
そして感動の奔流で前が見えなくなってください!
手羽さんの『就任前夜』です。
漫画 手羽さん(Twitter)
もうね!
見てこの切なさ溢れるワンシーン!!!!
尊いでしょ拝むでしょ⁉⁉⁉
長年の想いを切々と語りかけるカカシさんと、涙が止まらないイルカ先生…うおおおおおおんおん!
カカイラーにとってこのシーンは最早公式だと思うんですよね(真顔)。
この箱もね、ずっと持ち歩いてたからホントにボロボロで傷だらけだと思うんですよ。
その傷や汚れのひとつひとつを先生は指で辿ってね、どれだけ過酷な状況の中自分を想っていてくれたか、いかにカカシさんが自分を愛し続けてきたか、それを目の当たりにしてもう…もう……うわああああん!
ということで、あまりにも感動したので続きを書かせて頂きました。
というか、ほとんどトランス状態でガガガっと書いた勢いクオリティですが!
しかも続きなので唐突に始まってるけど、それでもよろしければどうぞ~!
就任前夜
「そんな泣かないでよ。いつもみたいに怒るか笑うかして?」
「だって、こ、んな……」
「うん」
「大事な時、に、こんなの、こっ、断れないじゃない、か…っ」
「じゃあ……!」
「はめて、ください……あなたの手で」
カカシは箱から指輪を取り上げると、おずおずと差し出されたイルカの左手、その薬指にゆっくりと輪を通していく。
予め測っていたとはいえ、もう十年近くは経過している。
用意していた当時より少し痩せてしまったイルカには合わないかという懸念は、薬指の付け根にぴたりと収まった指輪を見て霧散した。
知らず知らず強張っていた肩の力が抜け、ふと見上げると。
カカシ以上に緊張したイルカと目が合った。
「こんな時はなんて言えば……」
「えっ? ……誓います、とか?」
するとイルカがふはっと吹き出し、その拍子にまた一粒、涙がこぼれ落ちた。
「まだ何も誓ってないじゃないですか」
「うん、でも俺はずっと誓ってたよ? どんなことがあっても絶対イルカ先生の元に帰るって。俺は共白髪になるまであなたと生きて、それで二人で縁側でお茶を飲むんでしょ? ……あなたが前に言ってたみたいに」
イルカの顔が不意に痛みを堪えるように小さく歪んだ。
「でも……その前にカカシさんは、……あなたは火影だ」
「そうだよ。だから今あなたを繋ぎ止めておきたかったの。先生が俺から逃げる前に」
カカシが六代目に就任するという噂が耳に届き始めてきた頃から、その思いはずっとイルカの中にあった。
一介の中忍である自分が六代目火影の隣に立つなどあってはならない。
その暁には潔く身を退こうと言えば聞こえはいいが、結局は愛する男の気持ちを蔑ろにした、容易い道を選ぼうとしていただけだ。
そんな弱いイルカの逃げ道を、カカシは冷たい金属の優しい枷で塞ごうとしている。
「俺は……あなたに相応しいのでしょうか」
この期に及んでこんな聞き方をする自分は狡い、とイルカは思った。
だがカカシはいつもの、眉尻をへにゃりと下げた笑みで事も無げに答える。
「あなたしかいないでしょ? もういい加減分かってよ。イルカ先生こそ本当に俺でいいの?」
悪戯っぽく質問に質問で返すカカシの、口元に妙な力が入っているのがイルカには分かってしまった。
これはイルカに対して不安になっている時のカカシの秘かな癖だ。
「俺だってあなたしかいません!」
思わず声を荒げると、カカシの表情が分かりやすく緩んだ。
「そう、良かった……嬉しい」
そして指輪の嵌まったイルカの薬指に恭しく口付けを落とす。
「あ、俺、すみません、あの……何も用意してなくて」
この場合、指輪はお互いに交換するものではないのかと、今更になってイルカは焦った。
するとカカシはイルカの両腕を掴むと、自分の首に回させる。
額を合わせると、金属同士が触れ合うカツンという音が小さく響いた。
「とりあえず今はこれで。これからは指輪を嵌めたあなたを肌身離さず生きていきたいの」
「……相変わらず気障ですね」
照れ隠しに尖らせた唇に、カカシの唇がちょんと触れる。
「惚れた男の前ではカッコつけたいでしょ」
くすくすという忍び笑いが、いつしか互いの唇の中に溶けていく。
それは六代目火影就任前夜の二人の――はたけカカシとうみのイルカの、二人だけの秘やかな誓いの夜だった。
【完】
÷÷÷÷÷・÷÷÷÷÷・÷÷÷÷÷
これね、分かりにくいんですけど、カカシさんがイルカ先生の腕を首に回させて「とりあえず今はこれで~」と言ったところ。
今はペアリングが無いから、指輪を嵌めた先生の腕を指輪代わりにってことなんですよね!これだと首輪ですけどね!
だから気障だって先生が言う訳なんですよ。
ホントに分かりにくいわ~(-_-;)
まぁでもプロポーズとご成婚は、カカイラーにとっては何度見ても書いてもたまらんシーンなのでね!
思わず滾ってまた書いちゃいましたけど、書けて嬉しかったです。
ホント手羽さんのこのシーン最高ですわ…ありがとうございました!(拝)
そして感動の奔流で前が見えなくなってください!
手羽さんの『就任前夜』です。
漫画 手羽さん(Twitter)
もうね!
見てこの切なさ溢れるワンシーン!!!!
尊いでしょ拝むでしょ⁉⁉⁉
長年の想いを切々と語りかけるカカシさんと、涙が止まらないイルカ先生…うおおおおおおんおん!
カカイラーにとってこのシーンは最早公式だと思うんですよね(真顔)。
この箱もね、ずっと持ち歩いてたからホントにボロボロで傷だらけだと思うんですよ。
その傷や汚れのひとつひとつを先生は指で辿ってね、どれだけ過酷な状況の中自分を想っていてくれたか、いかにカカシさんが自分を愛し続けてきたか、それを目の当たりにしてもう…もう……うわああああん!
ということで、あまりにも感動したので続きを書かせて頂きました。
というか、ほとんどトランス状態でガガガっと書いた勢いクオリティですが!
しかも続きなので唐突に始まってるけど、それでもよろしければどうぞ~!
就任前夜
「そんな泣かないでよ。いつもみたいに怒るか笑うかして?」
「だって、こ、んな……」
「うん」
「大事な時、に、こんなの、こっ、断れないじゃない、か…っ」
「じゃあ……!」
「はめて、ください……あなたの手で」
カカシは箱から指輪を取り上げると、おずおずと差し出されたイルカの左手、その薬指にゆっくりと輪を通していく。
予め測っていたとはいえ、もう十年近くは経過している。
用意していた当時より少し痩せてしまったイルカには合わないかという懸念は、薬指の付け根にぴたりと収まった指輪を見て霧散した。
知らず知らず強張っていた肩の力が抜け、ふと見上げると。
カカシ以上に緊張したイルカと目が合った。
「こんな時はなんて言えば……」
「えっ? ……誓います、とか?」
するとイルカがふはっと吹き出し、その拍子にまた一粒、涙がこぼれ落ちた。
「まだ何も誓ってないじゃないですか」
「うん、でも俺はずっと誓ってたよ? どんなことがあっても絶対イルカ先生の元に帰るって。俺は共白髪になるまであなたと生きて、それで二人で縁側でお茶を飲むんでしょ? ……あなたが前に言ってたみたいに」
イルカの顔が不意に痛みを堪えるように小さく歪んだ。
「でも……その前にカカシさんは、……あなたは火影だ」
「そうだよ。だから今あなたを繋ぎ止めておきたかったの。先生が俺から逃げる前に」
カカシが六代目に就任するという噂が耳に届き始めてきた頃から、その思いはずっとイルカの中にあった。
一介の中忍である自分が六代目火影の隣に立つなどあってはならない。
その暁には潔く身を退こうと言えば聞こえはいいが、結局は愛する男の気持ちを蔑ろにした、容易い道を選ぼうとしていただけだ。
そんな弱いイルカの逃げ道を、カカシは冷たい金属の優しい枷で塞ごうとしている。
「俺は……あなたに相応しいのでしょうか」
この期に及んでこんな聞き方をする自分は狡い、とイルカは思った。
だがカカシはいつもの、眉尻をへにゃりと下げた笑みで事も無げに答える。
「あなたしかいないでしょ? もういい加減分かってよ。イルカ先生こそ本当に俺でいいの?」
悪戯っぽく質問に質問で返すカカシの、口元に妙な力が入っているのがイルカには分かってしまった。
これはイルカに対して不安になっている時のカカシの秘かな癖だ。
「俺だってあなたしかいません!」
思わず声を荒げると、カカシの表情が分かりやすく緩んだ。
「そう、良かった……嬉しい」
そして指輪の嵌まったイルカの薬指に恭しく口付けを落とす。
「あ、俺、すみません、あの……何も用意してなくて」
この場合、指輪はお互いに交換するものではないのかと、今更になってイルカは焦った。
するとカカシはイルカの両腕を掴むと、自分の首に回させる。
額を合わせると、金属同士が触れ合うカツンという音が小さく響いた。
「とりあえず今はこれで。これからは指輪を嵌めたあなたを肌身離さず生きていきたいの」
「……相変わらず気障ですね」
照れ隠しに尖らせた唇に、カカシの唇がちょんと触れる。
「惚れた男の前ではカッコつけたいでしょ」
くすくすという忍び笑いが、いつしか互いの唇の中に溶けていく。
それは六代目火影就任前夜の二人の――はたけカカシとうみのイルカの、二人だけの秘やかな誓いの夜だった。
【完】
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これね、分かりにくいんですけど、カカシさんがイルカ先生の腕を首に回させて「とりあえず今はこれで~」と言ったところ。
今はペアリングが無いから、指輪を嵌めた先生の腕を指輪代わりにってことなんですよね!これだと首輪ですけどね!
だから気障だって先生が言う訳なんですよ。
ホントに分かりにくいわ~(-_-;)
まぁでもプロポーズとご成婚は、カカイラーにとっては何度見ても書いてもたまらんシーンなのでね!
思わず滾ってまた書いちゃいましたけど、書けて嬉しかったです。
ホント手羽さんのこのシーン最高ですわ…ありがとうございました!(拝)
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