【Caution!】
全年齢向きもR18もカオス仕様です。
★とキャプションを読んで、くれぐれも自己判断でお願い致します。
★エロし ★★いとエロし! ★★★いとかくいみじうエロし!!
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またしても見慣れた天井に、目覚めたイルカはぼうっとそれを眺めた。
やはり例の香炉の煙で眠らされてしまったようだ。二度目ともなると驚きはしないが、何の余韻もなく知らないうちに帰されてしまうことに、どうしようもない虚しさに襲われる。
それにしても、後始末や体を清めるのは誰がやっているのか。
まさか火影自らではないだろうが、あの別邸ではカカシと烏の二人しか見たことがない。護衛は潜んでいるとしても、イルカの面倒まで見させることはないと信じたかった。やはり烏なのかと思うと、行為を見られてたこともあって次にどんな顔で行けばいいのかと頭を抱える。
しばらくそうしていたが、今日もアカデミーと受付だと怠い体を引きずるように起こした。アカデミーはもうすぐ夏休みで、子供たちもそわそわと落ち着かない。こんなぼんやりとしていたら、子供たちにも示しがつかないとベッドから出た。
すると予想していた痛みなどは今回もない。ちゃんと抱かれたはずなのに。
まさか夢だったのかとファスナーを下ろしてズボンの中を覗くと、腿の付け根に赤黒く変色した鬱血痕が目に入った。それに歩くと体の内側に違和感がある。まるで、まだカカシが中にいるような。
――抱いてもらえたんだ。
今頃になって、それを実感する。
そういえば揺さぶられて必死にしがみついていたような気もすると、イルカは自分の手をじっと見た。
微かに記憶に残るのはベストの固い布の感触だけで。
抱かれはしたが、肌を合わせてなどいないのだ。
これが火影の伽役ということなのだと、ぐっと手を握り込む。
「泣くな。分かってたことだろ」
強く自分に言い聞かせると、支度を始めた。
イルカの予想通り、八月に入ると伽に呼ばれる頻度が一気に上がった。
初回から二度目は二週間空いていたのに、週に一、二回はカラスアゲハが飛んでくる。二日連続で呼ばれることもあった。
その間に事務的な用件で書類を手に執務室に行くことも何度かあったのだが、火影は毎回ごく普通の態度で迎える。
穏やかな笑みと、丁寧で気遣いのある態度と。
それが閨のカカシとの対比をいっそう際立たせた。
閨にあっても汗一つかかず、手甲すら外さず抱く男は、同じ六火のベスト姿で執務机の向こうから「お疲れ様でした」とイルカを労う。
その口布を下ろした唇が、イルカの肌を隅々まで丹念に触れ、嬉しげに「やらしい身体」と詰るのに。
恋しい男に性処理役として使われることはこんなにも消耗するのかと、胸がどろりと重くなる。
だが、それでも好きなのだ。
ならば必要とされなくなるまでは伽役の任務を全うしようと、イルカは秘かに心を固めた。
イルカの鎖骨に吸い付いていたカカシが、リップ音と共に唇を離す。
たぶんここも数日は痕が残るだろう。
二度目の伽で内腿の付け根に鬱血痕を残したカカシは、その次の伽でまだその痕がうっすらと残っていることに喜んでいたようだった。その後もやたらと痕を付けたがり、それが消える前に呼び出されるので、イルカの体には赤黒いものから青緑に変色したものまで、服に隠れる場所には常に痕が散らばっていた。
しばらく鎖骨のそれを眺めていたカカシが顔を上げる。
「俺にも付けて」
いわゆるキスマークをカカシの体にも残せということだろうか。色事に疎いイルカはそのやり方が分からなかった。
正直にそう申告すると、カカシが「ふぅん、そう」と薄く笑う。
馬鹿にしたような笑いではなかったが、経験の少なさを暴露させる男が恨めしく、ついそっぽを向いてしまった。
そんなイルカを宥めあやすかのように、カカシは胸元に口づけを落としながら紋紗の袖を抜き、左腕を捧げるようにして持ち上げる。
「見てて」
イルカの二の腕の内側に唇を寄せると、舌で軽く嬲ってから強く吸い付いた。
「ん、……っ」
カカシが顔を離すと、日焼けに無縁な白い二の腕の内側に綺麗な紅色の花が咲いている。
「できる?」
そう言われると、もともと負けず嫌いなイルカに火が付いた。
「できます」
きっぱりと言い切ったはいいが、執務中と全く変わりのないカカシの六火ベスト姿に、肌を晒している場所などほとんどない。まさか腕や頬に付ける訳にもいかないと目線を彷徨わせていると、カカシが三つ折りにした袖を引き上げた。
「ここ」
指し示したのは肘の内側で、白い肌にしっかりとした静脈が何本か浮き上がっている。
その逞しくも美しい腕に、自分が痕を残す。
イルカは小さな昂りを感じながら唇を尖らせてぺたりと肌に付けると、先ほどの感触を思い浮かべながらまずはそうっと舐めてみる。滑らかな肌は仄かな熱を持っていて、カカシの秘めた欲を薄い皮膚越しに感じ取れるようだ。
「もっと口を開けて。ラーメンを勢いよく啜るみたいに吸い上げてみて。いつもやってるでしょ」
不意に放り込まれた日常に、イルカは思わず顔を上げてしまった。
確かにラーメンはよく食べているし、カカシと一楽のカウンターに座ったことも過去には数回あったが。
「そんな風にラーメンを啜ったことなんかありません」
「あなたに分かりやすいように言っただけですよ。他に思いつくのがなかったから。それともバキュームフェラするみたいにって言った方が良かった?」
相変わらず露骨で意地の悪い言い方をするカカシに、イルカは顔をしかめながらまた腕に吸い付く。今度は躊躇なく強く吸い上げると、甲高い小鳥の鳴き声のような音が口元から響いて、驚いて唇を離してしまった。
「うん、上手」
僅かに弾むカカシの声に目を落とすと、肘の内側のちょうど曲がる手前辺りに歪な紅い花が咲いている。
そういえば、自らカカシの肌に唇を付けて味わったのは初めてだ。
青く浮き上がる静脈に咲く一輪の花。
いずれ消えるとは分かっていても、カカシの身体に痕を残せるのは素直に嬉しかった。
それならカカシは、なぜ自分の身体に痕を残したがるのだろうか。
まさか自分と同じ気持ちではないだろうから、火影としての所有欲なのかと思うと胸につきりと痛みが走る。
それを振り払うように、イルカは肘の内側の花に唇を寄せた。
「……今日は積極的じゃない。前回からまだたいして経ってないのに、ずいぶん欲しがりになったね」
カカシの言葉遣いが荒く砕け、語尾に欲が滲む。
するりと伸びた手が、下着を着けていないイルカの股間を弄ぶようにまさぐった。
「そんなに欲しいならさ。ほら、口開けて」
カカシは何かにつけ呪印を見たがる。
全部を言われなくても口を開けて舌を出すと、カカシが立ち上がってズボンのファスナーを下ろした。
取り出したモノは既に緩く芯が通っていて、鈴口が銃口のようにイルカへと照準を合わせ、ゆらゆらと揺れている。
「もっと大きく開けて」
言われるがままに口を開けると、舌の上に熱棒がひたりと乗せられた。つるりとした感触がイルカの舌の上を嬲るように前後する。
「ふふ、いい眺め」
愉悦の滲む言葉が降ってきて、目線だけを上げると目元を仄かに赤くしたカカシと眼差しが絡み合った。
そのままイルカはさらに口を大きく開けると、膨らみつつあるカカシの亀頭を丸ごと含む。
「ぅ、ふぅ……っぐう」
劣情で育ち切ったぺニスは、とてもじゃないが全部入り切らない。口から出ている幹の部分に指を輪にして添えると、カカシがゆるゆると腰を前後させながら黒髪を撫でた。
じわじわと滲む先走りが舌に染み込んでいく。
ぶくりと張り詰めた亀頭が喉の奥の呪印を擦るたび、腹の底から身体の真ん中を快感が駆け上がる。
腰を遣うスピードが早くなった。
時折先端が喉を突き、えづきそうになるのを堪えながらはふはふと息を荒げる。
小さな呻きが落ちてきて、口の中に青臭い苦みがじゅわりと広がった。
「口、そのまま……見せて」
整わない息の中、カカシが請う。
勢いを失ったぺニスを引き抜くと、咥内のものがどろりと垂れ落ちてイルカのあごから胸元に伝った。
舌に刻まれた呪印は白濁にまみれ、舌先から糸を引いて落ちるにつれ炎の形を露わにしていく。
「イルカ……」
ぼうっとしたイルカの耳に名前が届く。
そこに愛おしげな響きが込められているような気がするのは、自分の勝手な願望だろうかと。
まくり上げたままのカカシの腕に色づく痕を眺めながら、イルカは思った。
やはり例の香炉の煙で眠らされてしまったようだ。二度目ともなると驚きはしないが、何の余韻もなく知らないうちに帰されてしまうことに、どうしようもない虚しさに襲われる。
それにしても、後始末や体を清めるのは誰がやっているのか。
まさか火影自らではないだろうが、あの別邸ではカカシと烏の二人しか見たことがない。護衛は潜んでいるとしても、イルカの面倒まで見させることはないと信じたかった。やはり烏なのかと思うと、行為を見られてたこともあって次にどんな顔で行けばいいのかと頭を抱える。
しばらくそうしていたが、今日もアカデミーと受付だと怠い体を引きずるように起こした。アカデミーはもうすぐ夏休みで、子供たちもそわそわと落ち着かない。こんなぼんやりとしていたら、子供たちにも示しがつかないとベッドから出た。
すると予想していた痛みなどは今回もない。ちゃんと抱かれたはずなのに。
まさか夢だったのかとファスナーを下ろしてズボンの中を覗くと、腿の付け根に赤黒く変色した鬱血痕が目に入った。それに歩くと体の内側に違和感がある。まるで、まだカカシが中にいるような。
――抱いてもらえたんだ。
今頃になって、それを実感する。
そういえば揺さぶられて必死にしがみついていたような気もすると、イルカは自分の手をじっと見た。
微かに記憶に残るのはベストの固い布の感触だけで。
抱かれはしたが、肌を合わせてなどいないのだ。
これが火影の伽役ということなのだと、ぐっと手を握り込む。
「泣くな。分かってたことだろ」
強く自分に言い聞かせると、支度を始めた。
イルカの予想通り、八月に入ると伽に呼ばれる頻度が一気に上がった。
初回から二度目は二週間空いていたのに、週に一、二回はカラスアゲハが飛んでくる。二日連続で呼ばれることもあった。
その間に事務的な用件で書類を手に執務室に行くことも何度かあったのだが、火影は毎回ごく普通の態度で迎える。
穏やかな笑みと、丁寧で気遣いのある態度と。
それが閨のカカシとの対比をいっそう際立たせた。
閨にあっても汗一つかかず、手甲すら外さず抱く男は、同じ六火のベスト姿で執務机の向こうから「お疲れ様でした」とイルカを労う。
その口布を下ろした唇が、イルカの肌を隅々まで丹念に触れ、嬉しげに「やらしい身体」と詰るのに。
恋しい男に性処理役として使われることはこんなにも消耗するのかと、胸がどろりと重くなる。
だが、それでも好きなのだ。
ならば必要とされなくなるまでは伽役の任務を全うしようと、イルカは秘かに心を固めた。
イルカの鎖骨に吸い付いていたカカシが、リップ音と共に唇を離す。
たぶんここも数日は痕が残るだろう。
二度目の伽で内腿の付け根に鬱血痕を残したカカシは、その次の伽でまだその痕がうっすらと残っていることに喜んでいたようだった。その後もやたらと痕を付けたがり、それが消える前に呼び出されるので、イルカの体には赤黒いものから青緑に変色したものまで、服に隠れる場所には常に痕が散らばっていた。
しばらく鎖骨のそれを眺めていたカカシが顔を上げる。
「俺にも付けて」
いわゆるキスマークをカカシの体にも残せということだろうか。色事に疎いイルカはそのやり方が分からなかった。
正直にそう申告すると、カカシが「ふぅん、そう」と薄く笑う。
馬鹿にしたような笑いではなかったが、経験の少なさを暴露させる男が恨めしく、ついそっぽを向いてしまった。
そんなイルカを宥めあやすかのように、カカシは胸元に口づけを落としながら紋紗の袖を抜き、左腕を捧げるようにして持ち上げる。
「見てて」
イルカの二の腕の内側に唇を寄せると、舌で軽く嬲ってから強く吸い付いた。
「ん、……っ」
カカシが顔を離すと、日焼けに無縁な白い二の腕の内側に綺麗な紅色の花が咲いている。
「できる?」
そう言われると、もともと負けず嫌いなイルカに火が付いた。
「できます」
きっぱりと言い切ったはいいが、執務中と全く変わりのないカカシの六火ベスト姿に、肌を晒している場所などほとんどない。まさか腕や頬に付ける訳にもいかないと目線を彷徨わせていると、カカシが三つ折りにした袖を引き上げた。
「ここ」
指し示したのは肘の内側で、白い肌にしっかりとした静脈が何本か浮き上がっている。
その逞しくも美しい腕に、自分が痕を残す。
イルカは小さな昂りを感じながら唇を尖らせてぺたりと肌に付けると、先ほどの感触を思い浮かべながらまずはそうっと舐めてみる。滑らかな肌は仄かな熱を持っていて、カカシの秘めた欲を薄い皮膚越しに感じ取れるようだ。
「もっと口を開けて。ラーメンを勢いよく啜るみたいに吸い上げてみて。いつもやってるでしょ」
不意に放り込まれた日常に、イルカは思わず顔を上げてしまった。
確かにラーメンはよく食べているし、カカシと一楽のカウンターに座ったことも過去には数回あったが。
「そんな風にラーメンを啜ったことなんかありません」
「あなたに分かりやすいように言っただけですよ。他に思いつくのがなかったから。それともバキュームフェラするみたいにって言った方が良かった?」
相変わらず露骨で意地の悪い言い方をするカカシに、イルカは顔をしかめながらまた腕に吸い付く。今度は躊躇なく強く吸い上げると、甲高い小鳥の鳴き声のような音が口元から響いて、驚いて唇を離してしまった。
「うん、上手」
僅かに弾むカカシの声に目を落とすと、肘の内側のちょうど曲がる手前辺りに歪な紅い花が咲いている。
そういえば、自らカカシの肌に唇を付けて味わったのは初めてだ。
青く浮き上がる静脈に咲く一輪の花。
いずれ消えるとは分かっていても、カカシの身体に痕を残せるのは素直に嬉しかった。
それならカカシは、なぜ自分の身体に痕を残したがるのだろうか。
まさか自分と同じ気持ちではないだろうから、火影としての所有欲なのかと思うと胸につきりと痛みが走る。
それを振り払うように、イルカは肘の内側の花に唇を寄せた。
「……今日は積極的じゃない。前回からまだたいして経ってないのに、ずいぶん欲しがりになったね」
カカシの言葉遣いが荒く砕け、語尾に欲が滲む。
するりと伸びた手が、下着を着けていないイルカの股間を弄ぶようにまさぐった。
「そんなに欲しいならさ。ほら、口開けて」
カカシは何かにつけ呪印を見たがる。
全部を言われなくても口を開けて舌を出すと、カカシが立ち上がってズボンのファスナーを下ろした。
取り出したモノは既に緩く芯が通っていて、鈴口が銃口のようにイルカへと照準を合わせ、ゆらゆらと揺れている。
「もっと大きく開けて」
言われるがままに口を開けると、舌の上に熱棒がひたりと乗せられた。つるりとした感触がイルカの舌の上を嬲るように前後する。
「ふふ、いい眺め」
愉悦の滲む言葉が降ってきて、目線だけを上げると目元を仄かに赤くしたカカシと眼差しが絡み合った。
そのままイルカはさらに口を大きく開けると、膨らみつつあるカカシの亀頭を丸ごと含む。
「ぅ、ふぅ……っぐう」
劣情で育ち切ったぺニスは、とてもじゃないが全部入り切らない。口から出ている幹の部分に指を輪にして添えると、カカシがゆるゆると腰を前後させながら黒髪を撫でた。
じわじわと滲む先走りが舌に染み込んでいく。
ぶくりと張り詰めた亀頭が喉の奥の呪印を擦るたび、腹の底から身体の真ん中を快感が駆け上がる。
腰を遣うスピードが早くなった。
時折先端が喉を突き、えづきそうになるのを堪えながらはふはふと息を荒げる。
小さな呻きが落ちてきて、口の中に青臭い苦みがじゅわりと広がった。
「口、そのまま……見せて」
整わない息の中、カカシが請う。
勢いを失ったぺニスを引き抜くと、咥内のものがどろりと垂れ落ちてイルカのあごから胸元に伝った。
舌に刻まれた呪印は白濁にまみれ、舌先から糸を引いて落ちるにつれ炎の形を露わにしていく。
「イルカ……」
ぼうっとしたイルカの耳に名前が届く。
そこに愛おしげな響きが込められているような気がするのは、自分の勝手な願望だろうかと。
まくり上げたままのカカシの腕に色づく痕を眺めながら、イルカは思った。
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