【Caution!】

全年齢向きもR18もカオス仕様です。
★とキャプションを読んで、くれぐれも自己判断でお願い致します。
★エロし ★★いとエロし! ★★★いとかくいみじうエロし!!
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部屋に戻ると、先ほどの下働きの逆木が夜食を運んでくれた。
宿泊客ではないので焼き魚と菜に餡をかけたまかないのような丼飯だが、「ほぐして混ぜて召し上がったら、こちらの出汁をかけてお茶漬けにしてくださいませ」とのことで、一日ろくに食事をとっていなかったイルカは勢いよくかっこんだ。

「はぁー、うんまいですね!」
「これはニジマスかな、餡と白米に振った金胡麻が絶妙だね」

座卓に向かい合わせで座り、蜆汁と水菓子に宝石のような葡萄まで出されて恐縮しながらきれいに平らげる。

「もう遅いのでご提供できなかったのですが、こちらは生わさびを摺り下ろして添えるざる蕎麦が名物なので、明日はぜひ召し上がってください」
「いやそんな、客でもないのにご迷惑でしょう。私たちは簡易食糧も持ってますので、どうぞお構いなく」

イルカが遠慮すると、逆木は素朴な風貌を崩してにっかりと笑った。

「忍者さんはお仕事であちこち行かれるでしょう。お気に召していただければ、当館の名を広めて頂けるかと。ですから、どうぞ遠慮なく」

そう悪戯っぽい笑みを浮かべながら食後のお茶を差し出したので、それならと二人とも湯呑みに手を伸ばす。
膳を片付ける逆木に、イルカはふとトビヲのことを思い出して尋ねてみた。

「そういえば、先ほど子宝の湯の洞窟でこちらのご子息をお見かけしたのですが、もう戻られてますか?」
「おや、坊ちゃまでしたら、女将さんと一緒に宴会場にずっとおりましたよ」

ならばやはり自分の見間違いだったのだろうと、イルカは夜食の礼を言った。
逆木が下がった後、部屋の内風呂で交代でサッとシャワーだけ使うことになり、カカシが先に向かう。
イルカは明日の着替えや装備を準備してから、なんとなく窓の外を眺めた。
閑静な森の中に流れる河川風呂、洞窟風呂に滝と野趣あふれる露天風呂は温泉好きのイルカに魅力的なものばかりで、さすがは湯の国だと改めて感心する。

「お先にごめんね。次どうぞ」

頭をタオルで乱暴にガシガシ拭きながら、浴衣姿のカカシが出てきた。
まだ数えるほどしかイルカの家に泊まったこともなく、貸すようなパジャマもないのでTシャツとスウェットパンツのカカシしか見たことがなかったせいか、浴衣の緩く合わされた胸元から覗く白い肌に思わず見惚れてしまう。

「あれ、置いてあったの着ちゃったけど、駄目だったかな」
「えっ、あ、いや! お似合いなので良いと思いますっ」
「そ。先生にそう言われると嬉しいね」

カカシは額当ても口布も取り去っていて、端正な顔が丸見えだった。
それが言葉通り嬉しげに柔らかく微笑んだので、イルカの心臓が大きく跳ねる。
このままだとカカシともっと触れ合いたい、それ以上の事まで望んでしまいそうで、(任務中! 今は任務中!)と心の中で唱えながら風呂に向かった。
急いで汚れと煩悩を洗い流して出ると、座卓が端に寄せられて布団が二つ並べて敷かれている。
そういえば逆木は後で布団を敷きに来ると言っていなかった。きっと忍者の生活スタイルが分からず、客でもないから任せてくれたのだろう。ならば部下であるイルカが準備しておくべきだったと、窓辺の椅子に座っていたカカシに勢いよく頭を下げる。

「私がやるべき仕事を申し訳ありません!」
「あー、ちょっとやめてよ。こんなの手が空いてる方がやればいい事でしょ。それより急いで出てきた? 浴衣がぐちゃぐちゃだし、髪も濡れたままで……ほら、ここ座って」

立ち上がったカカシは苦笑しながらイルカの手を引き、自分の座っていた椅子にイルカを押し込んだ。
そして洗面所からタオルを持ってくると、イルカの後ろに立って濡れ髪を拭き始める。

「あの……、自分でやりますので……」
「もう、野暮なことは言いっこなし。イルカ先生の髪を拭くなんて、嬉しいに決まってるじゃない」

カカシは楽しげに拭いているので、イルカは落ち着かないまま椅子で身を縮めた。
ワシャワシャとタオルを使いながら、時折濡れている箇所の確認なのか髪に指を通す。それがひどくイルカの感覚を、もっとハッキリ言うと性的興奮を静かに煽って、イルカはさらに背を丸め、両足をぎゅっと合わせた。

「気持ちいい?」

やましい気持ちを見透かされたようで、イルカの肩が大袈裟に跳ねる。
だがカカシの声音に閨の響きはなく、単に快適かどうか聞かれているのだと気付くと恥ずかしさで両手を握りしめて俯いた。
カカシはその頭をタオルで包むようにして軽やかに拭き上げると、「はい、おしまい」と目の前のテーブルにタオルを置く。

「さてと、明日からしっかり働くから、今日はもう寝ようか」
「寝っ⁈ はっ、はい! いえ、任務中は駄目です!」

布団に向かいかけたカカシが、目を丸くして振り返った。
その目元はすぐに緩められ、思わずといった風に頬が、口元が緩やかに笑みを作っていく。

「うん、俺もあなたと寝たいのは山々だけど、そうするとセンセの負担ばっかり大きいでしょう? だから、ね」

そう言うと椅子に座ったままのイルカをひょいと抱え上げて、布団へと運んだ。

「今日はこれだけなら許してくれる?」

イルカを布団に横たわらせると、掛け布団を胸元までかけてから顔を寄せてくる。
そして羽のような口づけを頬にひとつ、鼻の傷痕にひとつ。

「おやすみ、イルカ先生」

額にひとつ、それから唇にもひとつ。
一方的にキスされまくったイルカは堪らなくなったが、確かにこれ以上はきっと止まらなくなるだろう。そう考えると掛け布団をかけたのも、イルカから仕掛けてこられないよう、両腕と体を封じたのだとも思える。

「うう〜〜、忍とは忍び耐える者!」

思わず心の内を叫んでしまうと、またしてもカカシの目が真ん丸になった。
それからフハッと吹き出すと、ニコニコしながら犬にするようにイルカの頭をワシャワシャと撫で回す。

「あなたって本当に……」

そして「大好きだよ」と愛の言葉をポイと投げ、布団の上から胸の辺りをポンポンと叩くと、隣の布団におとなしく潜り込んでしまった。



──ぽかりと意識が覚醒する。半分だけ。
ムラムラして眠れないと思ったが、木ノ葉からの移動で体は疲れていたのだろう。
イルカはしばらく天井をぼうっと見上げてから、なんとなく隣のカカシの方に目をやると、心臓が飛び出るかと思った。

カカシの胸の上に、トビヲが立っている。

仰向けに眠っているカカシの、胸の上に両足を揃えたトビヲが立っていて、カカシの寝顔を見下ろしているようだ。
イルカの位置的にはトビヲの顔を仰ぎ見ることができるはずなのに、なぜか顔の辺りは真っ黒な影に覆われていて。
トビヲかカカシか、とにかくどちらかの名を呼ぼうとしたのに、喉が張り付いて声が出ない。ついさっきまで動いていたはずの体も、指一本動かすことは叶わなかった。
トビヲがすうっとしゃがみ込む。
カカシの顔に覆いかぶさるように。
理由は分からないが、このままだとカカシが危険な気がした。
そもそも子供とはいえ、胸の上に乗られたままでは息もろくにできないはずだ。
トビヲ、カカシさんと心の中で交互に必死に呼びかける。
するとトビヲの顔がゆっくりとこちらに向けられた。
真っ黒に塗り潰された顔が。
だがなぜか、その視線がこちらに向けられようとしていることは分かった。
イルカは本能的にぎゅうと目を瞑って──



──ぽかりと意識が覚醒する。半分だけ。
ムラムラして眠れないと思ったが、木ノ葉からの移動で体は疲れていたのだろう。
イルカはしばらく天井をぼうっと見上げてから、なんとなく隣のカカシの方に目をやると、すでに目覚めていたのか片肘を突いてイルカの方をニコニコしながら見つめている。

「おはよう。よく眠れた?」

カカシの笑顔におかしなところは無いように見えた。

「はい、カカシさんはどうでした?」
「俺もよく寝られたぁぁああ」

伸びをしながら呑気に起き上がるカカシに、昨夜の事は夢だったんだろうと結論付け、イルカも起き上がった。
身支度を整え、連れ立って洞窟と滝に分かれる分岐点へと向かう。

「イルカ先生の封印結界術って、そういえば見せてもらうの初めてじゃない? 楽しみだなぁ」
「いやそんな、楽しみにしてもらうほどのものでは! はたけ上忍こそ風遁も素晴らしいそうで、ぜひ勉強させてくださいっ」

お互いに言い合いながら倒木の所に到着すると、イルカは早速札を三枚取り出して周囲にクナイで留めて回った。
さすがに川の中に紙製の札を留めることはできず、イルカ自らが川の中央辺りに立って結界術の起点となる。

「四獣結界術・表」

丑から始まる七つの印を組んで術名を唱えると、札三枚とイルカから見えないチャクラの柱が立ち、左右に広がって繋がり壁となった。

「ふうん、見事なもんだなぁ。これはイルカ先生も結界の一部なの?」
「いえ、俺が起点にはなってますが、結界に取り込まれてはいないので」
「じゃあ内側で起爆札を使っても大丈夫?」
「もちろんです。風水火土雷の全てにも対応できますよ」

印の最後の午を胸元で組んだまま朗らかに答えるイルカに、カカシは一瞬眩しげに右目を細めて、「俺も格好良いところ見せなきゃね」と呟きながら倒木に向き直る。

「土遁 土流壁の術」

両手で河原の砂利を叩いた所から、イルカの結界術を超える高さの土壁が迫り上がった。
カカシは軽やかにその上に立つと、右腕を素早く左から右に振る。
それはとても滑らかで優美な舞いにも見えた。
遅れて聞こえたカカカッという音で倒木に目をやると、起爆札付きのクナイが幹に沿って並んで刺さっている。
と、それらが閃光を放ち、順に爆発していった。
イルカが爆発の振動に耐えながら印を組んだままでいると、壁の上のカカシは河原にひらりと降り立ちながら、ほとんど目で追えないほどのスピードで続けざまに印を組んでいく。

「風遁 烈風掌・風遁 真空連波」

同じ属性とはいえ連続して別の術を、しかも中忍の自分にはとても使えないようなレベルを、とイルカはただただ敬意の眼差しを送った。
いつも穏やかで、時には茶目っ気のある言動をして階級の壁を取り払ってくれていたカカシだが、本当に。
本当に凄腕の上忍なのだと、目の前の男を見て実感させられる。

「あらかた粉砕できたかな。あとは火遁で燃やして始末したいんだけど、まだ保ちそう?」
「あ、はい、大丈夫です!」

そ、と目を細める柔和な笑顔からは想像もつかないほどの、えげつない激しさで青い火柱が結界の中から立ち上がり、すぐさま消える。

「はーい、お疲れさま。じゃあ次いきますか」

川を塞いでいる最大の難所が綺麗サッパリと片付いたので、残りの河原に転がっていたり周囲の森の折れている樹木等を順繰りに回って、時には別行動で始末していく。
日も傾いてきた頃、イルカは洞窟内のチェックがまだ済んでないことをふと思い出し、支流を辿って洞窟の入口の前に立った。
水中に目を凝らしてみると、先ほどの大がかりな風遁と火遁の影響は避けられなかったのか、昨日よりも湯が濁っているように見える。となると洞窟内の状態はもっと悪いかもしれないと、脚絆を外してから裾をまくって湯の中に入った。
露天風呂は全て営業停止のはずなのに、今日も洞窟内は松明を模した灯りで仄明るい。
その程度の明るさでも十分なので水中を透かすように見て回ると、案の定もともと濁っていた湯に細かい枝や泥砂がかなり流れ込んでいた。
イルカはしばらく考え込んでから、この量ならいったん湯ごと全部外に出してしまって、新たに綺麗な湯を流し入れた方が良いと判断を下す。
洞窟の入り口に腰くらいの高さで遮断する結界術を張り、水遁で小さな渦を作ると徐々に大きくして洞窟内の湯を全て巻き上げた。それを外に向けて鉄砲水のように吐き出す。たいした量ではないので湯はすぐ空になり、岩の床がむき出しになった。
すると床に何か紋様のようなものが彫られていることに気付く。
近付いてよく見ると、それは亥の字に似ているが、まるで文字が踊っているかのように優美に描かれていた。

「これは……」
「梵字の『ウーン』だね。するとこの像は観音様じゃなくて、鬼子母神だったのか」

いつの間にか隣に立っていたカカシが、石像と床の梵字を交互に見ながら頷いている。
梵字は忍の必須知識の一つで一文字ごとに意味があり、対応する神仏があるのだ。『ウーン』は鬼子母神を表し子孫繁栄、子授け、安産の御利益があった。
カカシが床の梵字を見つめながら口布を下げる。

「イルカ先生の姿が見当たらなくて探しちゃった。こんな所にいたのね」
「無断ですみません! ここにいろいろ流れ込んで汚れてないか気になってしまって。あとは結界を解いて新しい湯を流し入れれば、ここは完了なので……」

慌てて入口の方に向かおうとするイルカの腕が掴まれた。
不自然なほど、強く。

「……はたけ上忍?」

不審に思ったイルカが振り返ると、腕を引かれて突然唇を塞がれる。
任務中なのになぜ、と抗うが片手で押し返そうとしてもびくともしない。それどころかイルカの首の後ろに手が回され、あっという間に押し倒されてしまった。

「どうしたんですか急に……んぅ、っ」

何とか顔を背けて問いかけても、すぐに唇が追いかけてきて深い口づけを許してしまう。
岩場に押し倒されたのに全く衝撃がなかったのも驚きだが、任務中に何の前触れもなく一方的に迫ってくるなど、カカシらしくないにも程があった。

「まだ任務中ですよ、カカシさん、駄目です!」
「昨夜はあんなに物欲しげな顔してたのに?」

からかうような言葉を投げつけたカカシが信じられなくて、イルカは真正面からまじまじと顔を見返した。
カカシの目には見間違えようのない欲が浮かんでいて、それにイルカが気付いたことを分かっていると、カカシは薄い笑みと共に知らせる。そして布の上からイルカの股間を明確な意図を持って丸く撫で、前立て部分を人差し指で引っかくように下へ辿っていった。
同じ男だから、雄を目覚めさせることなど容易い。
形に沿って揉み込み、擦りながら首筋に舌を這わせ、耳の中に舌を突っ込んでわざとびちゃびちゃ音を立てる。
内腿にぎゅっと力が入ったのを手のひらで察知し、口の両端を引き上げながらイルカのズボンの留め具を手早く外し、脱がせようと引っ張り下げた。

「ほら、腰上げて。忍服汚したくないでしょ」

ここまで煽られたらもう引き返せない。
呼吸が早くなっているのを自覚しながらイルカが腰を上げると、服と下着がまとめて脱ぎ去られた。

「いい子。あんまり準備に時間かけてあげられないから、これでごめんね」

気遣うような言葉と共にポーチから取り出したのは、麻酔成分入りの軟膏だった。
それを指に纏わせると、イルカの後ろに躊躇なく差し入れる。
ぬるりと侵入してくるのは愛しい男の指で、それだけでイルカは任務も今二人がいる場所も忘れた。

「うあ、それ駄目です! 汚いからッ」

カカシは右手でイルカの後ろを解しながら、育った雄を口に含んでいた。

「へんへーのならおいひいから、らいじょーぶ」
「やっ、喋らないで……ぁあ」

イルカが身体の中心に与えられる悦楽に夢中になっていると、ぢゅぱっと音を立ててカカシの熱い口が離れていった。
そしてくるりと身体を返されると、四つん這いの姿勢をとらされる。

「もういいかな。孕めなくなるからゴムは着けないけど」
「孕……? 何のこと……っく、う……ふぅ」

カカシが有り得ないことを口走った気がしたが、挿入の衝撃で吹っ飛んだ。
体内を押し拡げてカカシが奥へ、奥へと進む。
は、はと息を吐いて圧迫感を逃していると、両腕を持たれて上体をぐいと上げさせられた。

「ほら、子宝の神様に見守られてるよ。いっぱい気持ちよくなって、センセの大好きなこどもを授かろうね」
「カカシさ……なに、を……ひぅッ」

腰を思い切り反らすような姿勢のせいか、カカシが腰を前後に動かす度に膨れ上がったカリが、イルカの悦い処を繰り返し抉り上げる。

「あ、あ、……っあ、そこ、やァ……へんになるぅ……っ」
「もっとだよ、センセ。もっともっとイッて」

洞窟の中にイルカの嬌声が反響する。
激しい動きで二人の膝の皮膚が破れ血が滲んでも、それに気付くことはなかった。
限界を超えたイルカの放つ精が岩場に飛び散る。
それは床に彫られた『ウーン』の文字に吸い込まれ、跡形もなく消えた。